キャリアアップ

2022/04/01

受付の仕事内容って?平均年収や未経験からでもなれるのかを徹底解説

著者: パソナ キャリアコンサルタント(受付担当)

受付の仕事内容って?平均年収や未経験からでもなれるのかを徹底解説

受付の仕事には華やかなイメージがありますが、実際はどんな仕事内容なのか気になっている人も多いのではないでしょうか。本記事では受付の仕事内容や平均年収、働くメリット、未経験からでもなれるのかなどを詳しく解説しています。

目次
受付の仕事内容とは?
受付で働くメリット・やりがい
未経験からでも受付になれるの?
受付のお仕事に向いている人って?
どうすれば受付になれるの?必要な資格やスキルは?
どんな企業で受付の募集があるの?
受付の平均年収・時給はどのくらい?
受付の将来的なキャリアパスって?
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受付の仕事内容とは?

受付の仕事内容とは?

受付は、オフィスや施設を訪れるお客様が最初に立ち寄る場所。そのため、受付担当はその企業のイメージを決める重要な役割を担っている、いわば「企業の顔」とも言える存在です。

受付は、大手企業を中心に幅広い業種・業界で求人ニーズがあり、企業の他にも、病院や百貨店、ショールーム、各種商業施設などでのお仕事もあります。企業受付の場合、来客応対の他に以下の業務を担当するケースがあります。

受付の仕事内容の一例

総合受付

受付に訪れるお客様の用件を伺い、アポイントを確認のうえで、社内担当者への取り次ぎを行います。また、荷物預かりや入館証の管理、送迎車の手配をすることもあります。

来客管理

PCやタブレットなどを使った来客予定のスケジュール登録・管理・集計、顧客データの入力・管理を行います。OutlookやExcel、専用の管理システムなどを使用して、スケジュール管理を行うのが一般的です。

会議室・応接室の予約管理

会議室や応接室の予約管理・手配から、会議室・応接室への来客案内、お茶出し、事前準備や簡単な清掃などを併せて行うケースもあります。

電話やメールの応対

代表電話対応や問い合わせメール対応、社内担当者への来客連絡を行います。なお、外資系企業や海外からのゲストが多い企業では、電話・メール共に英語対応が必要な場合も。

備品管理

会議で使用する備品の貸し出しや返却応対などを行う場合もあります。就業先によって異なりますが、受付が管理する備品は、PC関連の機器・備品、文具、企業紹介用パンフレットなど。

その他の庶務業務

社内宛の郵便物の仕分け、パンフレットの袋詰めや配布などの庶務業務を行うこともあります。
他にも、館内放送やセミナー・イベントの準備・運営など、就業先に応じた業務を担当します。

※関連記事:『受付のキャリアプランって?未経験からキャリアアップするための方法

受付で働くメリット・やりがい

来客案内からアポイントメント管理、備品管理にいたるまで幅広い業務を担当する受付のお仕事。働くうえでのメリットや、やりがいを感じられるポイントをご紹介します。

ビジネスマナーを学ぶことができる

お仕事を通して、適切な言葉遣いなど、社会人に必要な基本のビジネスマナーが磨かれます。さらには「おもてなし」の心を持って接する接遇スキルも身に付き、プライベートでも役立つ場面は多いでしょう。

感謝される機会が多い

社内外を問わず何かに困っている方をサポートする場面があり、「ありがとう」と感謝される機会も多くあるでしょう。自分の仕事が人の役に立っていることを日々実感できます。

美意識が上がる

人から見られる機会の多い職業なので、清潔感のあるメイクや髪型などを常に意識することが求められます。身だしなみへの配慮や好印象を与えられるような笑顔の対応を行ううちに、自然と美意識も上がるでしょう。

関連記事:『受付や受付事務のやりがいとは?大変なの?受付経験者の本音やお仕事のコツをご紹介

未経験からでも受付になれるの?

