「パレット(PALLET)とスキッド(SKID)って何が違うの?」

こんにちは!貿易女子2年生、ゆにです。貿易事務のお仕事にもかなり慣れてきましたが、まだまだ知らないこともいっぱい。今日も「スキッド」という言葉を初めて耳にしました。そんなわからないことがあったときは喫茶カイコクへ。ここのマスターは、かつて商社に勤めていらっしゃった貿易のエキスパート。私は貿易のことで気になることがあったら、マスターに教えていただいているんです♪
マスター、こんにちは。今日もご相談があるんですけど、お話しても大丈夫ですか?
ええ、私でよろしければ。
先日、輸出業務でフォワーダーさんの倉庫に荷物を出荷したんです。それで、私は社内の担当者から「1パレットに荷物を積んでいるから」と聞いていたので、フォワーダーさんに「パレットです」とお伝えしていたんですね。すると今日、「貨物はパレットじゃなくてスキッドでしたよ。パッキングリスト、修正してくださいね。」と連絡が入ったんです。書類の修正はしたんですけど、その違いがいまひとつわからなくて…。
なるほど。パレットとスキッドの違いですね。よく間違えてしまうと聞きますね。
どう違うんでしょうか?
これは絵に描いた方がわかりやすいので、ちょっと描いてみましょうか。パレットは底に板があるのですが、スキッドは底に板がないんですよ。だから現場では、スキッドは「下駄」とも呼ばれています。
- パレット(Pallet)
- スキッド(Skid)
なるほど。絵で見ると違いがよくわかりました。ちなみにスキッドはどんなときに使われるんですか?
そうですね、段ボール箱に入らないような機械類など少し大型のものに使われます。スキッドと対象貨物を紐でくくりつけ、固定して使われるんですよ。パレットと同じようにただ貨物を上に積むときにも使われていることもあるようですが…。
なるほど~よくわかりました。いつもいろいろと教えていただき、ありがとうございます!
いえいえ、どういたしまして。さて、カフェラテができましたよ。ごゆっくりしていってくださいね。