もう悩まない!派遣登録時にふさわしい服装を季節ごとに解説!

派遣会社に訪問して派遣登録をする際、具体的な服装指定がなく、どのような服装で来社するか個人に任されている場合があります。
とはいえ、派遣登録が初めての場合、「リクルートスーツが良い?」「私服でOKと言われたけれど、何を着ていけば良いか分からない!」などと悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、派遣登録時の服装・髪型・メイク・アクセサリーのポイント、季節ごとのオススメの服装と避けた方が良い服装について、詳しくご紹介します。
- 目次
- 派遣登録時の服装は、落ち着いた色のスーツ・オフィスカジュアルがオススメ
- 髪型や髪色はどうすれば良いの?
- メイクやネイル、アクセサリーはどうすれば良いの?
- 春・夏にオススメの服装、避けた方が良い服装
- 秋・冬にオススメの服装、避けた方が良い服装
- 派遣登録時は季節感や就きたいお仕事のイメージに合わせた服装で!
派遣登録時の服装は、落ち着いた色のスーツ・オフィスカジュアルがオススメ
派遣社員として働こうと考えたとき、まずは派遣会社への派遣登録が必要になります。派遣登録時には、これまでの職歴やお仕事の希望条件などについて面談を行うのが一般的。
面談は、オンライン上で行う「Web面談」と、派遣会社に訪問して対面で行う「来社面談」などの形式で行われますが、派遣登録が初めてという方にオススメなのが、対面でじっくり相談できる来社面談での登録です。
※関連記事:『派遣の登録会って何をするの?事前準備・服装・スキルチェックについて解説!』
来社面談の場合、派遣会社に訪問して面談を行うことになりますが、指定がない限り服装や髪型に特に決まりはありません。
しかし、あまりに派手すぎたり、オフィスで浮いたりしてしまうような服装だと、「就業先の環境に合わないかもしれない」と思われてしまう可能性があるため、TPOをわきまえたスタイルを心がけると良いでしょう。
服装
服装は、相手の第一印象を決める要素のひとつで、人柄や個性が表れるもの。
そのため、「この人になら、安心してお仕事を任せられそう」と相手に思ってもらえるような、ビジネスシーンにふさわしい服装を心がけるのがポイントです。
就業先によってドレスコード(服装の規定)は異なるため、服装の雰囲気が「就業先に合いそうかどうか」という印象に繋がることもあると意識しておきましょう。
そのため、基本的には、ビジネススーツかオフィスカジュアルのスタイルがオススメ。トップスはブラウスやシャツ、ボトムスはひざ丈のスカートやシルエットの綺麗なパンツを選ぶと良いでしょう。
配色
派遣登録時の服装は、アイテムの色選びにもポイントがあります。
スーツやジャケットは、ビジネスシーンにふさわしいベーシックカラーを選ぶのがベター。清潔感や知的な印象を与える白やベージュ、ネイビー、グレー、黒などの落ち着いた色でコーディネートするのがオススメです。
また、トップスなどに差し色として自分の好きな色を取り入れてもOKですが、ビビッドな色は避けましょう。色を取り入れたい場合は、優しい印象の色合いを意識してみてくださいね。
身だしなみ
派遣会社によっては面談時に写真撮影を行うこともあります。だらしない印象にならないよう、シャツにはアイロンをかけ、靴やバッグのお手入れも忘れずに。
訪問前には身だしなみをチェックして、髪や襟元の乱れも直しておきましょう。下記のチェックリストも参考にしてみてくださいね。
- ブラウスなどの襟元に汚れはないか
- スーツやジャケットにシワは寄っていないか
- ボトムスの裾はほつれていないか
- 靴やバッグの角がすり減っていないか
- 髪型は乱れていないか
- メイクやアクセサリーは派手すぎていないか
※関連記事:『あなたは大丈夫?働く女性が知っておくべき「身だしなみ」について』
髪型や髪色はどうすれば良いの?
服装と同様に、派遣登録時の髪型や髪色にもポイントがあります。どのようなスタイルを意識すると良いのか、具体的に見ていきましょう。
髪型
どんな長さの髪型であっても、清潔感のあるスタイルがポイント。前髪はサイドに流して、おでこや眉、耳を出すと、表情が明るく見えて好印象につながります。
また、長い髪はひとつに結ぶなどして、奇抜なヘアアレンジは避けるようにしましょう。
髪色
髪色の基準は派遣会社によっても異なりますが、黒髪または自然な茶色であれば問題ないでしょう。ただし、金髪や個性的なヘアカラーは、ファッション系やクリエイティブ系の職種以外、避けたほうが無難です。
メイクやネイル、アクセサリーはどうすれば良いの?
