悩み・質問

2015/12/04

取引先を招いた忘年会・納会の経費はどう処理する?

今週の相談
そろそろ忘年会シーズンですね。うちの会社でも忘年会(納会)を行う予定です。例年は従業員だけで行っているのですが、今年は取引先の方もお招きすることになりました。今までは「福利厚生費」で処理していたのですが、この場合も同様に処理してよいのでしょうか?教えてください。

埼玉県 ゆっこ(26歳)

参加メンバーや目的によって勘定科目は変わるぞ!

忘年会か……!青春を感じる響きだ!正直、うらやまスマッシュとしか言いようがない!忘年会は「年を忘れる」と書くが、俺はその会自体が忘れられない想い出になると思っている!……年は忘れても、忘年会の楽しい想い出はいつまでも忘れないんだ!まさに青春だよな!それじゃ、解説するぞ!スマーッシュ!

福利厚生費にならない……こともある!

それにしても君はいいところに目をつけたな!福利厚生費は、従業員のための会食や旅行、行事、医療、保険などの費用のことだ!だから、従業員のみが参加する忘年会は「福利厚生費」として処理する!

では、取引先が参加した場合はどうなるか……これは「従業員のため」だけではなくなる可能性があるため、福利厚生費ではなく「交際費」になる場合があるぞ!

「場合がある」とは?

「可能性がある」「場合がある」と断定的に言わなかったのには理由がある!忘年会に取引先を招いたとしても、その会の目的によっては「福利厚生費」として処理できることもあるからだ!法人税では交際費のことを以下のように規定している!

交際費等とは、交際費、接待費、機密費その他の費用で、法人が、その得意先、仕入先その他事業に関係のある者等に対する接待、供応、慰安、贈答その他これらに類する行為(以下「接待等」といいます。)のために支出する費用をいいます

引用元:交際費等の範囲

ただし、交際費から除く費用も同時に規定している!

専ら従業員の慰安のために行われる運動会、演芸会、旅行等のために通常要する費用

引用元:交際費等の範囲

どういうことかと言うと、簡単に言えば、従業員の慰安を目的とした忘年会に、たまたま取引先の人が数名参加したとしても、それは交際費ではなく「福利厚生費」として処理し全額損金算入してもいいってことだ!逆に、取引先が多数参加する接待的要素の大きい忘年会は交際費として処理する必要があるというわけだな!

さらなる“裏ワザ“も!

さらに、交際費から除く費用としてこんな記述もある!

飲食その他これに類する行為のために要する費用であって、その支出する金額を飲食等に参加した者の数で割って計算した金額が5,000円以下である費用

引用元:交際費等の範囲

これはいわゆる「5,000円基準」と呼ばれるもので、1人あたり5,000円以下の(会議としての)飲食費であれば、「会議費」として全額損金算入できるという規定だ!つまり、忘年会という名の会議を1人5,000円以内の飲食費で行えば、会議費として処理できるというわけだ!

福利厚生費と交際費の違いは意外とでかい!

ちなみに、全体ではなく一部の従業員のみを対象にした忘年会や役員のみで行う忘年会の場合は、「給与」あるいは「社内交際費」になるから覚えておくといいぞ!

最後に……平成26年3月31日に交付された改正所得税法で、接待飲食費の50%は損金算入されることとなった!だが、少しでも節税のことを考えるなら、やはり福利厚生費と交際費の違いはでかい!まさに、経理が会社に貢献できる見極めと言えるだろうな!ってなわけで、今年の忘年会を思う存分楽しんでくれ!それじゃ今回はここまでだ!君の悩みに……スマーッシュ!

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