キャリアアップ

2022/04/04

未経験者が経理に就きたいなら派遣から始めるのがおススメ!

著者: パソナ キャリアコンサルタント(経理担当)

未経験者が経理に就きたいなら派遣から始めるのがおススメ!

未経験から経理のお仕事に就くことができるのか気になっている人は多いのではないでしょうか。実務経験がないとなかなか難しいイメージがありますが、派遣なら未経験から経理のお仕事に就業できるチャンスがあります。この記事では未経験から経理に就くために必要なポイントを解説しています。

目次
未経験でも経理に転職できるの?
経理未経験者が派遣から始めるべき理由
経理に関する主要な資格の解説
経理で専門スキル以外に求められる能力
未経験者が経理職に就きたいなら派遣からチャレンジしよう!

未経験でも経理に転職できるの?

経理は業種を問わず必要な部門であり、求人ニーズも比較的安定しています。ただし、正社員の経理は欠員補充ための求人であるケースも多く、実務経験者のみの募集であることもしばしば。しかし、派遣の場合は業務レベルに合った求人が豊富で、経理補助といったサポート業務などの募集もありますので、実務経験がない方でも経理にチャレンジすることは可能です。

派遣で未経験からの経理デビューを実現できたら、積極的に経験を積み重ね、より高い時給や好条件が期待できる「年次業務」のような高い業務レベルのお仕事にステップアップしていきましょう。

経理未経験者が派遣から始めるべき理由

求人数の多さだけでなくキャリアアップの観点からも、未経験者に派遣の経理をおすすめする理由があります。ここでは代表的なものをピックアップしてご紹介します。

求人ニーズが正社員に比べて高い

経理は業務分担がしやすく、1ヶ月や年単位で業務の繁閑が予測しやすいお仕事です。そういった理由からも、派遣のポジションが生まれやすい傾向があります。求人ニーズが高い分、未経験でもお仕事に就けるチャンスが多いと言えるでしょう。

転職時に有利な「経験」を積むことができる

経理の業務内容は、企業規模によって異なります。大企業、中小企業、ベンチャー企業のいずれで就業するかによって身につくスキルが変わります。

大企業

大企業の経理部問では分業体制がとられています。業務は細分化され、各部署が経理業務の一部を担当するケースが多く見られます。一般的に、伝票整理や経費精算などの「日次業務」、給与計算や売掛金・買掛金の処理などの「月次業務」、決算書や貸借対照表作成など年単位の「年次(決算)業務」の順で業務レベルが上がっていきます。

中小企業

中小企業の経理は、ひとりで担当する業務の幅が広いのが特徴です。日次業務から年次業務まで、一連の業務を遂行できるテクニックが求められます。当然個人の責任は重くなりますが、経理の流れを理解し確かな実務スキルを身につけられるのは、中小企業の経理ならではの魅力と言えます。

ベンチャー企業

ベンチャー企業の環境は、大企業とも中小企業とも異なります。起業して間もないベンチャー企業の場合、業務フローが整っていない場合も珍しくありません。変化の多い環境の中でシステム整備やフローの確立を実現するバイタリティが求められます。

このように、一口に経理と言っても、業種や業界によって環境が異なるため、経験できる業務や身につくスキルも変わります。転職活動の際は、企業規模や業務内容をしっかりチェックしましょう。

資格取得のための勉強時間を確保できる

経理は毎月そして年間のスケジュールがある程度決まっているため、繁忙期と閑散期の予測が立てやすいのが特徴です。さらに派遣という働き方であれば、残業が少ないお仕事を選びやすいため、ワークライフバランスを実現しやすいというメリットも。そのため、経理・会計・財務として勤務しながら、キャリアップのために資格を取得したい方には理想的な働き方。職場で実務経験を積みながら、スクールや独学でより高度な専門知識を習得することも可能です。

※関連記事:『経理はワークライフバランスがとりやすい?経理職の働きやすさについて

経理に役立つ「資格」が実務を通して取りやすくなる

経理として仕事の幅を広げていきたいなら、資格取得を目指すのもおすすめです。経理として働きながら資格の勉強をすれば、学んだことを現場でアウトプットできるので、より知識が定着しやすいでしょう。

