キャリアアップ

2016/04/06

ニーズが高く時給に反映されやすい職種・スキルって?

著者: シゴ・ラボ編集部

ニーズが高く時給に反映されやすい職種・スキルって?

これから派遣で働こうとしている人にとって、自分の経歴やスキルがどのぐらい時給に反映されるかは、気になるところ。そして、願わくはできるだけ時給が高い仕事につきたいですよね。時給が高い仕事を探すには、ニーズの高い職種を選ぶのもポイントです。今回は、現在の派遣市場で注目されている職種・スキルについて探ってみましょう。

2016年、派遣社員の時給は上昇傾向に!

まずは、派遣市場全体の時給相場をおさえておきましょう。現在、派遣社員の平均時給は1,626円。2016年1月の平均時給は、前年同月に比べて4.0%上がったというデータも出ています。この背景には、企業の派遣ニーズは高まっているにも関わらず、なかなか人材確保が追い付かないという状況があります。

※参考元:日本経済新聞「派遣社員の時給、1月4.0%上昇 企業に料金上げ要請も」(2016/2/15)

IT・技術職と営業・販売・サービス職のニーズが上昇中!

派遣全体の時給が上昇傾向にあるというのはうれしいニュースですよね!市場の動向によって職種の時給相場がダイレクトに変動するため、ニーズの高い職種(≒時給の高い職種)を見きわめるのも重要なポイントです。

シゴ・ラボが特に注目しているのは「経理」「貿易事務」「秘書」「BI(データ分析などを得意とするPCのエキスパート)」です。今の市場では、どんな職種が注目されているかを知り、仕事選びの参考にしましょう。

汎用性の高いOAスキルと英語力があれば時給もアップ↑

いきなり専門職にチャレンジするのは難しい場合は、時給アップにつながりやすい、+αのスキル習得をオススメします。

どの職種にも汎用性があるのは、OAスキルと英語力です。まず、OAスキルについてはExcelのVLOOK、ピボットテーブル、マクロ、Accessなどが挙げられます。次に、英語力についてですが、「時給1,700円以上」という条件で仕事を探すと、英語力が求められる案件が多いことがわかります。

また、販売やサービス職では英語に加え、中国語で接客対応できる人材の求人も増えています。一般事務の平均時給が1,600円前後とすると、そこに英語力がつけば100~200円の時給UPが望める案件もありますよ。

時給3,000円超えも!注目の専門職について

次に、時給の高い専門職に目を向けてみましょう。秘書(バイリンガル)、貿易事務、経理(決算・英文経理)、VBAやデータ分析ができる事務のスペシャリストなどは、通常のお仕事よりも時給が100~200円高くなっています。

さらに、製薬系や通訳・英語翻訳、法務・コンプライアンスといった職種は、なんと時給3,000円を超えることもあります。市場ニーズが高い専門スキルがあれば、大幅時給アップも夢ではありませんね!

まとめ

今回は、高時給が期待できる職種やスキルについてお話ししてきましたが、大前提として、派遣会社選びも重要なポイントです。派遣会社にもさまざまなタイプがあり、得意な業界・業種や案件の幅や紹介できる数が変わってくるからです。やみくもに登録会社数を増やすよりは、自分の希望に沿った案件を比較して、派遣会社を絞り込むことをおすすめします。

また、面談時に、これまでの経歴とスキルがどれだけ時給に反映されるか聞いてみるのも良いですね。今の自分がもらえる時給の相場感を知り、さらに時給UPできるようスキルアップに励みましょう!

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