一般事務から専門性の高い職種へキャリアアップ!オススメの4職種をご紹介
「一般事務から専門性の高い職種にチャレンジしたい!」そんな方に向けて、今回はパソナがおすすめする4つの職種をご紹介します。「未経験でも挑戦できる?」「私に合っている?」といった疑問を解決できるよう、それぞれの職種ごとの業務内容や求められるスキルを分かりやすくご紹介しますので、今後のキャリアアップのヒントにしてくださいね。
オススメ職種1:経理
経理とは、企業におけるお金の流れを管理するお仕事。日々の入出金管理や伝票の整理、貸借照合表などの作成を行います。企業の経営を健全に進めるうえで重要なお金の管理を担う、縁の下の力持ちとも言える存在です。
※関連記事:『経理職の役割って?経理の基礎知識や仕事内容についてご紹介!』
必要なスキル
お金を扱う業務なので、細やかさが求められるお仕事です。業務知識や正確かつスピーディーな処理能力をはじめ、チェック能力、Excelを主とするOAスキル、各部署との連携を取るためのコミュニケーション能力、会計ソフトの使用経験などが求められます。
あると良い資格
簿記検定
※実務経験がなくても、日商簿記2級程度の資格を持っていれば、転職のチャンスが広がることもあります。
こんな人にオススメ
- 数字を扱うのが好き
- コツコツ仕事をすることが苦にならない
- Excelなどを使って分析することに興味がある
業務リスト
仕入入力、伝票・請求書処理、現預金管理、売掛金/買掛金管理、固定資産管理、経費処理、月次決算、財務諸表作成、税務申告、電話応対、ファイリングなど
※企業規模によっては給与計算、社会保障手続きなども含まれます。
オススメの研修
経理実務研修(例:経理事務パスポート検定[PASS])、OA研修、簿記検定対策講座など
オススメ職種2:秘書
秘書の役割は、社長や役員など、企業の経営層である上司の業務をサポートすることです。上司のスケジュール調整、社内外の連絡・調整、来客応対、電話応対、事務業務など、サポート業務全般を担当します。企業の業態や規模、担当する上司の役職や使用する言語(日本語または英語など)、一人あるいは複数の秘書でサポートするかなどによって、業務の内容が異なります。
※関連記事:『秘書のお仕事は大変なイメージがあるけれど、本当なの?1日の流れや、やりがいについてご紹介!』
必要なスキル
スケジュールを管理する能力はもちろんのこと、日常的に社内外の方々とやり取りすることが多いため、コミュニケーション能力は必須です。上司に代わって、VIPの応対を任せられることもあるため、洗練されたビジネスマナーや教養が求められます。
あると良い資格
秘書技能検定(2級程度)、TOEIC600点〜、国際秘書検定(CBS)
こんな人にオススメ
- 誰かをサポートすることが好きで、やりがいを感じる
- 上司やさまざまな業界のVIPの方々のサポートを通して、幅広い知識と経験、教養を身につけてスキルアップしていきたい
業務リスト
上司のスケジュール管理、アポイントの調整、出張手配、会食手配、慶弔手配、経費精算、資料作成、ファイリング、来客対応、電話対応など
オススメの研修
ビジネス英会話、OAスキルアップ(Excel:ピボットテーブルやVLOOKUP関数、Word:社外文書作成、Power Point:入力・編集など)、秘書検定対策講座、ビジネスマナー講座など
オススメ職種3:貿易事務
貿易事務は、海外から商品を輸入したり、国内から海外へ商品を輸出したりする際に必要な事務手続きを行うお仕事。貿易関連書類の作成、内容の確認、英語によるメールのやりとり(コレポン)などが主な業務となります。
※関連記事:『貿易事務職に必要な基礎知識って?貿易事務を目指す前に知っておくべきこと』
必要なスキル
海外とのやりとりが中心のため、英語力は欠かせません。また、貿易や物流などに関する専門知識が必要であるため、「貿易実務C級」の資格を持っていると、“基本的な知識がある”と判断されるケースが多いようです。
あると良い資格
TOEIC550点以上、貿易実務検定(R)C級
営業事務経験3年以上でTOEIC550点以上をお持ちの方なら、未経験でも海外営業事務からスタートし、貿易事務へステップアップするというケースもあります。
こんな人にオススメ
- 語学力や営業事務などの経験を活かしてキャリアアップしたい
- 英語の書類やメールの作成&確認が多い仕事のため、コツコツした業務が得意
業務リスト
貿易書類作成、輸出為替予約、輸出通関、船積書類取付、ブッキング、保険付保、シッピングアドバイス、買取書類作成、コレスポンデンス、輸出決済、輸入承認申請、受発注、納期調整、国内在庫処理・デリバリー、システムへの入力、サポート業務全般など
※海外営業事務や、書類作成がメインの貿易事務など、職種によってお仕事内容が大きく変わります。
オススメの研修
貿易実務講座、貿易実務検定C級対策講座、TOEIC対策講座など
オススメ職種4:データオペレーション
「データオペレーション」とは、パソナオリジナルの名称で、ExcelやAccessを駆使したデータ管理・アウトプットを得意とし、一般事務からのキャリアアップのひとつとして注目を集めているお仕事です。「ビジネスデータ分析」を行うのが主な業務で、現在企業からのニーズが高いお仕事です。
※関連記事:『ExcelやAccessスキルが活かせる!データオペレーションってどんなお仕事?』
必要なスキル
大規模なデータを扱うため、データを効率的に処理・分析できることが求められます。また、それを元にさまざまな切り口で、分かりやすい資料をアウトプットできるスキルが求められます。
資格
Microsoft Office Specialist Access、 VBAエキスパート Excel VBAベーシック、 VBAエキスパート Excel VBAスタンダード、Oracle BI Cloud Service Bronze, Certified BI Specialistなど
こんな人におすすめ
- PC操作に自信がある
- データ分析や資料作成が好き
- やりがいを感じられる高度な仕事がしたい
業務リスト
膨大なデータの加工集計、システムからのデータ集(データベースベース)、アナリストアシスタント業務、データ分析と考察のアウトレット、マクロを使った効率化ツールの作成、AccessVBAによるデータベース構築・運用など
オススメの研修
Excel VBAベーシック実習講座、Excel VBAスタンダード実技講座など
自分のスキルを伸ばして、キャリアアップを目指そう!
数年前には存在しなかったデータオペレーションといったお仕事が登場しているのも、企業が求めるスキルや人材が日々変化していることを如実に表していますよね。
自分の適性やキャリアの方向性を明確にし、市場のニーズに合ったスキルを身につけることができれば、どんな時代でも転職活動を有利に進めることができるでしょう。
パソナでは、企業が求めるスキルや市場トレンドなどの最新の情報をふまえて、一人ひとりに合ったお仕事探しのアドバイスをしています。「お仕事を探したい」「キャリアについて相談したい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。