働き方

2017/06/06

徹底比較!派遣社員と契約社員、自分に向いているのはどちら?

著者: パソナ キャリアコーチ

徹底比較!派遣社員と契約社員、自分に向いているのはどちら?

「派遣社員」と「契約社員」は、いずれも「有期雇用」という共通点はあるものの、双方にはさまざまな違いがあります。それぞれの特徴を考えたうえで、自分に向いている働き方を探ってみましょう。さらに、パソナ独自の「プロジェクトスタッフ」という働き方についても解説します。

派遣社員と契約社員の違いって?

一番大きな違いは、就業先との雇用関係です。派遣社員が雇用関係を結ぶのは、派遣元である派遣会社です。実際に就業し、指揮命令を受けるのは派遣先の企業ですが、給与の支払いや社会保険の手続きなどはすべて派遣元が行います。それに対し、契約社員は就業先の企業と直接雇用契約を結び、給与も就業先から支払われます。その他の違いはこちら。

給与

派遣社員:主に時給制。
契約社員:主に月給制だが年棒制のケースも。交通費は別途支給されることが多い。

福利厚生

派遣社員:派遣元の福利厚生を受ける。
契約社員:住宅手当をはじめ、正社員とは異なった制度が設定されているケースもある。

賞与

派遣社員:賞与なしの契約が多い。
契約社員:契約内容によっては支給されることもある。

契約終了後

派遣社員:派遣元から新たな仕事の案内を受けられることもある。
契約社員:自分で就職活動をする必要がある。

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派遣社員と契約社員のメリット・デメリット

派遣社員と契約社員は、どちらも仕事内容や勤務地などの条件が決まっているため、ひとつのことに集中してスキルアップしたい人や、プライベートの時間を大切にしたい人にはメリットのある働き方です。また、契約社員の場合は契約期間満了で退職した場合は失業保険の給付制限(3か月待期)がなく、すぐに支給されるという点も挙げられます。1つの契約期間中は昇給や昇格がなく、契約更新が保証されていないといった点はあるものの、自分で目的意識を持って新しいスキルを次々と磨きたい人にとっては、魅力的な雇用形態といえるでしょう。

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こんな働き方も!パソナのプロジェクトスタッフ

パソナでご案内しているお仕事のひとつに、「パソナの契約社員として働く」というものがあります。それは、自治体や企業でパソナが受託した案件に従事する「プロジェクトスタッフ」という働き方。クライアントから受託したプロジェクトごとにパソナの専門チームを立ち上げ、パソナのプロジェクトマネージャーの元で業務を行います。受託する業務は、基本的に長期のプロジェクトとなり、官公庁や自治体、大手企業などの窓口業務やコールセンターなど様々。実際に働くのは請負先や受託先企業がほとんどですが、業務の指示を受けるのがパソナというのが派遣との大きな違いです。

自分に向いているのは?タイプ別・おすすめの働き方

派遣社員に向いているのはこんな人

  • 条件交渉や日々のフォローなど、派遣会社に間へ入ってもらいサポートしてほしい人
  • 勤務時間や業務内容などを明確にし、決められた範囲の中で働きたい人
  • 契約期間満了後もお仕事を案内してほしい人

契約社員に向いているのはこんな人

  • 条件面を会社と直接交渉したい人
  • ボーナスや交通費などの条件を優先したい人
  • どんどん業務の幅を広げたい人

プロジェクトスタッフに向いているのはこんな人 ※パソナの場合

  • 官公庁などの職場で安定したお仕事をしたい人
  • 未経験者やお仕事復帰をしたい人
  • 契約が終わった後に別のお仕事を案内してほしい人

まとめ

今回ご紹介したほかにも、派遣社員・契約社員それぞれにメリットやデメリットがあります。それぞれの特徴を見極めたうえで、自分のライフスタイルや将来の目標に合った働き方を選択してくださいね。上でご紹介したプロジェクトスタッフについて興味があるという方も、ぜひパソナにお問い合わせください。

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