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2018/10/11

貿易事務に求められる英語力って?目安はTOEIC600点!

著者: パソナ キャリアコンサルタント(貿易担当)

貿易事務に求められる英語力って?目安はTOEIC600点!

貿易事務職への転職を目指す際「一体どのくらいの英語力が必要なの?」と気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

お仕事によっては、英語以外の語学力を求められることもありますが、貿易事務職では一定の「英語力」が求めらるのが一般的。

そこで今回は、貿易事務職が仕事で必要とされる英語力(語学力)や、転職するのに有利なTOEICスコアについて、実際のところをご紹介します。

目次
貿易事務職が求められる英語力を知ろう!
TOEICスコア600点以上を目指そう!
英語力に自信をつけて、貿易事務の転職にチャレンジしよう!
まとめ

貿易事務職が求められる英語力を知ろう!

貿易事務の仕事は、海外の企業とメールを交わしたり、売買契約書など英語で書かれた書類を作成・確認したりする仕事です。ですから、ある程度の英語力が求められる職種ではあるのですが、もしみなさんが「貿易事務職は、英語をペラペラ話せる方ばかり…」というイメージを持っていらっしゃるのであれば、実際のところは異なります。

というのも、貿易事務の仕事では、英会話でコミュニケーションを行うスキルよりも、英語の読み書きのスキルが重視されているからです。

さらには、国際ビジネスの世界では「誰が、誰に、どこから、どこに、何を、いくつ、いつまでに」届けるかといった内容を、書類やメール(コレポン)に書き残すのが慣例なのですが、書類やメールの内容にはある程度決まった型があるので、それほど高度な英語力は必要とされないのです。

そうはいっても、商社や貿易会社によっては、「ゆくゆくは海外の人と商談できる人材を育てたい」という考えの企業もありますし、実際に貿易事務職の採用を行う会社の方の話を聞くと、応募者の英語力の高低が採用基準のひとつになっているのも確かです。

※関連記事:「貿易事務職の給料・待遇について、実際のところが知りたい!
貿易事務の募集要項で見かける「コレポン」って何?

TOEICスコア600点以上を目指そう!

ここ数年来、企業が応募者の英語力の目安にしているのが、「TOEIC(R) Listening & Reading Test」のスコアです。最近は、募集要項にも「TOEIC600点以上」などと記載している会社も多く見られます。

TOEICは年間に10回行われている英語力検定試験(990点満点)で、リスニング問題100問、リーディング問題100問で構成されています。なかでも、読解問題はビジネスの現場で交わされるメール文章や書類が例題に使われることも多く、国際ビジネス実務における英語力をはかることができる検定試験です。

先ほど「貿易事務の仕事は英語の読み書きのスキルを必要とする」とお伝えしましたが、TOEICの問題には、貿易事務の仕事でもよく使われるビジネス英語の表現も多く含まれています。そのため、企業は応募者の英語力をはかる判断基準にTOEICスコアを用いるケースがあるのです。

貿易事務への転職では、必ずしもTOEICで600点以上のスコアが必要なわけではありませんが、600点以上のスコアを持っているとアドバンテージになります。ひとつの目安としてお知りおきください。

TOEICの効率的な勉強法については、出版されている対策本も参考に勉強すると良いと思いますが、試験という性格上、とにかく試験問題に慣れる=何度も試験問題を解くことが大切。特にTOEICのリーディングは、「問題に慣れていないと時間内にすべてを読み、回答するのは難しい」と言われるほど多くの問題が出題されます。(TOEICにどんな問題が出題されるのかわからないという方は、ぜひ書店等で公式問題集をご覧になってみてください。)受験される方は、試験前に何度も問題を解いて慣れておくことがスコアアップの近道となります。

英語力に自信をつけて、貿易事務の転職にチャレンジしよう!

TOEICは試験勉強をすればするほど、ビジネスの現場でよく使われる単語や言い回し、イディオムを習得できて、自分のビジネス英語力が鍛えられます。自分の実力が点数に反映されるのもTOEICの長所で、ときには点数が悪くて落ち込むこともあるかもしれませんが、「今度はもっと良い点をとろう!」と具体的に目標が立てられますし、転職できる職種の幅も広げられます。

なお、パソナでは、貿易実務レベルを「STEP1 貿易書類作成業務レベル」、「STEP2 貿易取引全体を担当するレベル」、「STEP3 非定型的な業務を担当できるレベル」という3つのステップに分けています。TOEICのスコアが600点以上の方は、英語の基本的な読み書きがある程度できるレベルと考えられますので、STEP1レベルの貿易事務職への転職なら、十分にチャレンジ可能です。

※参照元:「貿易のキャリアステップ

まとめ

貿易事務職への転職を目指している方はもちろんのこと、「英語を使う仕事をしたいけれど、何から勉強したらいいかわからない…」という方は、まずはTOEIC で600点を目標に頑張ってはいかがでしょうか。また、600点以上の高得点を取れば、貿易事務職への転職の可能性もさらに高まります。

また、パソナでは、語学や貿易を学びたい方に向けての講座が充実しています。独学が不安な方、モチベーションを上げたい方にオススメです。自分の英語力の自信をつけて、新たな分野の転職にチャレンジしてみてくださいね。

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