受付のお仕事に就くために必須となる資格はなく、未経験可の求人も多くあります。事務職の経験がなくても、販売やサービス業などで培ったコミュニケーション能力や丁寧な言葉遣いなどを評価されるケースも多いでしょう。

また秘書のお仕事ではPCを使う機会も多いため、WordやExcelなどの基本スキルも役立ちます。海外からのお客様が多い企業では、英語のスキルが歓迎されることもあります。

受付のお仕事に向いている人って?

受付のお仕事に向いている人って?

受付は就業先企業の「顔」となり、訪れるお客様と社員をつなぐお仕事。そんな受付のお仕事に向いているのは、一体どんな人なのでしょうか。

受付のお仕事に向いている人

人と接することが多いお仕事をしたい方

受付は、毎日たくさんの来客応対をするため、人と関わることが好きな方や人とのコミュニケーションが得意な方にピッタリのお仕事と言えます。また、日ごろから身だしなみや所作に気をつけ、人から見られることに抵抗がない方だとなお良いでしょう。

また、周りとの協調性を持つことも大きなポイント。受付は複数のメンバーとお仕事をすることが多いため、チームメンバーや社内の関連部署と友好な関係を築きながら、協力してお仕事を進めていくスキルが求められます。

接客・販売職からキャリアチェンジしたい方

受付へ転身した方の前職は、販売職、美容部員、ホテルのフロント、ブライダルスタッフなど、実にさまざまですが、共通するのは接客経験者が多いという点。

接客・販売職で培った接遇やホスピタリティ、相手に好印象を与える身だしなみや言葉遣い、ビジネスマナーは、そのまま受付のお仕事にも活かせるスキルです。

相手に寄り添う「おもてなし」の気持ちを大切にしながら、その場の状況に応じて、臨機応変な応対ができる方が、受付に向いていると言えるでしょう。

残業少なめ、土日休みのお仕事を探している方

就業先にもよりますが、企業受付の場合は、平日勤務・土日休みのお仕事がほとんど。残業も少ないため、家庭と仕事の両立を実現したい方や、プライベートを重視したい方にもピッタリ。結婚や出産などを機に、働きやすさを重視して、受付に転身する方もいらっしゃいます。

なかには週2~3日勤務して、扶養範囲内で働けるお仕事もあり、ワーキングマザーの方にもおススメ。「受付経験者だけど、ブランクがあるから不安」という方も、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

※関連記事:『受付のやりがいとは?大変なの?受付経験者の本音やお仕事のコツをご紹介

どうすれば受付になれるの?必要な資格やスキルは?

仮にオフィスワークや接客の実務経験がなくても、受付デビューをすることは可能です。チャンスを確実なものにできるよう、必要な資格・スキルやPRポイントを押さえておきましょう。

接遇スキル

受付になるために必須となる資格はありませんが、来客応対をするうえで、基本となるビジネスマナーや敬語の使い方などは欠かせません。そのため、接遇やビジネスマナーの証明となる「秘書検定」を持っていると有利になる可能性も。接客経験のある方は今までの経験やスキルをアピールしましょう。

PCスキル

受付対応に関連したデータ入力など、PCを使う業務もあるため、WordやExcelの基本スキルは強みになります。初心者の方は、タッチタイピングや文書作成、メール応対などの基本操作を勉強しておきましょう。もし、「マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)」や「日商PC検定」などの資格があれば、PCスキルの証明としてアピールが可能です。

英語スキル、専門分野の知識

外資系企業や病院など専門性の高い就業先の場合、語学や医療に関する知識があると有利に働くでしょう。

どんな企業で受付の募集があるの?

受付のお仕事は、メーカー・金融・商社・IT・通信・サービスなどの民間企業や、区役所・市役所・保健所などの受付(窓口業務)といった自治体まで、さまざまな業界の企業で募集があります。なかには、英語対応のある外資系企業での受付募集もあるため、ご自身の英語スキルを活かして働きたい方は、外資系企業の受付に挑戦するのもひとつの方法です。

また、受付のお仕事の雇用形態は、正社員、契約社員、派遣社員などさまざま。ただし、正社員のお仕事の場合、経験者募集やリーダークラスの募集など、限られた条件の募集であることが多いようです。

そのため、受付のお仕事は、未経験募集が多い契約社員や派遣社員からのスタートが狙い目。正社員を希望する方は、紹介予定派遣からスタートして正社員を目指すというキャリアプランもあります。

受付の平均年収・時給はどのくらい?

