【ビジネス英語】海外出張で役立つ英単語・文例集 「盗難に遭ったとき」
日本で遭遇しても冷静な対処をするのは難しい盗難ですが、それが海外ならなおのこと…。そういう事態にならないことが一番ですが、万が一に備え、命を守る心づもりで盗難に関する英語を覚えておきたいものです。そこで今回は、海外出張に行って盗難に遭ってしまったときに使えるフレーズをご紹介します。
盗難に遭遇したら、まずこう対処する
万が一盗難に遭ってしまった場合、紛失とは異なり、その場に警察の方を呼ぶ必要があるかもしれません。
あるいは、今まさに盗難に遭っている最中なら(イヤな想定ではありますが…)、警察に限らず、近くにいる第三者へ助けを求める必要があるケースも。
そんなときに使えるフレーズがこちら。シンプル過ぎて簡単に感じるかもしれませんが、「困っている!」と大声でアピールする必要があるため、この表現がベストです。できる限り大きな声で伝えましょう。
“Help me, please!”
助けてください!
“Is anybody here ?”
誰かいませんか?
“Please call the police.”
警察を呼んでください。
警察では盗まれたものを具体的に伝え、盗難証明を発行してもらおう
盗難を後で警察に届け出るのなら、警察署 “police station / police department” に出向く必要があります。
紛失と同様に証明書を発行してもらわなくては、パスポートや財布をはじめとする盗られた物の再入手や保険請求ができないでしょうから、必ず届けを出す必要があります。
盗難に遭ったと伝えるときは、下記のフレーズを使って具体的な表現を心がけましょう。
“My suitcase was stolen.”
スーツケースが盗まれました。
“I’d like to report a theft of my watch.”
時計の盗難届けを出したいのですが。
“My bag was snatched away.”
バッグをひったくられました。
“I was robbed of my bag.”
バッグを強奪されました。
“I had my pocket picked of my wallet.”
財布をすられました。
盗難の証明書を発行してもらうときは、下記のフレーズが役立ちます。盗難に遭ったことを証明するためにも、必ずもらっておきましょう。
“I would like to have a report of the theft.”
盗難証明書が欲しいのですが。
盗難は緊急事態ですから、慌てたり焦ったりなどパニック状態になるかもしれません。英語で届けを出すのが困難な場合は、日本語がわかる方がいるかどうか聞いてみてはいかがでしょうか? 以下のようなフレーズで尋ねてみましょう。
“Is here somebody who speaks Japanese ?”
日本語を話せる人はいますか?
“Does anybody here speak Japanese ?”
ここの人たちの中で、どなたか日本語がわかりますか?
日本語のわかる人がいなかった場合は、日本大使館 “the Japanese Embassy” に助けを求めるのも一つの方法です。一ヶ所での滞在が長くなる時は、前もって日本大使館の場所を確認しておくと、いざというときに役立ちますよ。
参考サイト