働き方

2018/12/03

ワーキングマザー必見!派遣に転職するメリット・デメリットとは?

著者: パソナ キャリアコーチ

ワーキングマザー必見!派遣に転職するメリット・デメリットとは?

女性の社会進出が目覚ましい現代、出産後も働き続けるワーキングマザーが増えています。そこで気になるのが「仕事と育児の両立ができるか」という問題です。職場復帰してはじめて、思ったよりも仕事が大変なことや、周囲の理解が得られにくいことに気づく場合もあるでしょう。

ライフスタイルの変化を機に転職を考えるのであれば、派遣という働き方を選択するのも一つの手です。今回はワーキングマザーが派遣に転職するメリット・デメリットをお伝えします。

目次
ワーキングマザーが派遣で働くメリット
ワーキングマザーが派遣で働くデメリット
ワーキングマザーは働く環境第一!
パソナなら安心のサポートも
まとめ

ワーキングマザーが派遣で働くメリット

ワーキングマザーが派遣で働くメリット

ワーキングマザーが派遣で働くメリットとして、代表的なものは以下の5つといえます。

1.子育てや家事との両立がしやすい環境を選べる

派遣社員の最大のメリットは、ライフスタイルに合わせて働く環境を選べることです。「18時までに退社したい」「週4日だけ働きたい」「子どもの保育園へのアクセスがよいオフィスに通いたい」などの希望に合わせて、勤務時間や勤務日数、勤務地などを選択し、条件にあった仕事を探すことができます。

2.子どもの成長に合わせて働ける

派遣社員は希望にあわせて仕事を選ぶことができるので、子どもの成長に合わせて計画的に働き方を変えることが可能です。たとえば「小学校から中学校にあがるタイミングで、“残業なし”から“あり”の仕事に変える」といった希望が叶うのも派遣ならではの特徴といえるでしょう。

3.仕事の内容・範囲を選ぶことができる

正社員やパート、アルバイトなどの直接雇用の場合、募集時と異なる業務を任されるケースもあります。しかし派遣社員の場合、あらかじめ仕事の内容や労働時間などが契約で決まっているため、「残業なし」の契約であれば、「突然、残業を頼まれた」「業務外の仕事を次々と頼まれて、就業時間内に終わらない」といったトラブルを避けることができ、定時に退社して子どもの保育園にお迎えに行くことも可能です。

4.子育て中でもキャリアアップを図れる

子育て中でもキャリアアップは諦めたくないもの。派遣の場合、育児や家事と両立させながら無理なく仕事を続けられるので、育児による仕事のブランクを作りたくない人にぴったりです。大手の派遣会社ではスキルアップに力を入れており、スキルを習得できる研修やセミナーを実施しているところも多くあります。

5.パートやアルバイトよりも時給が高い

子育てしながら働くことを考えたときに、短時間勤務が可能なパートやアルバイトを思い浮かべる人も多いかもしれません。しかし、収入面で考えると派遣はパートやアルバイトと比較して時給が高い傾向にあります。とりわけ、専門的なスキルや英語スキルがあれば、派遣社員の平均的な時給よりも優遇される可能性も高くなるでしょう。

ワーキングマザーが派遣で働くデメリット

ワーキングマザーが派遣で働くデメリット

派遣社員には多くのメリットもありますが、一方でデメリットもあります。しかし、たとえデメリットであっても、工夫次第ではカバーすることが可能です。

1.時給制のため、休みの日数が増えると収入が減る

派遣社員の給与は時給制なので、休みが収入に直結します。子どもの急な病気や学校行事などで休んだ場合には、当然ながら収入が減ってしまうことに……。しかし、そこで落胆するのはまだ早いかもしれません。意外と知られていませんが、一定の条件を満たせば雇用形態に関わらずに有給休暇は付与されます(もちろん派遣社員も対象です)。もし有休が付与されているようであれば活用しましょう。

2.仕事のブランクが空いてしまうことがある

派遣社員は、長期前提の仕事であっても3~6ヵ月ごとに契約が更新されるのが一般的です。契約更新は、派遣スタッフ、派遣先企業双方の合意があった上で行われます。事前に次回の更新をしない旨を派遣会社に伝えることで、自分の希望で就業先を変えることもできますが、前の契約終了時期とタイミングを合わせて、すぐ次のお仕事を見つけることが難しい場合もあります。

ワーキングマザーは働く環境第一!

ワーキングマザーは働く環境第一!

かつては「男は外で働き、女は家庭を守る」という考え方が主流でした。しかし、今や子どもがいても働き続ける女性は珍しくありません。平成29年に厚生労働省が実施した調査によると、18歳未満の子どもを持つ1,173 万 4 千世帯のうち、ワーキングマザーの占める割合は70.8%。平成16年の統計開始以来、初めて7割を上回る結果となりました。

しかし、ワーキングマザーがまだまだ少ない日本では、働きやすい環境が十分に整っているとは言い切れないのが実情です。出産前と同じようにバリバリ働きたいと思っていても、いざ職場復帰してみると、仕事と育児を両立させるためには、さまざまな制限があることを感じてしまう人も多いでしょう。子どものお迎えや、学校からの帰宅時間に合わせて退社するためには、残業を引き受けることは難しく、また、突発的な子どもの病気で急に休まなければいけないといった現実に直面して、落ち込むことがあるかもしれません。

とはいえ、出産や育児などによるライフスタイルの変化は、自分らしい働き方を見直す絶好のチャンスでもあります。今の自分にとって、どんな働き方がベストなのか、今一度見直してみてはいかがでしょうか。仕事と育児の両立が困難になったときには、思い切って働きながら子育てしやすい職場に転職するのも1つの方法です。

ライフスタイルが多様化する現代では、さまざまな雇用形態が存在しています。派遣は、「子育てしながら無理なく働きたい」「勤務時間の短い仕事がしたい」などの希望に合わせて、柔軟に働き方を選択できるのが特徴です。

パソナなら安心のサポートも

パソナなら安心のサポートも

ワーキングマザーが派遣で働く不安を解消し、安心して働き続けるためには、信頼できる派遣会社を見つけることが大切です。パソナでは、派遣社員として働くママを支援する『キャリアママ倶楽部』の制度を導入し、さまざまなサポートを行っています。

無理なくスキルアップできるオリジナルの研修やセミナーが充実しており、育児をしながらキャリアアップしたいママや、ブランクから復帰したばかりで不安を抱えるママを、経験豊富なスタッフがサポートするので安心して働くことができます。

一部のエリアでは、子ども連れ可能な登録会や相談会を実施しているので、派遣という働き方に興味があれば、まずは相談してみましょう。

まとめ

ワーキングマザーにとって、仕事と子育ての両立は容易ではありません。育児をしながら働く方法として、派遣という雇用形態があります。派遣社員であれば、希望条件に合わせて仕事を選べるので、無理なく働き続けることが可能です。

パソナでは派遣社員として働くママを支援する制度も充実しています。派遣という働き方に興味があれば、まずは気軽に登録会や相談会に参加してみてはいかがでしょうか。

参考サイト

みんなの仕事ラボ(シゴ・ラボ)は、働くすべての方々に向けたキャリアアップ、スキルアップのためのお役立ちサイトです。
「仕事はずっと続けるつもりだけど、このままでいいの…?」「何かスキルを身に着けたいけど自分には何が向いているか分からない」「職場でこんなことがあったけど、これって普通?」など、お仕事をする上でのお悩みや困ったをお助けするヒントやちょっとしたアイデアをお届けします。