悩み・質問

2017/04/20

「税関の事後調査」が入ることになったら準備すべきこと

みなさん、ご機嫌よう。こんてなんじゃ。今日は「税関の事後調査」についてお話しましょうかのう。ちなみに、以前、税関がどのような機関なのかご紹介した記事についても併せて読んでくださると、より理解が深まるんじゃないかのう。では、始めますぞ!

「税関の事後調査」って何を調査するの?

みなさんもご存じの通り、税関は日々数多くの輸出申告、輸入申告に対してその申告内容を確認したり、ときには、保税地域にある貨物を直々に確認したり、貨物から商品を一部抜き取って検査したり、輸出入者が適切に申告しているかをチェックしておりますぞ。

そして、そのチェックは申告があったときだけではなく、あらためてその申告内容などを確認することがあり、その調査を「(税関の)事後調査」と呼ぶんじゃ。

「税関の事後調査」は一般的に輸出者と輸入者を対象に実施するんじゃが、税関職員が会社に訪問して行うことが多いですぞ。その際、輸出者や輸入者は、税関職員が求める貿易取引に関係する書類や帳簿などを提出し、税関職員は書類や帳簿を確認(調査)するんじゃ。

ちなみに、事後調査で求められる代表的な書類は以下の書類じゃよ。

・売買契約書
・インボイス
・輸出許可書、輸入許可書
・送金明細書、受取金明細書

その他にも、取引に関する事柄が記載されたE-mail※なども提出が求められることがあるし、ときには、輸出者や輸入者の貿易事務は税関職員から質問を受けることもありますのう。

※貿易関連書類だけでなく、取引に関わる電磁的記録についても5年間の保管義務があります。

そして、万一、輸出入者が間違った解釈をしていたり、申告内容に誤りがあったりすれば、税関は指導を行うんじゃ。たとえば、輸入者に納税申告ミスがあれば、税関職員は適正な指導を施して、輸入者は修正申告をして不足税額を納めるということもありますぞ。

貿易事務は日ごろから関係書類を整理し、保管しておくことが大切!

通常、商社や貿易会社は上で挙げた書類をはじめ、B/Lやパッキングリスト、原産地証明書のコピーなどをしっかり保管していることが多いので、事後調査が入るからといって、それほど慌てる必要はない会社が多いと思うんじゃが、もしそうでない場合は、きちんとファイリングするようにしておきましょうな。

たとえば、取引相手国でファイルを変えたり、取引企業ごとでファイルを変えたり、そのファイリングする船積書類も重ねる順番を決めておいたり(例:表紙はB/L、次にインボイス、パッキングリストの順になるように整理するなど)すると、自分たちも過去の輸出入取引について調べるときに便利になりますぞ。

貿易事務の方は「税関の事後調査」に備えて(ひとつのきっかけにして)、誰が見てもわかりやすい書類の整備に創意工夫してみてくださいな。

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