経理に関する主要な資格の解説

経理に関する主要な資格の解説

未経験者が経理を目指す場合、簿記の仕組を理解するため資格取得を目指すことをおススメします。簿記の資格は複数ありますので、それぞれの違いを知っておきましょう。

日商簿記検定

一般的に「簿記の資格」と言えば日商簿記を指すことも多いほど定番の資格です。初級、3級、2級、1級の4つがありますが、経理の求人では「日商簿記2級以上」が必須の応募条件になっていることが一般的。転職に役立つのは2級以上と言われています。未経験から経理を目指す場合、転職活動と並行して、まずは入門レベルの3級取得を目指しましょう。なお1級に合格すると税理士の国家試験の受験資格が得られます。

全経簿記検定

公益社団法人全国経理教育協会が主催する検定で、日商簿記よりも難易度は低めです。簿記初心者の方なら、まずは日商簿記の予行演習としてチャレンジしても良いでしょう。基礎、3級、2級、1級、上級の5階級があり、上級に合格すると、日商簿記1級と同様に税理士試験の受験資格が付与されます。

全商簿記検定(全国商業高等学校協会主催 簿記実務検定)

商業高校の学生を対象とした資格なので、社会人には不要となります。全商簿記1級取得を推薦入試の基準にする大学もあり、商業高校で学んだ成果を確認する側面もあります。

PASS(経理事務エキスパート検定)

一般社団法人日本CFO協会が主催し、事務スタッフに求められる経理知識にフォーカスした検定試験。比較的取得しやすく、2級では現預金管理や請求処理など、初級経理レベルの実務に関連する内容が出題されます。

FASS(経理・財務スキル)検定

一般社団法人日本CFO協会主催の「会計・財務分野に特化した実務スキル」を客観的に測定する検定試験。資産、決算、税務、資金の4分野から出題され、合否ではなく獲得したスコアからA~Eの5段階で評価されます。先にご紹介したPASSよりも専門的であり、経理としてスキルアップを目指す方におススメの検定です。

給与計算実務能力検定

一般社団法人実務能力開発支援協会が主催している検定試験。合格することで、労働基準法、雇用保険法、健康保険法、厚生年金保険法などの法律、複雑な給与計算の仕組みを理解していることを証明できます。

※関連記事:『全商・日商・全経簿記の違いって?3つの簿記検定の種類の違いを解説

経理で専門スキル以外に求められる能力

経理で専門スキル以外に求められる能力

経理には、会計や簿記の知識だけでなくプラスαで必要となる能力があります。実務のどのような場面で求められるのかについて解説します。

ITリテラシー

経理業務では、会計ソフトの他にもWordやExcelなどのOfficeアプリケーションを使用します。そのため、PCを正しく使いこなして作業を遂行できる、最低限のITリテラシーは必須となります。特に、数字やデータを使う機会が多いことから、強化したいのがExcelのスキルです。ピボットテーブルやVLOOKUP関数、SUBTOTAL関数などを扱うことができれば、作業効率アップにつながるでしょう。

コミュニケーション能力

経費処理や給与計算などを行うこともある経理の部門は、さまざまな部署と関わるポジションです。また会計士や税理士など社外関係者とのやりとりも多く発生します。業務を円滑に進めるため、どのような相手とも柔軟なコミュニケーションが取れる能力は、経理にとって欠かせないものです。

学習力

簿記の仕組みそのものが変わることはありませんが、税法や会計ルールは定期的に変化していきます。特に税法は、毎年何らかの形でアップデートが行われます。その都度自発的に新しい知識をインプットし、実務に落とし込まなければいけません。経理として活躍し続けるためには、常に新しいことを学習する努力が求められます。

未経験者が経理職に就きたいなら派遣からチャレンジしよう!

経理は企業の規模や業種を問わず必要な業種であり、安定した求人数が見込めるお仕事です。分業体制が取られることが多く、業務の繁閑が予測しやすいことから、特に派遣の経理は求人ニーズが高い傾向にあります。

未経験から経理デビューを目指す方にとって、派遣でお仕事を始めるのは非常におススメです。実務経験を積みながら、より高いレベルへとキャリアアップすることも可能です。「実際にどんなお仕事があるのか知りたい」「未経験でも就業できるお仕事を紹介してほしい」という方は一度、派遣会社のパソナに相談してみてはいかがでしょうか。

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