「そもそも、船積書類って何が含まれるの?」
こんにちは!貿易女子1年生、ゆにです。
最近、会社の貿易業務にも少しずつ慣れて、週末もゆったり過ごせるようになりました。少し落ち着いてきたこともあって、この秋から貿易の勉強をスタート。少しずつ貿易の知識を深めていきたいなと思っています。そんな気持ちになったのも、いつでも喫茶カイコクのマスターに相談できるから(*^。^*)/ その昔、商社で働いていたというマスターは、貿易のことに詳しくて、しかも、すごく優しく教えてくれるんです!
こんにちは〜今日はケーキセットをいただけますか?ティラミスとカフェオレをお願いします。
かしこまりました。
マスター、今日も、ちょっとお話し聞いていただけますか?悩みってわけではないんですけど、貿易用語で気になる言葉があって…。
ええ、私でよろしければ。
今さらな疑問なんですけど、貿易の仕事をしていると、「船積(ふなづみ)書類」って言葉をよく聞きますし、私もたまに使っているんですけど、どの書類を指しているんでしょうか?B/L(船荷証券)やインボイスは、確実に船積書類のひとつってことはわかっているんですが…。
ええ。そうですね。一般的には、船積書類というと、「B/L」、「インボイス」、「保険証券」を指しています。ただ、使う人によって、指している書類が異なるかもしれません。この3つの書類に加えて、「パッキングリスト」や、商品の「原産地証明書」などの書類も含めて指している可能性もあります。
ケースによって異なるんですね…。
そうなんです。たとえば、通関業務をしているフォワーダーさんが、「船積書類を送ってください」と言った場合、通関では保険証券の提出が求められているわけではないので、船積書類といっても、B/L、インボイス、パッキングリスト、原産地証明書だけを指しているかもしれません。
なるほど~。
どの相手が、どの船積書類が必要なのかは、確認すればすぐわかることですから、「船積書類」と言われたら、念のために聞いてみるのもいいかもしれませんね。
そうですね!勉強になりました。いつもありがとうございます。
いえいえ。どういたしまして。こちら、カフェオレとティラミスになります。ごゆっくりどうぞ。