受付の平均時給は、一般事務などのオフィスワーク系職種に比べるとやや高い傾向にあります。受付の平均時給や年収シミュレーションを見ていきましょう。

パソナの場合、受付の時給相場は1,600~1,700円程度*です。英語力や営業力などを活かせば、さらに高時給のお仕事に就けるチャンスも。では時給1,600円の場合を例にして、目安時給からの年収を算出してみましょう。
*東京23区、大阪近郊中心

<年収シミュレーション>9時~18時勤務(うち1時間休憩)、平日(21日/月)勤務の場合
【月収】1,600円×8時間×21日=268,800円
【年収】268,800円×12カ月=3,225,600円(社会保険料や所得税控除前の金額)

ここから社会保険料や所得税の引かれた金額が、実際の手取り額となります。

※関連記事『受付の年収・給与って?転職で年収アップするための方法とは

受付の将来的なキャリアパスって?

オフィスワークの実務経験を積みながら、おもてなしのプロとして、接遇のスキルをさらに磨くことができる受付のお仕事。将来的にどのようなキャリアを築けるのか、受付として経験を積んだ後の「将来のキャリアパス」についてご紹介します。

外資系企業やVIP対応があるお仕事に挑戦する

受付としての接遇のスキルを磨き、VIP対応専門の受付など難易度の高い業務へステップアップすることが可能です。英語対応のある外資系企業の受付にチャレンジすれば、英語を使うお仕事の実務経験を積むことができ、給与アップも目指せるでしょう。

受付のリーダーや責任者を目指す

受付のチームメンバーを取りまとめて指導するリーダーや、受付部門全体の運営管理全般を担当するPM(プロジェクトマネージャー)へのキャリアアップを目指すという道もあります。過去には、受付担当から企業受付の企画・管理を行うPMとして、パソナの社員にステップアップした方もいらっしゃいます。

秘書に挑戦する

受付で培った接遇スキルやビジネスマナーは、秘書のお仕事でも役立つスキル。受付の経験を活かし、秘書に挑戦する方も多くいらっしゃいます。秘書を目指す方は、基礎知識を習得するため「秘書検定」を取得しておくと、より可能性が高まります。

企業研修の講師、マナー講師を目指す

おもてなしやビジネスマナーに関する知識・スキルを極めることで、その分野の専門家になるというキャリアパスもあります。企業研修の講師やマナーの専門家としての独立も可能でしょう。

※関連記事:『受付業務に必要なスキル・資格って?仕事内容についてもご紹介!

受付のお仕事探しは大手企業の求人が豊富なパソナにご相談を

受付はオフィスワーク未経験からもチャレンジしやすく、特に接客経験が強みになるお仕事。コミュニケーション能力や協調性など、ご自身のスキルをしっかりアピールすれば、未経験からでも十分に挑戦可能です。

また、ワークライフバランスの取れた働き方ができるというメリットもあり、小さなお子さんを育てながら、仕事と家庭を両立されているワーキングマザーも大勢いらっしゃいます。

パソナでは大手企業を中心として豊富な求人数の取り扱いがあることから、現在のスキルに合ったお仕事選びから将来のキャリア設計まで、きめ細やかなサポートが可能。受付のお仕事に興味のある方は、事前研修や業務マニュアルが充実したパソナに登録されてはいかがでしょうか。

参考サイト

 

みんなの仕事ラボ(シゴ・ラボ)は、働くすべての方々に向けたキャリアアップ、スキルアップのためのお役立ちサイトです。
「仕事はずっと続けるつもりだけど、このままでいいの…?」「何かスキルを身に着けたいけど自分には何が向いているか分からない」「職場でこんなことがあったけど、これって普通?」など、お仕事をする上でのお悩みや困ったをお助けするヒントやちょっとしたアイデアをお届けします。