「営業と経理が『仕切り価格』を見直そうって話していたけれど、どういう意味?」
こんにちは!貿易女子2年生、ゆにです。今日は会社の営業や経理やいろんな部署が参加する全体会議というのに初めて参加したのですが、わかる話とわからない話が3:7くらいで、まだまだ会社のことを知らないんだなと気づきました(; ̄□ ̄)ガーン。でも、貿易に関わることは理解しておきたいと思い、今日も喫茶カイコクへ。ここのマスターは、かつて商社で働いていた方で、貿易に関することを丁寧に教えてくださるので、私はとても頼りにしているんです♪
こんにちは。今日もカフェラテをお願いします。
ゆにさん、こんにちは。カフェラテですね。少々お待ちくださいね。
あ、あと、今日もマスターにお聞きしたいことがあるんです。貿易のことではないんですが、関連しそうなことで…。今、お話ししても大丈夫ですか?
ええ、大丈夫ですよ。
マスターにお伺いしたかったのは「仕切り価格」って言葉なんです。今日、会社の全体ミーティングで、役員の方、営業の方、経理の方が、為替レートも大きく変化したので輸入品の仕切り価格を見直そうっておっしゃっていたんです。会議の場では、すぐに会議することでまとまっていたんですが、仕切り価格って言葉が気になって…。
なるほど。
話の流れからすると、仕切り価格っていうのは、お客さんへの販売価格のことなのかな?と思ったんですが、合っていますか?
お聞きしているとそういうことだと思います。ゆにさんが気づかれているように、仕切り価格は「仕切る」という言葉のニュアンスの捉え方で少々変化しますが、一般的には会社やお店が一般消費者(エンドユーザー)に販売する価格ではなく、会社や小売店などに卸す価格のことをいいます。要は会社から会社への販売価格ってことですね。
なるほど~!
会社によって、業界によって、商品によって、仕切り価格をどのように決められるかはいろいろです。たとえば、メーカーが独自で開発している商品の中には最終消費者に届ける小売価格を決めていて、他社(他店舗)へ販売するときには、その小売価格の60%で卸す、60%で仕切って販売すると決めることがあります。その価格はまさに仕切り価格ですね。
そうですね。仕切り価格の意味合いがわかりました。先週、マスターに原価計算のお話※を相談しましたけど、関係していそうですね。
※関連記事:「原価計算を手伝ってと言われたけど、何をするんだろう?」
そういえば、おっしゃっていましたね。きっと関係していますよ。
そうですよね。マスターのおかげで、私、少し賢くなっている気がします(笑)。
いや~(照)。ありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。
こちらこそ、ご贔屓ありがとうございます。
お待たせしました。カフェラテが入りました。
ありがとうございます。いただきます!