働き方

2018/07/03

今のスキルを活かせる!新しい採用スタイル「ソーサー」ってどんなお仕事?

著者: シゴ・ラボ編集部

今のスキルを活かせる!新しい採用スタイル「ソーサー」ってどんなお仕事?

「これまでの経験を活かして、新たなお仕事にチャレンジしたい!」そのような方にオススメしたいのが、新しい採用のお仕事「ソーサー」です。

未経験でもチャレンジしやすく、営業センスや英語力など他職種で培ったスキルも活かせることが特徴です。従来の採用活動とは異なるソーサーというお仕事について、ぜひこの機会に知っておいてくださいね。

新しい採用のお仕事「ソーサー」とは?

今回、初めてソーサーという言葉を聞いたという方も多いかもしれません。それもそのはず、この職種が生まれたのは、つい最近のこと。ソーサーの役割は、さまざまなITツールを活用して企業が求める優秀な人材を見つけ、採用に結びつけるキーパーソンになることです。今まで培ってきた営業センスやSNS・データベースの活用スキル、英語力などを発揮して、未経験からチャレンジすることもできる新しい採用スタイルです。

採用の現場では、こんな変化が起きている

ソーサーというお仕事が誕生した背景には、採用市場の大きな変化があります。従来の採用スタイルといえば、企業は掲載料を払って求人広告を掲載し、応募者が来るのを待つというのが一般的でした。しかしながら、優秀な人材を獲得するための企業間の競争は激化しており、なかなか応募者が集まらないと嘆いている企業は少なくありません。厚生労働省が発表した「平成27年転職者実態調査の概況」では、転職者を採用する際の問題点について「必要な職種に応募してくる人が少ないこと」と回答した企業が64.1%と、最も多い結果になっています。企業は、これまでの「待ち」の採用から「攻め」の採用への転換を求められており、それを実現できるのが、“企業が積極的に欲しい人材を探してきてスカウトする”「ダイレクト・ソーシング」という手法なのです。

ソーサーは「ダイレクト・ソーシング」の担い手

従来の転職市場におけるターゲットは、転職活動を積極的に行っている「転職顕在層」でした。ダイレクト・ソーシングが画期的なのは、表立った転職活動を行っていない「転職潜在層」にまで直接アプローチができるということ。転職顕在層と転職潜在層の割合はおよそ2:8と言われており、「いい話があれば検討したい」と考える方は多いと推測されています。転職潜在層にまで対象を拡げることで、大幅に採用ターゲットを拡大することが可能になります。
ダイレクト・ソーシングにおいて、ソーサーは、SNSや人材データベースなどのITツールを駆使して企業の求める優秀な人材を探し出し、直接アプローチする役割を担います。スカウトメールの他、SNSを通じた情報発信や社員紹介なども行いながら優秀な候補者を見つけてアプローチし、関係性(リレーション)を構築して“応募意欲を醸成する”のがソーサーの腕の見せどころといえるでしょう。

ソーサーを目指すなら、今がチャンス!

ソーサーは、「企業自らがアプローチをして、候補者を応募する気にさせる」お仕事です。候補者との関係構築には、コミュニケーション能力や営業センス、英語力などのスキルが十分に活かせるでしょう。日本において、ダイレクト・ソーシングはまだまだ始まったばかり。それぞれの企業にとってベストな採用スタイルを確立するため、従来の枠にとらわれない新たな発想・感性を活かし、新たな方法を開拓できる人材が求められています。もちろん、採用・人事未経験の方にもチャンスは大いにあります。第一線で活躍する人材が少ない今こそ、ソーサーを目指す絶好のタイミングと言えるでしょう。

まとめ

ソーサーのに興味を持たれた方は、まずはパソナのお仕事検索ページJOBサーチで、ソーサーのお仕事を探してみてください。その他にも、JOBサーチでは未経験歓迎のお仕事、スキルアップが可能な専門性の高いお仕事など、さまざまなお仕事を掲載しています。将来なりたい自分をイメージしながら、お仕事をチェックしてみてくださいね。

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