派遣登録時のメイクや装飾についても、どんなものが良いか悩む方が多いようです。どの程度のメイク・装飾であれば、ビジネスシーンにふさわしい好印象を与えられるのか、ご紹介していきます。
メイク
個性の強すぎるメイクも避けた方が良いですが、ノーメイクもビジネスシーンでは避けた方が良いでしょう。派遣登録時は、清潔感を意識し、血色感やツヤ感を演出するようなナチュラルメイクがオススメです。
普段はアイメイクに力を入れている方も、派手な色のアイシャドウやつけまつげ、カラーコンタクトはお休みした方が良いでしょう。香水をつける際もなるべく控えめに。
※関連記事:『知っておきたい社会人のお作法!オフィスのメイクってどこまでOK?』
ネイル
ネイルは、派手なカラーやストーンなどの装飾は避け、透明もしくはベージュやピンク系など肌に近い自然な色味を選びましょう。
また、派遣登録時はネイルをしていても特に問題ない場合が多いですが、業界や職種によっては就業時のネイルがNGの場合もあるので、気に留めておいてくださいね。
※関連記事:『どこまでOK?周りへ好印象を与える「オフィスネイル」のポイントをご紹介!』
アクセサリー
シンプルなアクセサリー類や結婚指輪、腕時計は、派遣登録の際に身につけていても特に問題ないでしょう。
ただし、派手なものや大きすぎるファッションリング・ネックレス・ピアス・イヤリングなどは、避けたほうがベターです。
春・夏にオススメの服装、避けた方が良い服装
ここまで、派遣登録時にオススメしたい基本的なスタイルについてご紹介してきましたが、季節によっても選ぶアイテムは変わってきます。
ここではまず、春・夏シーズンにオススメの好印象スタイルと、避けた方が良い服装についてそれぞれご紹介していきます。
オススメの服装
トップス
トップスは、シャツやブラウスのほかに、カジュアルすぎないデザインならカットソーもOK。カーディガンを羽織るなら、無地のシンプルなものが良いでしょう。
ただし、写真撮影の可能性も考慮して、カーディガンの他にジャケットも用意しておくのがオススメ。夏場は涼しげなリネン素材や、すっきり見えるノーカラーや七分袖のジャケットを持っておくと重宝しますよ。
ボトムス
ボトムスは、スカートでもパンツでもOK。ビジネス向きのスッキリしたデザインを選び、スカートは膝が隠れる丈にしましょう。
配色
落ち着いたベーシックカラー以外に、顔まわりを明るく演出してくれるパステルカラーや、清潔感のある淡いブルーなど、季節感のある色を取り入れてみてはいかがでしょうか。
避けたほうが良い服装
過度な露出
胸元が大きく開いたトップスやショートパンツなど、露出が多すぎる服装は、避けましょう。また、必要以上にボディラインを強調するようなタイトなものもビジネスの場では好ましくありません。
ジャケットを脱ぐことを想定して、ノースリーブのトップスは避け、薄手のトップスは透けないようにキャミソールなどのインナーを着ておきましょう。
主張が強すぎる柄もの
控えめなストライプやドット柄程度なら問題ありませんが、カジュアルな印象の強いボーダー柄や大きな水玉柄、花柄、奇抜なプリントなど、主張が強すぎるものは避けた方がベター。迷った場合は、無地を選ぶと良いでしょう。
サンダルやミュール
つま先が出たサンダルやミュールはカジュアルな印象が強くなるため、ベーシックなパンプスを履いて行きましょう。また、夏場でもストッキングを着用するのがオススメです。
秋・冬にオススメの服装、避けた方が良い服装
次に、秋冬の服装選びのポイントをご紹介します。夏場に比べて服装の露出は減る反面、選ばないようが良いNGアイテムにも注意が必要です。オススメの服装と避けた方が良い服装について、それぞれ見ていきましょう。
オススメの服装
アウター
秋冬もジャケットは重宝するので、ぜひ用意しておきましょう。
コートを着用するなら、ビジネスシーンの定番であるベーシックなカラーのトレンチコートやチェスターコートがオススメ。ダウンコートでも構いませんが、ややカジュアルな印象になるため、状況に合わせて使い分けましょう。
また、コートは部屋に入る前に脱ぎ、着席時にはたたんでバッグの上に置いておくと良いでしょう。
インナー
春夏と同様にシャツやブラウス、控えめなデザインのカットソーもOK。特に寒い時期は、薄手のニットも使えます。
タートルネックのニットなど、首元にボリュームが出る場合は、髪をアップにまとめるなどして顔周りをスッキリさせると、印象がアップしますよ。
避けたほうが良い服装
派手なレッグアイテム
派手な色柄のタイツやレギンスなどは、避けた方が良いでしょう。なお、ストッキングやタイツは、一般的に薄手の方がフォーマルな印象が強くなるとされています。
オフショルダーなどのざっくりニットやロングスカート、ロングブーツ
ざっくりとした編み目のニットや肩を露出するようなニット、ロングスカート、ロングブーツなども、カジュアルな印象が強いので、なるべくなら避けた方が無難です。会社によっては、これらのアイテムが着用可能な就業先もあるかもしれませんが、派遣登録の際は控えた方がベターでしょう。
派遣登録時は季節感や就きたいお仕事のイメージに合わせた服装で!
派遣登録時のスタイルは、「ビジネスシーンにふさわしいか」「清潔感があるか」「良い印象を持ってもらえそうか」などのポイントに気をつけて、服装選びをすると良いでしょう。
また、派遣登録の面談は、これまでの自分の経験や将来の希望を伝えるための場です。そのため、服装も自己アピールのひとつと捉えて、就きたいお仕事への意欲をアピールしてみてはいかがでしょうか。
たとえばアパレル系やWEB系ならトレンド感のあるスタイル、金融系なら、かっちりしたジャケットスタイルなど、マナー違反にならない範囲で、志望する業界を想定した服装や雰囲気を演出してみるという方法もあります。
今回ご紹介したスタイルの例を参考に、自信を持って派遣登録の面談に臨んでくださいね。