キャリアアップ

2018/10/01

未経験から貿易事務へ転職するときに有利な資格って?

新しい職種に挑戦したいと考えたとき、「未経験だけれど、採用してもらえるだろうか?」という不安になる方も多いのではないでしょうか。貿易事務の仕事は“専門的な職種”というイメージから、未経験で転職したい方には少しハードルが高く感じられるかもしれません。ですが、未経験という不利なポイントをカバーする方法に、「資格取得や検定試験の受験」があります。今回は、書類選考・面接を通して採用へのチャンスを掴みやすくなる資格や検定試験についてご紹介します。

目次
「貿易事務未経験」でもチャンスを掴みやすくなる資格や検定試験がある!
ビジネス英語はTOEIC 600点以上を目指そう!
貿易実務や国際取引の理解は貿易実務検定(R)C級、国際取引業務検定合格を目指そう!
TOEICスコア、検定試験合格は「未経験」のあなたの“やる気”を感じてもらえるもの
まとめ

「貿易事務未経験」でもチャンスを掴みやすくなる資格や検定試験がある!

貿易実務の現場では、「英語力があること」と「貿易の流れをきちんと理解していること」が必要です。よって、商社や貿易関連会社での就労実績が無くても、英語力や実務に関する知識を習得している、つまり検定試験に合格していることで、未経験という不利なポイントをカバーできるのです。

貿易実務の現場でニーズの高い検定試験のひとつが、ビジネス英語のレベルをはかる「TOEIC(R) Listening & Reading Test」。そしてもうひとつが、貿易実務や国際取引の理解度をはかる試験「貿易実務検定(R)」「国際取引業務検定(IBAT)」です。

ビジネス英語はTOEIC 600点以上を目指そう!

みなさんもご想像の通り、貿易事務の仕事はある程度の英語力(語学力)を求められます。貿易取引で扱う書類は、ほとんどが英語で書かれていますし、海外の会社とのメールのやりとり(コレポン)も、基本的には英語で行います。

※関連記事:「貿易事務の募集要項で見かける「コレポン」って何?

そのため、英語を読むのも書くのも苦手で、これから英語に触れたくもない…という方にとっては、貿易事務の仕事は適さないかもしれません。ですが、実は高度な英語力が必要とされる実務内容ばかりでもありませんので、未経験の方にも十分にチャンスがあります。

TOEICのスコアで目安となるのは600点。貿易事務の求人を調べてみると、「TOEICスコア600点以上」を応募条件にしているところが多くあります。ですから、貿易事務への転職を考えている方は、まずは600点を目標にしてみてくださいね。

なお、貿易事務職への転職では、未経験者でも英語力はあればあるほど強みになります。TOEICはビジネスの現場で使用される英語がたくさん出題されますし、高得点をとれば、そのまま自身の英語力アピールとなります。ですから、600点以上のスコアがとれるようにしっかりと勉強することをオススメします。

(注)実務経験者や貿易知識がある方の転職では、TOEICのスコアをあまり問われないこともあります。ただ、英語力があれば、確実にアドバンテージになります。貿易知識があまりない未経験の方は、アドバンテージとなる目安として600点を目指すと良いでしょう。

貿易実務や国際取引の理解は貿易実務検定(R)C級、国際取引業務検定(IBAT)合格を目指そう!

貿易取引は、国とは異なる特有の方法で取引が行われており、そのために貿易事務職は専門性の高い職種となっています。ですから、貿易事務未経験の方でも、貿易実務の内容、貿易取引の流れについて理解しているとアピールすることで、採用される確率が高まります。

具体的には、貿易実務検定(R)C級や国際取引業務検定(IBAT)Basic Levelに合格していると、貿易事務未経験の方でも書類選考に通りやすくなるでしょう。

ちなみに、貿易実務検定(R)は、昔からある民間の検定試験なので、貿易の現場では広く認知されています。その試験問題は、貿易で使われる専門用語、輸出入取引の流れ、書類の役割について理解していないと解けない問題で構成されていますが、現場では必須の知識となる問題が多いのが特徴です。

国際取引業務検定(IBAT)は、近年できた検定試験ですが、世界全体の貿易量が急増し、貿易実務者の仕事の幅がどんどん広がっている中で、貿易実務にとどまらない幅広い知識を問う検定試験となっています。最近は、貿易実務検定(R)と並んで人気の検定試験となりつつあります。

余談ではありますが、貿易実務に関する資格のひとつに挙げられる「通関士」は、商社や貿易会社の貿易事務への転職を目指す方にとっては、さほど必要な資格ではありません。というのも、通関士は、通関業務に特化した国家資格であり、上記の検定試験よりもはるかに難しい試験となっています。ですが、商社や貿易会社における貿易事務の転職では、通関士の資格よりも、英語力があることや、貿易の流れをきちんと理解していることの方が有利に働くからです。(現場を見ても、商社や貿易会社で貿易実務をしている人に、通関士の資格を持つ人はほとんどいないのが実情です。)

(注)一般的に「貿易会社」とは、海外メーカーが製造する商品を輸入して国内企業・小売店に販売したり、国内メーカーの商品を代理人として海外輸出したりといった、貿易取引を専門に行っている会社のことです。(最近ではモノだけでなく、サービスの輸出入取引を行なっている会社もあります。)

TOEICスコア、検定試験合格は「未経験」のあなたの“やる気”を感じてもらえるもの

ここまで、未経験の方が貿易事務職にチャレンジするときに役立つ検定試験をご紹介してきましたが、それでも現実は、企業は「経験者」を募集することが多いでしょう。とりわけ、貿易事務職は専門性の高い職種なので、企業も即戦力になり、安心感が持てる経験者を求める傾向もあります。

しかし、今回ご紹介したTOEIC650点以上、貿易実務検定(R)や国際取引業務検定(IBAT)などの検定試験合格という結果を得られると、企業も「経験者」と変わらず、審査の対象としてくれる可能性は高まります。検定試験の結果は、あなたの努力が反映するものですから、企業もあなたのやる気を感じられるのです。

まとめ

近年は、異業種への転職が珍しいものではなくなってきました。「未経験だから…」というだけで尻込みせずに、検定試験の勉強を通して貿易実務に必要な知識を得、さらには前職で身につけたスキルも活かして挑んでみてはいかがでしょうか。

またパソナキャリアカレッジでは、語学や貿易を学びたい方に向けた講座を開催しています。働きながら受講でき、試験勉強をしながら貿易実務のスキルを積むことも可能。貿易事務職への転職にご興味のある方は、ぜひご活用ください。

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