用語

2016/02/15

【貿易】PL保険とは?PL保険の種類や補償の範囲を分かりやすく解説!

【貿易】PL保険とは?PL保険の種類や補償の範囲を分かりやすく解説!

商社や貿易会社の多くが加入している「PL 保険」。加入が義務づけられていないものではありますが、貿易実務に携わる方は覚えておきたい用語のひとつです。そこで今回は、「PL保険」について、分かりやすくご紹介します。

「PL保険」とは、商品の欠陥による損害を補償する保険

みなさんは、そもそも「PL」が何を指しているかご存知でしょうか?

PLとは、Product Liability(生産物/製造物責任)の略語で、「企業が製造・販売した商品(製品)の欠陥が原因で、消費者など第三者の生命、身体、および、財産上の損害を被った場合に、製造元および販売元に課される損害賠償責任」のことを言います。

PL法は、消費者を保護することに重点をおいた法律です。消費者が損害を被ったとき、製造業者に過失がなくても、その被害者が損害賠償責任を求めることができることを定めています。
*PL法では、消費者が ①損害があったこと ②製品に欠陥があったこと ③欠陥によって被害が生じたこと(因果関係) を証明すれば、製造業者等は過失がなくても賠償責任を負うことになります。

そのため、企業がその責任追及に備えて加入するのがPL保険であり、PL責任を問われたときの「法的賠償金」や「訴訟費用」、「応急手当」などの費用を補填してもらえる保険です。

輸出者だけでなく、輸入者も加入すべき保険

ここで押さえておいていただきたいのは、PL法における製造業者の定義には、「輸入者」が含まれているということ。

これは、輸入品によって消費者が被害を被った場合、その被害者が海外の製造業者に責任追及を行うことは難しいこと、また、輸入者は海外の製造業者との売買契約において、輸出者に責任を追求する措置をとれる立場にあるという考え方からきています。

そのため、PL保険は「輸入者が加入すべき」保険となっているのです。

PL保険は、保険会社が引き受けを行っていますが、国内の保険会社では、輸入品を含む国内で販売される商品(製品)のみを対象とした「国内PL保険」と、輸出製品を対象とした「輸出PL保険」の2つがあります。

「国内PL保険」は、国内で販売される輸入品を含む商品(製品)すべてを対象としており、和文で書かれた約款、保険証券を発行しています。

「輸出PL保険」は、世界各国で通用している米国の保険約款に準じた、英文の賠償責任保険証券を発行しています。

ちなみに保険契約を結ぶ際の主要事項は、「対象商品」「被保険者」「保険金額」「保険期間」などがありますが、細かい内容については保険会社の専門領域になります。詳しく知りたいという方は、社内の詳しい方や保険会社の方に直接問い合わせてみてくださいね。

 

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参考サイト:

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貿易実務のプラットフォーム
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