スキル

2019/04/24

経理の実務経験って?経験がなければ、簿記を取得しても転職は難しい?

「経理は実務経験がないと転職できない」「簿記3級を持っていても意味がない」……そんな話を耳にしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな風に聞くと、これから経理を目指そうと思う方はなんだか不安になってしまいそうですが、実際のところはどうなのでしょうか。

今回は、実務経験ゼロの未経験者が経理職に就くための方法や、簿記資格取得の必要性について、詳しくご紹介していきます。

目次
経理職が実務経験を重視される理由とは?
経理における業務レベルや実務経験の基準について
経理未経験者の簿記取得は業務に必要な知識を持つ証し
派遣なら実務経験なしでも経理のお仕事を始められるチャンス大!

経理職が実務経験を重視される理由とは?

前述の通り、「資格を持っていても意味がない」という意見を耳にすることも多い経理のお仕事。それは、企業やポジションによっても異なりますが「実務経験が重視される」傾向があるからです。この理由には、以下の2つが挙げられます。

理由① 必要な専門知識が多い

経理業務には、大きく分けて次の3つがあります。
・日次(日常)業務:仕訳、現金・預金管理、経費精算、伝票起票、経理システムへの入力など
・月次業務:支払い、入金確認、売掛・買掛の管理、請求書の発行など
・年次業務:年次決算、連結決算、税務報告、開示資料の作成など

経理初心者の方は、経理システムへの入力や現金・預金管理、仕訳といった日次・日常業務からスタートして、段階的に月次、年次業務もできるようにステップアップしていくのが一般的です。

業務範囲が広がるにつれて、簿記の知識はもちろん、税法の知識、決算書作成、経営分析などの専門知識が身につきます。そのため、実際に「この業務を担当していた」という実務経験があれば、転職の際にも有利になりやすいのです。

理由② 会社の規模や業種によって求められるスキルが異なる

経理職は、会社の規模や業種によっても、業務内容が異なる場合があります。業務が細分化されている大企業では、担当する分野に関する専門知識が求められ、経理スタッフが少ない中小企業では、幅広い経理業務に対応できるスキルが求められる傾向にあります。

また、特徴的な経理業務が存在する業種のひとつが建設業です。建設業は工期が長いため、他の業種とは異なる計上方法を用いて当期損益計算書を作成します。また、医療法人にも独自のルールが存在し、一般的な企業とは異なる勘定科目を用いる場合があります。

このように、会社の規模や業種によっても経理に求められるスキルが異なり、自分のスキルと企業の要望がマッチするかを考慮する必要があるのです。

経理における業務レベルや実務経験の基準について

先ほど、経理の業務内容について少しご紹介しましたが、実務経験が重視される経理の業務レベルはどのようなものなのでしょうか?

具体的な業務内容は、企業やポジションによっても変わってくるため一概には言えませんが、経理の業務レベルは、次の3つに分類されます。STEP1、STEP2、STEP3と進むごとに担当業務の幅が広がり、専門知識や経験も必要になります。

【STEP 1】日常経理~月次補助

仕訳、伝票・請求書の処理、現預金管理、手形管理、売掛・買掛管理、会計、帳簿の作成、月次決算処理の補助など

【STEP 2】月次決算に関する一連処理

STEP1のお仕事にプラスして、月次決算、試算表作成、総勘定元帳作成、棚卸表作成、年次決算準備の補助など

【STEP 3】年次決算に関する一連処理

STEP2のお仕事にプラスして、年次決算、決算書作成、キャッシュフロー計算書作成、有価証券報告書作成、原価計算、引当金計上、連結決算、税金計算、納税申告など

実務経験を評価する際、経験年数も基準のひとつになりますが、企業規模によっても業務範囲が異なるため、経験年数だけで一概に判断することはできません。そこで重視されるのが、上記の業務レベルや担当業務の範囲なのです。

一般的に、未経験者はアシスタント職として日常経理から実務をスタートして、数年の経験を積んだ後に、年次決算業務も任されるようになるケースが多いようです。

経理未経験者の簿記取得は業務に必要な知識を持つ証し

冒頭でご紹介した経理の実務において、「簿記3級を持っていても意味がない」というのは、誤りです。

簿記とは、専用のルールに従ってお金の出入りの履歴を帳簿に記録することです。経理は、この「簿記」の方式を使ってお金の管理を行っているため、経理職にとって簿記は必須の基礎知識となります。そのため、簿記3級程度を取得していれば、「実務に必要な基礎知識を持っている」と証明することができるでしょう。

たしかに、簿記3級の知識だけでは、すべての経理実務ができるわけではありませんし、ポジションによっては専門の経験・スキルを求められることもあるでしょう。ただ、経理アシスタントとして経理の入り口に立つためには、とても有効な資格です。

さらに、簿記3級は経理だけではなく、営業や管理部門でも活かすことができる資格でもあります。独学でも取得しやすいので、ぜひチャレンジしてみましょう。

※関連記事:『経理を極めたい方へ!初心者から着実にSTEP UPする方法を教えます

派遣なら実務経験なしでも経理のお仕事を始められるチャンス大!

近年の有効求人倍率からも分かる通り、経理・会計系職種の求人募集も増加傾向にあります。しかし、経理職の場合、実務経験者の方が有利になるケースもあるのが現状です。そこで、未経験から経理のお仕事にチャレンジしたいという方は、派遣という選択肢も検討してみてはいかがでしょうか。

派遣なら、未経験からスタートできる経理アシスタントのお仕事も多数。まずは、経費精算や交通費精算などを行う業務からスタートして、次のお仕事で経理・会計・財務職にキャリアアップする方も大勢いらっしゃいます。これらの業務を行いながら、簿記の勉強や資格取得にチェレンジすれば、着実にスキルを身につけることができるでしょう。

パソナなら、来社面談時に、未経験から経理のお仕事にチャレンジするための具体的もアドバイスも行っていますので、興味がある方はぜひパソナにご相談くださいね。

参考サイト:

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