知っておきたい社会人のお作法!オフィスのメイクって、どこまでOK?
社会人にとっては、メイクも身だしなみのひとつ。でも、オフィスではどのようなメイクでもOKとはいかないのが難しいところですよね。そこで今回は、オフィスでのメイクやネイルのマナーについてまとめました。ポイントを押さえて、誰からも好感を持たれるメイクを心がけましょう。
トレンドのカラーレスメイクは、清潔感を出したいお仕事メイクにもぴったり
ビジネスシーンにふさわしいメイクのポイントは、「きちんと感」や「清潔感」。派手なカラーや強すぎるラメ入りのアイテムは控え、ナチュラルさを心がけましょう。最近は「盛りメイク」から、肌なじみのよいヌーディーカラーを使ったナチュラルメイクへトレンドが移りつつありますよね。ベージュやブラウンを使ったカラーレスメイク・ワントーンメイクは、トレンド感も出しつつオフィス浮きしないのでおすすめです。色味を控えめにする代わりに、肌をキレイに見せることに力を入れましょう!
ノーメイクで出社するのはOK?
次に注意したいのが、ナチュラルメイク=「ノーメイク(すっぴん)」ではないということ。男性が毎朝ヒゲをそって身だしなみを整えるように、最低限のメイクをするのは社会人としてのマナーです。雑誌や動画などの時短メイク術を参考にしたり、化粧水・乳液・日焼け止め・下地・ファンデーションを兼ねるオールインワンアイテムを活用したりするなど、少しの工夫でサッとメイクができます。ちなみに、眉・目元・チーク・リップそして肌に色味がついていると「すっぴん感」を避けることができますよ。
最初のうちは、職場の同僚がどのようなメイクをしているかを観察して
実際のところ、どの程度のメイクまでが許容範囲かは、職場によって異なります。新しい派遣先でのお仕事をスタートするときには、いつも以上に清潔感のあるメイクやヘアスタイルを心がけましょう。特に、初日はかっちりした服装とナチュラルメイクにするのがおすすめです。髪が長い方は、あまり派手でない髪留めでまとめるのがベター。しばらくは職場の様子を見て「この職場では、この程度までなら大丈夫だな」というラインを見極めましょう。自分らしさを出すのは、それからでも遅くありません。
他人の視線を集める手元・目元には特に注意を払って
次に気を付けたいのは、アイメイクやネイルについて。目元や手元は人の視線を集める場所ですから、ボリュームの多すぎるつけまつげや、不自然なカラーコンタクト、派手なネイルは、自分が思っている以上に悪目立ちしてしまうことも。職場にカラーコンタクトをつけていくなら、できるだけ裸眼に近い色にすると失敗が少ないでしょう。ネイルは、メイクと同様にベージュ系のカラーを選び、ワントーン+控えめのアートぐらいにしておくと安心です。
お仕事のイメージとメイクをリンクさせると印象UP
メイクは身だしなみであると同時に、仕事に対する意欲や自分の力量をアピールできる方法でもあります。お仕事のイメージとメイクをリンクさせれば、働くモチベーションもアップするかも?!「相手にどういうイメージを持たれたいか」を意識して、できる範囲でメイクに反映させてみるとよいかもしれません。
「上品さ」を演出したい(受付・秘書など)
さまざまな方と接する機会が多く「会社の顔」として活躍するお仕事では、「上品さ」「優しさ」を演出できるよう、アイシャドウやリップはブラウン系でまとめるのがおすすめ。少しくすんだピンクや赤みのあるブラウンを選ぶと、落ち着きのある上品さを演出できます。
「親近感」を演出したい(サービス、接客など)
明るく健康的なイメージを出したい接客のお仕事では、チークで血色のよさを演出するのがポイント。派手すぎないピンクやオレンジ、ブラウン系のチークがおすすめです。特に、飲食業などでは「清潔感」が第一なので、ラメ入りのチークや、たっぷりとリップグロスを塗るのは避けましょう。
「知的でクールな感じ」を演出したい(IT系、データオペレーションなど)
凛とした印象を与えるためには、チークの使い方がポイントです。ベージュ系やオレンジ系のチークを、耳の付け根から広角へ向かってななめに入れます。縦のラインを強調すると、知的でクールな印象になりますよ。ただし濃く入れすぎると必要以上に影を作ってしまうので、気を付けてくださいね。
まとめ
お仕事中は好印象メイクを心がけ、就業後のお化粧直しや休日で好きなメイクを思いっきり楽しみましょう。相手にいい印象を持ってもらい、自分も気分よく働けるようなオフィスメイクを研究してみてくださいね。