悩み・質問

2018/10/11

貿易事務未経験だけれど、いきなり正社員になることは可能?

語学力を活かした仕事へ就きたい方に人気がある、貿易事務や海外営業事務のお仕事。今回は、貿易事務未経験で正社員の貿易事務職を目指すみなさんに、商社や貿易会社の人事担当者からお聞きする現場のお話をはじめ、貿易事務職に転職する方法や有利な資格(検定試験)についてご紹介します。

目次
未経験での採用のハードルは高め。経験者が優遇されやすい貿易事務職
まずは派遣社員などの雇用形態で実務経験を積み、正社員を目指す方法もある!
まとめ

未経験での採用のハードルは高め。経験者が優遇されやすい貿易事務職

貿易事務は、海外の企業と輸出入取引する商社やメーカーなどで、貿易取引に関する事務業務を担当するお仕事です。主な業務には、輸出入取引で交わされる書類の作成や確認、海外企業とメールでやりとり(コレポン)、国際物流に関わる輸送会社や通関会社(フォワーダー)等との連携が挙げられ、商品の輸出入に関する進行を管理する役割を担います。

※関連記事:「貿易事務の募集要項で見かける「コレポン」って何?
国際物流のコーディネーター「フォワーダー」

貿易取引で使われる専門用語の理解、書類や物流に関する知識、英語力(特に英語を読み書きする力)が求められる専門性の高いお仕事ということもあり、即戦力を求める企業は一般的に「経験者」を優遇する傾向があります。

ただ昨今は、異なる業界での経験を持った人材を積極的に採用する会社も増えており、未経験であっても、英語力のある方(TOEIC600点以上が目安)や、貿易実務に関する検定試験を合格している方は、採用される可能性も高まってきています。

※関連記事:「未経験から貿易事務へ転職するときに有利な資格って?

まずは派遣社員などの雇用形態で実務経験を積み、正社員を目指す方法もある!

貿易事務職は、もともと「経験者」が採用されやすい職種なので、転職活動中に「面接を受けても、なかなか採用につながらない…」というケースも少なくありません。そのため、まずは派遣社員や契約社員などの雇用形態で貿易実務に関係した仕事に就くというのも、貿易事務職の正社員を目指す近道になります。

というのも、商社や貿易会社では、派遣社員・契約社員が貿易事務を担っていることも多く、現場で求められる貿易実務レベルもさまざまだからです。とりわけ、輸出入取引の頻度の高い会社や規模が大きい会社の場合、書類作成を専門に行う人、通関会社や倉庫会社など国内企業とのやりとりを担当する人、というように貿易実務の業務を分業で行っているところもあり、そういった会社では未経験者が採用されることもあります。

現場で貿易実務に触れることができれば、本だけでは学びきれない、輸出入取引の流れや、貿易特有の書類の流れといった実務スキルが身につきます。

また、英語力のある方は英文事務職に就き、自身の英語力を磨きながら貿易実務を勉強し、将来的に貿易事務職での正社員採用の可能性を高めるというのも1つの方法です。

まとめ

今回は正社員の貿易事務職について、正社員に近づく方法をご紹介してきましたが、「貿易事務の仕事がしたい」のか「正社員になりたいのか」、自分自身の考え・状況について、最初にしっかりと分析することをオススメします。その上で、貿易事務職を目指すなら、最初から雇用形態にこだわりすぎず、あらゆる可能性を探りながら、まずは貿易に携わることのできる仕事、あるいは英語を使う仕事へ飛び込んで、実務スキルを積み重ねていきましょう。

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