キャリアアップ

2018/10/13

未経験から経理職になるためのオススメの方法

今の職場に不安があるわけではないけれど、結婚や出産のなど将来のことを考えて「転職したい」と思っている方もいるでしょう。しかし、どんな職種が向いているかわからず悩むことも多いはずです。

もし、売上管理や在庫管理のような数字を扱う業務が得意、一般事務として経験してきたというような方は、経理への転職を選択肢の1つに入れてみてはいかがでしょうか。経理は数字を扱う業務が多く、また、自身の頑張り次第では様々なキャリアアップが可能です。ここでは、経理未経験者が経理に転職するために知っておきたいポイントや、取得しておくと有利な資格についてご紹介していきます。

目次
そもそも経理の仕事って?
経理職だからこそ経験できる「経理のやりがい」って?
経理職は業界や会社規模によっても異なる
転職活動の時期も重要
未経験から経理に転職するには、まず何を行うべき?
未経験であれば派遣から始めるのがオススメ!

そもそも経理の仕事って?

なんとなくのイメージは持っていても、「経理の仕事って具体的に何をするの?」と思っている経理未経験の方もいらっしゃるのではないでしょうか。経理は、社内の経費や売上・入金確認、預金管理など、会社におけるお金の流れを把握・管理する、重要なポジションです。

経理のお仕事には、大きく分けて「日次業務」「月次業務」「年次業務」の3種類があります。

日次業務

・現金・預金の管理
・交通費など経費の精算
・経理システムへの入力
・伝票の起票・整理
・受注や出荷、売り上げの集計
・新規取引先の登録や信用分析 など

月次業務

・取引先からの入金確認
・取引先への支払い
・月次決算
・売掛金の滞留分析
・源泉所得税の納付(毎月10日)
・給与計算や支払い
・請求書の発行 など

年次業務

・年次決算
・連結決算
・税務報告
・開示資料の作成 など

こちらは一例ですが、これだけたくさんの業務があるため、「自分にはできそうもない」と不安になってしまった方もいるかもしれません。しかし、未経験の場合、いきなり上記のような業務を任されるわけではなく、まずはデータ入力やファイリングといった、先輩のサポート業務からスタートすることがほとんどです。サポートを通して業務に慣れていき、徐々に新しい業務を任されるようになります。

経理職だからこそ経験できる!「経理のやりがい」って?

ここまでの内容で、経理がどのようなお仕事か今までよりもイメージできるようになったのではないでしょうか。

しかし、他職種から経理職を目指す方にとって、最初の難関は自己PRです。未経験から経理の魅力ややりがいについて話すのは、難しいことなのではないでしょうか。そこでここからは、経理のやりがいについてお伝えしていきます。先ほどお伝えした経理のお仕事をイメージしながら読むと、より一層、経理の魅力がわかるかもしれませんよ。

経営を支えるポジションで働ける

これまでご紹介してきたように、経理は売上管理や経費精算といった日ごろ扱っているデータを集計したり、会社の財務状況をまとめた貸借対照表(B/S)損益計算書(P/L)といった書類「財務諸表(決算書)」を作成・管理を行ったりと、会社の経営状況がどうなっているか、正確に把握しなければいけないポジションです。
また、経理は会社を経営するために必要な情報を抽出する役割も担っているため、会社の経営にとても近いポジションにいると言えるのです。

専門性が高い

経理は未経験からも始めることができますが、任される業務が日次業務→月次業務→年次業務とステップアップしていくのに従って、専門性も難易度も高くなります。専門性が高い分、様々な経理関連の資格もあり、取得した資格次第ではさまざまなキャリアアップ、キャリアチェンジも可能です。

経理職は業界や会社規模によっても異なる

ここまで、経理の一般的な業務や、やりがいなどをご紹介してきました。ここからは転職活動を行う際の注意点をご紹介していきますので、しっかり押さえていきましょう。

会社の業種によって求められるスキルが異なる

いざ経理に転職しようとしても、やみくもに求人に応募するのは効率的ではありません。なぜなら、経理業務は、その会社の業種によって内容が異なる場合があるからです。

たとえば、建設業の経理は特殊な業種として知られており、「建設業経理士」という独自の資格もあります。特殊な例として、建設業はほかの業種と違い工期が長いため、工事収益の一部を工事の進捗に合わせて当期損益計算書に計上する方法を取っています。
一般的に、その他の業種の場合、引き渡しが終わるまで売り上げとして計上することはできませんが、建設業の場合は工期が長いため、特別な処置が取られているのです。
また、医療法人の場合は、独自のルールがあるため、勘定科目が一般的な企業と異なるというケースもあります。

このように、一口に「経理」と言っても業種によって求められるスキルが異なる場合もあるため、応募する際は、自分の持っているスキルが十分に活かせるかどうかじっくり考える必要があります。

会社規模によっても求められる、身につくスキルが異なる

また、就職した会社の規模によっても、業務内容が異なることも覚えておきましょう。一般的に大企業の場合、経理部門内で業務が細分化されているところがほとんどで、経理業務の一部を担当することが多いというのが特徴です。

大企業

大企業では、月次決算や計数管理、資金管理など会計基準にのっとった業務を経験できます。また、会社によっては企業会計基準(財務諸表作成の基準)やUSGAAP(米国会計基準)などの知識や技能を習得することもできるため、特定業務のスペシャリストを目指すなら、大企業への転職がおすすめです。

