働き方

2019/04/16

子育てをしながら貿易事務のお仕事に就くことは可能?

専門性の高いお仕事のため、一般事務と比べて時給が高く、安定した求人数がある貿易事務のお仕事。

「業務で英語を使える」「海外の企業との取引に関わることができる」といった特徴もあり、女性が多数活躍している職種です。

しかし、女性が働く上でどうしても気になるのは「結婚・出産といったライフイベントを経て、ライフステージが変わっても、働き続けられるのか」ということではないでしょうか?

今回は女性が産休・育休を経て、子育てをしながら貿易事務のお仕事を続けることはできるのか、詳しくご紹介していきます。

目次
経験や知識があれば長く活躍できる貿易事務のお仕事
産休・育休期間の合間にスキルを磨いておくのもオススメ
ワーキングマザーのお悩み① 保育園のお迎え時間は死守したい
ワーキングマザーのお悩み② 子どもの成長に合わせて働き方を変えたい
派遣のメリットを活かせば、子育てしながら活躍することも可能!

経験や知識があれば長く活躍できる貿易事務のお仕事

貿易事務は、海外企業と輸出入を行う商社やメーカーなどで、貿易取引に関する事務業務を担当するお仕事です。

主な勤務先としては、商社、メーカー、フォワーダー(通関業者・海貨業者)、船会社・航空貨物代理店などがあります。そのお仕事内容は、業界や業種によって異なりますが、商社やメーカーなど貿易取引の当事者側(買主・売主)で働く場合、取引相手と交わす契約書や受発注書、輸送や通関の際に必要となる貿易関連書類の作成や内容確認、英語によるメールのやりとり(コレポン)が主な業務になります。

この業務を円滑に進めるには、貿易特有の専門用語の理解、物流や申請書類に関する知識、英語力(特に英語を読み書きする力)が求められるため、一度経験を積みスキルを身につけると、専門性を持った人材として長く活躍でき、同じ貿易業界に転職する際にはアドバンテージになります。

※関連記事:『貿易事務職の仕事内容って?「商社・メーカー系」と「物流・フォワーダー系」との違いについて』『貿易事務未経験だけれど、いきなり正社員になることは可能?

産休・育休期間の合間にスキルを磨いておくのもオススメ

貿易事務は専門職でありながら、必ずしも資格が必要というわけではありません。

規模の大きな商社やメーカーなどでは、書類作成を専門に行う部署、フォワーダーや倉庫会社など国内企業とのやりとりを担当する部署、というように業務を細分化している会社もあり、英語を使った実務経験のない方でも、PCスキルなど基本的なビジネススキルがあれば採用されるケースもあります。

ただし、英語力や貿易知識を備えていれば採用される可能性はより高くなるので、未経験の方は産休期間に貿易事務ならではの専門知識を身につけることをオススメします。

ちなみに、貿易事務に求められる英語力はTOEIC(R)600点以上が目安と言われています。TOEIC(R)600点は、基本的な英文法・構文を理解し、日常会話では要点を把握して応対できるレベル。表現不足はあっても、自分の意思を伝えられる語彙力が備わっている状態とされ、履歴書への記載目安と言われることも多いようです。

貿易事務は、現場で取り扱う書類が基本的に英文書類であること、国際ビジネス業務に携わるということを考えると、今はまだ英語が得意ではないという方でも600点以上の英語力を身につけられるよう、チャレンジしてみましょう。

また、貿易取引の流れ、書類の役割や内容の理解度を証明する方法として、貿易知識に関する検定試験があります。未経験の方が受験する際、代表的な検定試験には、「貿易実務検定(R)C級」と「国際取引業務検定(IBAT)Basic Level」があり※、合格していれば企業から一定の評価を受けることができるでしょう。

※貿易実務検定試験は、貿易実務に特化した内容の理解度をはかる検定試験。国際取引業務検定は、現在の国際ビジネスに必要な貿易実務の基礎知識やマーケティングを包括した内容に関する検定試験です。

実際に子どもが生まれて育児が始まれば、なかなか勉強時間の確保が難しくなりますが、産休・育休明けから貿易事務職を目指すのであれば、産休・育休期間中にTOEICや検定試験の勉強をスタートさせておくのがオススメです。

ワーキングマザーのお悩み① 保育園のお迎え時間は死守したい

ワーキングマザーにとって、家庭と仕事の両立は悩ましい問題。特に子どもが保育園に通っている場合はお迎え時間もあり、「16時までに退社したい」「子どもの保育園へのアクセスがよいオフィスに通いたい」といった希望を持つ方が多くいらっしゃいます。

貿易事務は、比較的残業が少なめのお仕事ですが、会社の規模や取引先によっても、大きく左右されるというのが実情です。

例えば、貿易事務の人数が多く、子育て支援の制度が整えられている大きな会社では、ほぼ毎日定時で帰ることができるかもしれませんが、規模の比較的小さな会社では業務範囲が多岐にわたるケースも多いため、繁忙期には定時に帰ることが難しいケースも。また、取引先企業の国によっては、時差の関係で残業が増えてしまう場合もあります。

こうした環境や自分自身の状況は、仕事と子育ての両立を始めてから気づくこともあると思いますが、自分の環境の変化に合わせて働いていきたいという方は、「派遣」という働き方を選択するのもひとつの方法です。

派遣で働く際の大きなメリットのひとつが、「週3日だけ働きたい」「遅くとも17時までに退社したい」といった自分が望む条件にあったお仕事を探せること。

実際、派遣の貿易事務のお仕事の中には、週数日の勤務や時短勤務など、働く時間を柔軟に選べる会社もあります。また、派遣という雇用形態であれば、契約時に勤務時間や仕事の内容・範囲を確認してから働き始められるので、「残業なし」の契約であれば、「無理な残業を頼まれてしまう」といったトラブルも避けられます。

ワーキングマザーのお悩み② 子どもの成長に合わせて働き方を変えたい

派遣という働き方は、子どもの成長に合わせて計画的にワークスタイルを変えることができるのも魅力です。これは、子育てと仕事を両立させたい方にとって重要なポイントですよね。

例えば、子どもが小さいうちは週3日、時短勤務などで働き、子どもの学年が上がるにつれ勤務日数や時間を増やしていく、という選択肢も。貿易事務としてのキャリアを積みながら、幅広い業務を任せてもらえる派遣先へとステップアップすることも、頑張り次第で可能となるでしょう。

先ほども少しご紹介しましたが、貿易事務は業務領域が広いこともあり、規模の大きな会社では、貿易書類の作成を専門に行う部署、貿易に関わる国内企業とのやりとりを担当する部署、というように業務を細分化していることもあります。

そのため、子どもが小さい時には業務負担が少ない仕事に就き、状況を見ながら、徐々に業務範囲の広い仕事に就くといったことも、派遣の貿易事務職ならできるでしょう。

派遣のメリットを活かせば、子育てしながら活躍することも可能!

ライフステージに合わせた働き方を選びやすい派遣を選べば、子育てをしながら貿易事務として活躍することも十分可能です。

出産前に貿易事務の実務経験がある方はもちろん、別職種で培ったビジネススキルを活かし、未経験から貿易事務のお仕事にチャレンジすることもできます。貿易事務未経験の方は、英語スキルを磨いたり、貿易実務検定やIBAT(国際取引業務検定)の資格取得にチャレンジしたりすることで、貿易事務職への道も近づくでしょう。

子育てをしながら貿易事務にチャレンジしたいと考えている方は、「派遣」という選択肢もぜひ検討してみてくださいね。

参考サイト:

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