働き方

2023/03/07

派遣社員と契約社員どちらが向いている?違いやメリット・デメリットを徹底比較!

著者: パソナ キャリアコーチ

派遣社員と契約社員の違いって何?メリット・デメリットを徹底比較!

派遣社員と契約社員には、一般的に「雇用契約の期間を定めて働く」という共通点がありますが、それぞれの雇用形態の特徴や違いについてご存知でしょうか。今回は派遣社員と契約社員の違いや、それぞれの働き方のメリットとデメリット、よくある疑問についてご紹介します。

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目次
派遣社員と契約社員の違い
派遣社員のメリット
派遣社員のデメリット
契約社員のメリット
契約社員のデメリット
派遣社員と契約社員、自分に向いているのはどっち?
派遣社員と契約社員についてよくある疑問
ライフスタイルにあわせた働き方をしたいなら派遣社員がおススメ!

派遣社員と契約社員の違い

派遣社員と契約社員の一番の違いは、「雇用主が就業先企業かそうでないか」という点です。派遣社員が雇用契約を結ぶ相手、すなわち雇用主となるのが派遣会社であるのに対し、契約社員の雇用主は就業先企業となります。

次に、派遣社員と契約社員に関する基本知識や、それぞれの違いを比較してみましょう。

派遣社員は雇用主が派遣会社であること

派遣社員は就業開始までのプロセスが特徴的です。登録型派遣の場合、まずは派遣会社に登録を行い、希望条件や保有するスキルに合ったお仕事を派遣会社から案内してもらいます。そして、就業が決まった時点で派遣会社と雇用契約を結びます。

そのため、給与の支払いや社会保険の加入などは雇用主である派遣会社が行い、福利厚生も派遣会社が提供するものを受けることができます。なお、業務の指示は、実際に働く就業先企業から受けます。

派遣のお仕事は時給制が多く、契約で担当業務が明確に定められています。そのため、特定領域のエキスパートとして、専門知識やスキルを発揮しやすい働き方と言えます。

契約社員は雇用主が就業先企業であること

契約社員は、正社員やパート・アルバイトなどと同じく、求人に応募して選考を受け、採用されると企業と直接雇用契約を結びます。

労働時間や仕事内容はすべて契約によって定められ、残業や転勤のない契約を結ぶこともあります。給与形態は時給制、月給制、年俸制など、企業によって異なります。また、給与の支払いや社会保険の加入などは就業先企業が行い、就業先から直接業務指示を受けます。

幅広い業務を任されることも多く、広範囲にわたるスキルや経験を身につけることができるでしょう。

※関連記事:派遣とは?派遣の種類や特徴、メリット・デメリットについて解説|みんなの仕事Lab-シゴ・ラボ-

派遣社員のメリット

派遣社員のメリット

派遣社員の代表的なメリットとして、次のような点が挙げられます。

希望に近いお仕事を選ぶことができる

派遣会社は、登録時にヒアリングした希望条件やこれまでの経験、保有しているスキルなどをもとに、なるべく希望に近いお仕事を案内します。ただし、希望に沿わなければ断ることができますし、登録後しばらくは希望のお仕事が見つかるまでじっくり探すという選択肢もあります。

自分で求人情報を探して応募・面接などの選考を受けなくても良いため、効率的に転職活動を進めやすいでしょう。また、契約満了後も希望に応じて、次のお仕事の案内や今後のキャリアの相談に乗ってもらうことができます。

就業先企業との交渉は派遣会社が行ってくれる

就業前の就業先企業との顔合わせ(事業所訪問)やお仕事スタートの初日などにも、派遣会社の担当者が立ち会うので安心です。

また、就業中に業務上で何か困ったことがあった際には、派遣会社が就業先企業と派遣社員の間に入って相談に乗り、調整を行います。業務内容などの変更に応じ、契約更新時の時給アップの交渉も派遣会社が担当します。

就業先企業に直接言いにくいことも、派遣会社を通すことで伝えやすいというメリットがあります。

福利厚生や研修など派遣会社のサポートを受けられる

派遣社員も一定の条件を満たせば社会保険に加入可能です。また、独自の休暇制度や優待などの福利厚生メニューが充実している派遣会社もあります。派遣会社の登録時には、給与だけでなく、福利厚生の内容も確認しておきましょう。

派遣会社が実施するスキルアップ研修や資格対策講座などに参加することも可能。実務に役立つスキルや資格を取得すれば、さらにお仕事の幅が広がるでしょう。

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派遣社員のデメリット

派遣社員のデメリット

ある方にとってはメリットであることも、別の方にはデメリットと感じることも。続いては、デメリットと感じるかもしれない点をご紹介します。

お仕事は契約で定められた業務内容に限られる

派遣社員は契約で定められた範囲内のお仕事を担当します。専門性を活かして働けるのが派遣のメリットではありますが、裁量権の大きいお仕事などをしたい方にとってはミスマッチが生じるかもしれません。なお、派遣期間中に業務範囲の変更が生じるときには、契約を取り直すケースがあります。