中小企業

中小企業の経理では、人数が大企業より少ない分、一人でさまざまな業務を担当することになります。一人ひとりの責任は重くなりますが、責任感を強く持って仕事をしたい方は、中小企業への転職を検討するのも一つの選択肢です。一人で担当する業務の幅が広いので、経理業務の一連の流れを理解し、身に着けることができるのも、中小企業の魅力と言えます。

ベンチャー企業

大企業とも中小企業とも異なった環境で経験を積むことができるのが、ベンチャー企業です。企業から間もないベンチャー企業の場合、システムやフロー整っていない場合もあるため、「自ら学び、結果を導き出す」というスキルを身につけることができます。

また、社員数が少ない場合がほとんどなので、多くの仕事を必要最低限の人数で回していくバイタリティも培えるでしょう。人数が少なく、経営陣に近い場所で業務を行うため、会社の経営に影響力を持てることも特徴のひとつです。

このように、一口に経理と言っても、業種や業界によって環境が異なるため、転職後に経験できることも異なってきます。転職したあとに「こんなはずでは・・・」と後悔する前に、求人を出している企業の研究をしっかり行うことをおすすめします。

転職活動の時期も重要

年間を通じて経理の求人募集があると思っている方もいるかもしれませんが、実は、経理の求人には時期によって“波”があります。やみくもに転職活動を行うと、なかなか希望に近い条件が見つからず、時間だけが過ぎていく・・・ということにも。では、経理の転職活動を行うのに向いている時期とはいつ頃なのでしょう。その疑問を解く鍵は、経理の「繁忙期」にあります。

一般的な3月決算の企業の場合、3~4月に年次決算業務、9~10月に中間決算業務、12月に年末調整業務が行われるため、この時期が経理にとっての繁忙期となります。つまり、この時期に求人を出したとしても、新人教育まで手が回らないため、あえて求人を出そうという企業は少ないのです。出たとしても、即戦力となる経験者を短期で採用するケースが多いです。

逆に、繁忙期を避けた時期には、人材確保に向けた求人が活発になる傾向にあります。たとえば、年次決算前の1~2月や中間決算前の7~8月には比較的業務に余裕があるため、次の繁忙期に向けた求人が始まります。

このように、求人には“波”があり、その“波”を把握することが、効率良く転職活動をするうえで重要なポイントとなってきます。経理の求人がない時期は資格の勉強をするなどして、経理の知識を深めましょう。

未経験から経理に転職するには、まず何を行うべき?

未経験でも経理職に役立つ業務経験

未経験であっても、これまで経験した職種で培ってきたスキルを活かせば、経理への転職活動を有利に進められます。

たとえば営業職の場合、見積書や請求書の作成を行った経験を転職時のアピールポイントにすることが可能。また、営業時に培ったコミュニケーション能力は、他部署や税理士や公認会計士と話し合い、業務をスムーズに進める際にも役立つでしょう。
一般事務の経験がある人は、伝票処理といった数字を扱う業務経験から、それが得意であるといったことや、書類などをWordやExcelで作成した経験を経理業務に活かすことができます。
さらに店の在庫や売上を管理してきた経験があれば、経理としてのポテンシャルを積極的にアピールすることができます。

このように、専門性が高い経理職ですが、他業種で身につけたスキルや経験を十分に生かすこともできるのです。

未経験者に取得をおすすめする資格

ご紹介したように、経理未経験者であっても転職に役立つスキルは十分にあります。「それでも不安・・・」という方には資格の取得をおすすめします。経理の業務は簿記の知識が基本となるため、簿記の資格はぜひとも取得しておきたいところ。中でも経理職の人で知らない人はいない、と言っても過言ではない「日商簿記」の取得を目指すといいでしょう。日商簿記は4級から1級までありますが、企業で働く者に必須の簿記の基礎知識が身につくとされている、3級の取得をおすすめします。

また、パソコンスキルをアピールしたいのであれば、「MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)」も取得しておきましょう。Word、Excel、PowerPointなどの利用スキルを証明することができます。

将来ずっと経理として働きたいと考えている方は、「FASS(経理・財務スキル検定)」の受験も検討してもいいのではないでしょうか。
FASSは会計・財務の実務スキルを客観的に判定する検定試験で、日商簿記のように合格、不合格ではなく、スコア(点数)によってレベル判定するのが大きな特徴です。またそれだけでなく、「税金」や「資金」といった日商簿記の範囲外のことも測定できます。このFASSのスコアを判定基準として採用している企業もありますので、転職活動の際に役に立つはずです。

未経験であれば派遣から始めるのがオススメ!

ここまで経理に転職する方法について紹介してきましたが、「未経験で経理として働けるのだろうか……」という不安が消えない場合、派遣からキャリアをスタートさせるのもひとつの方法です。
派遣の場合、登録してすぐにお仕事を紹介されることも珍しくないため、正社員での転職に比べて、より早く経理の現場で働くことができます。未経験可の求人もあり、その場合、最初は先輩社員のサポート業務からスタートすることになるので、徐々に経理の業務に慣れていくことが可能です。

また、派遣であれば「残業がないところで働きたい」など、自分のライフプランに合わせた働き方もできるのが特徴です。働きながら資格の勉強をして、経理としてのスキルを磨きたい方にとって、派遣はうってつけの選択肢なのではないでしょうか。まずはパソナに登録して一歩を踏み出してみましょう。

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