「バンニングプランって何?フォワーダーが作成すると聞いたけれど、よくわからない…(汗)」
みなさん、こんにちは!貿易女子3年生、ゆにです。みなさんは、仕事のことで頼れる先輩はいますか?社内の先輩も頼れる方ばかりなのですが、私には頼れる先輩が社外にもいるんです!それは喫茶カイコクのマスター。もともと商社に勤務されていた方なので貿易に詳しく、とてもやさしく教えてくださるんですよ。今日もお気に入りのカフェラテをいただきながら、マスターに相談です♪
マスター、今日もちょっとお聞きしたいことがあるのですが、今ご相談しても大丈夫でしょうか?
ええ、もちろんですよ。
今日の帰り際に、先輩が新規の輸出案件でフォワーダーさんに電話をされていて、そのときに「バンニングプラン」って言葉を聞いたんです。「バンニング」なので、貨物をコンテナに積み込むことだと思うのですが、バンニングプランってどういうものなんですか?
バンニングプランというのは、ゆにさんがおっしゃる通り、貨物をどのように積み込むかという計画書になりますね。コンテナに積み込むときだけでなく、コンテナには入らない貨物を在来船に載せるときにも作成されています。
そうなんですね!
同じサイズのカートンボックスに入ったような貨物の場合は、パレットやスキッドに貨物をいくつ積むことができるか計算するのはさほど難しくないですし、フォワーダーも輸出者にバンニングプランを提出することはあまりありません。でも、違ったサイズの箱がたくさんあったり、高さや幅のある貨物など変形貨物を輸送したりする場合には、どれくらいの量がコンテナに詰められるのか、安全に輸送できるかなど、フォワーダーがシミュレーションして図に落とし込み、そのバンニングプランを見せてくださることがあります。
※関連記事:「パレット(PALLET)とスキッド(SKID)って何が違うの? 」
へぇ~!図で見せていただければ、輸出者サイドもわかりやすいし、助かりますね。
そうなんです。今度、先輩から見せてもらうといいですよ。
そうですね!マスター、いつもありがとうございます。今日も勉強になりました。
どういたしまして。では、ごゆっくりしていってくださいね。