ひとつの会社で経歴を深めていけない

同一の就業先で勤務できる期間には限りがあるため、ひとつの会社で長期的なキャリアを積みたい方には派遣は不向きかもしれません。

派遣社員として働く人の多くは、さまざまな会社を経験しているからこそ得られるスキルを武器にしています。複数企業で働いた経験によって得た業務スキル、柔軟な対応力、コミュニケーションスキルなどは、どのような会社でも通用することでしょう。

高時給のお仕事は専門性やスキルが必要になる

派遣のお仕事には未経験からチャレンジできるアシスタント業務などもありますが、高時給のお仕事に就くためには専門的なスキルや実務経験、資格などが求められることも。

自らが積極的にスキルアップや資格取得などに取り組む必要があるため、派遣会社の研修や講座を活用するのもおススメです。

契約社員のメリット

契約社員のメリット

次に、契約社員のメリット・デメリットについてもご紹介します。派遣社員の特徴と比較しながら、自分にはどちらが合っているのか考えてみましょう。

ひとつの会社でさまざまな業務を経験できる

派遣社員と比較して、業務内容や就業条件などの契約内容の交渉がしやすいのが特徴です。契約内容にもよりますが、直接雇用である契約社員は、さまざまな業務を担当するケースもあります。また、企業によっては、正社員と同様に、一定の裁量のあるお仕事を任されることも。

「幅広い業務を一定期間経験し、汎用性の高いスキルを身につけて、次のキャリアに活かしたい」といった明確なキャリアプランを持つ人などにメリットのある働き方と言えるでしょう。

派遣社員よりも長い雇用形態が存在する

契約社員も派遣社員と同じく働く期間に定めがあります。2013年に改正労働契約法として「契約社員を通算5年雇用した場合、期間の定めのない無期雇用に転換しなければならない」という法律が施行されました。これは一般的に「契約社員の5年ルール」と言われるものです。

これにより、契約社員として同一組織で働ける最長期間は、契約更新を含めて5年となりました。

ボーナスの支給がある

会社によっては、昇給や賞与が支給される可能性があります。雇用先の就業規定に基づくため、契約時に確認しておきましょう。

契約社員のデメリット

契約社員のデメリット

契約社員のデメリットもチェックしておきましょう。

転職活動の労力が大きい

契約社員の場合、正社員などの転職活動と同様に、求人情報の収集、企業研究、応募書類の作成、面接日程の調整、面接などのプロセスを経て、採用が決まります。転職エージェントなどのサポートを利用する方法もありますが、採用決定までは一定の選考期間と労力がかかることを見越しておきましょう。また契約満了後、次のお仕事を探す際の転職活動もすべて自分で行う必要があります。

契約更新時の条件交渉などを自分で行う必要がある

契約満了で退職するか契約更新するかはその人や企業の状況次第ですが、契約更新時の条件交渉などを自分で行う必要があります。特に昇給についての交渉では、部署への貢献度や実績などを具体的に提示する必要があるでしょう。

派遣社員と契約社員、自分に向いているのはどっち?

派遣社員と契約社員、どちらにもメリット・デメリットがあります。自分はどちらの方が向いているのか、チェックしてみてください。

派遣社員に向いている人

大手企業で働きたい人、給与交渉などを派遣会社に行ってもらいたい人、自分にどのようなお仕事が合っているのかをいろいろ経験して見極めたい人などに向いていると言えます。業務内容が契約で定められているため、得意な分野で専門性を磨きたい人にもおススメです。

契約社員に向いている人

契約社員は正社員と同様に責任レベルの高い業務を行います。更なるスキルアップを狙いたい人や、ゆくゆくは正社員として働きたいという思いが強い人に向いていると言えるでしょう。

派遣社員と契約社員についてよくある疑問

派遣社員と契約社員についてよくある疑問

ライフスタイルにあわせた働き方をしたいなら派遣社員がおススメ

ライフスタイルが多様化するなか、これからの時代はそれぞれの雇用形態のメリット・デメリットを理解し、自分に合った働き方を選ぶことが大切です。「結婚・出産など、それぞれのライフステージにあわせて柔軟に働きたい」「希望の条件から今の自分に合ったお仕事を選びたい」という方は、派遣という選択肢を検討してみるのもおススメです。

また、派遣会社が就業先企業と派遣社員の間に入って、さまざまなフォローしてくれることも、働きやすさの面での大きなメリット。今後の仕事探しの際は、ぜひ「派遣」という選択肢も加えてみてはいかかがでしょうか。

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