【ビジネス英語】意外と知らないアポストロフィー(’)〜所有を表すとき~
“apostrophe(アポストロフィー)” には「復数・所有・省略」といった意味の使い方がありますが、今回はその中で「所有」を表す際の使い方やルールについて詳しくご紹介します。
「所有」を表す“apostrophe” をマスターしよう!
英語で「所有」を表す時、次の3つの使い方が挙げられます。
① 所有格の人称名詞
② 「人」の後に “apostrophe” と小文字の「s」
③ 前置詞の “of” を使用して 「A of B」
それでは、3つの使い方をそれぞれご説明しますね。
①所有格の人称名詞
“my / your / their” のような単語のこと。単語そのものに所有を表す意味があるので、“apostrophe” や前置詞は不要です。
“My hat” (私の帽子)
“Your cap” (あなたの帽子)
②「人」の後に “apostrophe” と小文字の「s」
主に「人」が所有するときに使用します。
“The player’s uniform” (その選手のユニフォーム)
“A doctor’s white gown (coat)” (医者の白衣)
③ 前置詞の “of” を使用して 「A of B」
主に「人以外のもの」に属するとき使用します。
“The display of your PC” (パソコンの画面)
“A winner of the tournament” (その大会の優勝者)
ただし、「人以外のもの」の後部に “apostrophe + s” を付けて「B’s A」のかたちで表すこともあります。
“A car’s engine” (車のエンジン)
※関連記事:「意外と知らないアポストロフィー( ’ )、いつ使う?どんな意味がある?」
所有を表す“apostrophe”で覚えておきたい2つのルール
ここで、②「人」の後に “apostrophe” と小文字の 「s」を加えて表す際に、覚えておくべき2つのルールを補足しておきます。
1つ目は、「人」を表す単語は複数名詞でもOKであるということ。例えば、“men / women / children” など、単語そのものが複数を表す人称名詞です。単数名詞と同様に、単語の最後に “ ’ s” をつけて表すことが可能です。
“Men’s room” (男性用トイレ)
“Children’s room” (子ども部屋)
2つ目は、所有者を表す単語が 「s」 で終わる場合は、後ろに “apostrophe” だけをつけて「s」を省くこと。もし、「s」も同時につけると単語の最後が “~s’s” とsが続いてしまうので、なかなか見づらいですよね…。誤読を避ける意味もあると思うのですが、最後の “s” は省略して、スッキリとしたかたちで表します。
“Ladies’ health club” (女性専用フィットネス)
“Teachers’ meeting” (職員会議)
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