キャリアアップ

2016/08/26

ワーキングマザーのキャリアプラン10年計画

著者: シゴ・ラボ編集部

ワーキングマザーのキャリアプラン10年計画

ワーキングマザーにとって、家庭と仕事の両立は永遠のテーマ。特に、子どもが小さいうちは仕事選びにもいろいろと制約がかかりますよね。今回は、これからお仕事復帰を考えているママも、現在お仕事中のママも気になる「子どもの成長と共にワークスタイルを変えていくヒント」をお伝えしたいと思います。一緒に、ワーキングマザーの長期的なキャリアプランを考えてみましょう。

あるワーキングマザーのケース

Tさん の例をもとに、ワーキングマザーのキャリアの変遷をたどっていきましょう。

第1ステージ「扶養内でお仕事復帰」(在宅)

彼女がお仕事に復帰したのは、長男が生後8か月の時。そこから長女を妊娠するまでの3年間、在宅ワークで扶養控除内のお仕事をすることにしました。赤ちゃんのお世話をしながらのお仕事となると、なかなか通いの仕事は難しいもの。Tさんのように、まだ子どもが小さいうちは在宅勤務を選択するケースもあります。また、保育園に入れなかったことをきっかけに在宅ワークを選択する方もいます。

第2ステージ「週3日の時短勤務」(派遣)

長男が小学校入学、長女が2歳になったタイミングで保育園に預けることができたTさんは、週3日の時短勤務でパソコンインストラクターの仕事を始めました。このとき、彼女が選んだのは派遣という選択肢でした。ワーキングマザー向けの求人を多く扱っている派遣会社で、勤務時間や勤務地、お仕事内容や出勤日数など、希望条件に合ったお仕事を紹介してくれ心強かったそうです。インストラクターの契約が終了した後は、職業訓練校にて週4日のOA講師として就業します。

第3ステージ「自宅近所でフルタイム勤務」(派遣)

そして、Tさんがフルタイムのお仕事を始めたのは、長女が5歳のときでした。こだわった条件は、「残業なし」「自宅の近く」という2点。幸い、希望の条件に合う仕事が見つかり、近所の企業で秘書兼事務として就業を開始。3年で契約が満了した時点で、長女もすでに小学生だったため、さらに通勤距離を伸ばして電車通勤での週5日フルタイムの派遣ワークを継続します。
Tさんは、長男を出産してからの約10年の間に、子どもの成長に合わせて徐々にワークスタイルを変化させてきました。徐々に条件を広げていくことで、上手に家庭と仕事を両立させながら、フルタイム勤務のお仕事に就くことができたというわけですね。

まとめ

Tさんの例にもあてはまるように、子どもが2歳から6歳(小学校入園まで)の間は週3日程度または週5日の時短勤務、小学校に上がるとフルタイムでオフィスワークなど、徐々に条件を変えながら働き、子どもが小学校に入学するタイミングで本格的にフルタイム勤務をスタートさせるというママが多いようです。パソナでは、ワーキングママにぴったりの求人案件を数多くご紹介しています。あなたも、キャリアプラン10年計画をキャリアコーチと一緒に考えてみませんか ?

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