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2019/10/11

きちんと感の出る秋のオフィスカジュアルは?オススメのジャケットスタイルをご紹介!

著者: シゴ・ラボ編集部

きちんと感の出る秋のオフィスカジュアルは?オススメのジャケットスタイルをご紹介!

就業先での服装として、指定されることが多い「オフィスカジュアル」。しかし、オフィスカジュアルに明確な基準はなく、会社によっても許容範囲が異なるため、毎日の服装選びに悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。

そんなときにオススメなのが、ジャケットの着用です。一着、ジャケットを用意しておけば、羽織るだけで「きちんと感」を演出でき、オフィスカジュアルの服装としても最適です。

そんなジャケットですが、形や色などさまざまな種類があり、その選び方にもポイントがあります。そこで今回は、秋の通勤にぴったりのジャケットスタイルについて詳しくご紹介します。

目次
オフィスカジュアルって、そもそもどんなファッション?
秋の通勤スタイルに迷ったら、ジャケットの出番です!
ジャケットの形や色で相手に与える印象・イメージが変わる!?
オフィスカジュアルにふさわしいボトムス&インナーって?
ビジネスシーンに合った好印象の服装を心がけよう!

オフィスカジュアルって、そもそもどんなファッション?

働き方の多様化とともに、オフィスカジュアルを導入する企業も増えていますが、規定を明文化している会社もあれば、暗黙のルールという会社もあり、業種や会社の風土などによって許容範囲が異なるのが、難しいところですよね。まずは、オフィスカジュアルの基本についておさらいしておきましょう。

オフィスカジュアルとは?

オフィスカジュアルとは、一般的に、ビジネスシーンに適した、スーツほど堅くなりすぎない装いを指します。

基本的には、「仕事をする上で相手に失礼にならないような、ビジネスシーンにふさわしい服装」と考えればOK。たとえば、ブラウスやシャツ、カットソーなどのトップスに、すっきりしたデザインのパンツやスカートを合わせるスタイルが挙げられます。

オフィスでお客様の対応をするときはスカートスタイル、外回りでアクティブに動くときはパンツスタイルなど、TPO (Time/時間、Place/場所、Occasion/場合)に合わせて、オフィスカジュアルの服装を使い分けるのもオススメです。

オフィスカジュアルの基準って?

オフィスカジュアルで心がけたいのは、お仕事にふさわしく、清潔感のある服装です。それぞれのポイントごとに、一般的なOK・NGラインを把握しておきましょう。

肌の露出

肌の露出が多すぎるものや、過度にボディラインを強調するようなデザインは避けましょう。デコルテが見える程度ならOKですが、肩や胸元が必要以上に開いたものはNG。スカートの長さは、座ったときのことも考慮して、膝下程度の丈を基準にしましょう。

派手な原色やネオンカラー(蛍光色)などはカジュアルな印象が強くなるため、お仕事にはふさわしくありません。基本は黒・紺・ベージュ・白をはじめとするベーシックカラーで。色を取り入れたいときは、優しい印象のパステルカラーがオススメです。

主張の強い派手な柄や、スパンコールなどの装飾が多い服は避けたほうがベター。服装で個性を出したい方も、大前提としてビジネスシーンに馴染むような「清潔感」「きちんと感」があるかどうかを考えて選びましょう。柄や装飾がどの程度までならOKかは、社内の先輩のファッションを参考にして決めると良いでしょう。

秋の通勤スタイルに迷ったら、ジャケットの出番です!

秋の通勤スタイルに迷ったら、ジャケットの出番です!

「ブラウス・シャツ・カットソー」+「ベーシックなパンツ・スカート」というのが、オフィスカジュアルの基本ですが、秋は羽織りものをプラスするのがオススメ。カーディガンも使いやすいアイテムですが、せっかくなら、ジャケットを選んでみませんか?

というのもジャケットは、羽織るだけで装いをビジネス仕様にしてくれる優れもの。合わせるアイテムによって、フォーマルにもカジュアルにも見せられます。また、きちんと感を演出するだけでなく、防寒にも適しています。

ジャケットの形や色で相手に与える印象・イメージが変わる!?

ジャケットの形や色で相手に与える印象・イメージが変わる!?

ジャケットは、色やボタンの数、襟の形によって、相手に与える印象が大きく変わるということをご存知でしょうか。「セットアップのフォーマルなスーツ以外でジャケットは持っていない」という方も、ぜひこの機会に1枚準備してみてはいかがでしょう。今回は、ジャケット選びの参考にしていただきたいポイントを、ご紹介します。

襟の種類

メンズに比べて、レディースのジャケットは襟の形が豊富です。シーンや好みに合わせて選べるので、ぜひこだわってみましょう。

①テーラード

①テーラード

誠実さや堅実さをイメージさせるテーラードは、ビジネスシーンにおける定番ジャケットの形!初めてジャケットを買う方にもオススメです。もともとテーラードジャケットとは、スーツのジャケットのことを指していました。

なお、テーラードを選ぶ際は、ぜひ襟の幅に注目してみてください。襟の幅が広めだと、女性らしく優しい印象に、細い襟なら、シャープでマニッシュな印象になります。

②スタンドカラ―

②スタンドカラ―

スタンドカラー(立ち襟)は、知的でエレガントな印象を与えます。カジュアルなインナーも上品に格上げしてくれるほか、ノーカラーと同様に、合わせるアイテム次第でセミフォーマルとしても活用できます。

③ノーカラー

③ノーカラー

襟のないノーカラージャケットは、クラシカルで女性らしい雰囲気を演出してくれます。顔周りをスッキリ見せてくれるほか、アクセサリーとも相性が良いのが特徴。なお、ノーカラージャケットは、首元の形によっても印象が変わってきます。

ラウンドネック(丸首)

フォーマルスーツにも採用される上品なデザインのラウンドネックは、パールなどのアクセサリーと合わせれば、フォーマル度がアップします。カジュアルアイテムと合わせて、休日の服装に活用することもできるほか、パーティーや結婚式にもオススメです。

Vネック

首元をスッキリ見せるVネックは、シャープでスタイリッシュな印象に。「今っぽさ」「デキる女性」といったイメージを演出してくれます。

レディースジャケットは、色によっても印象が大きく変わります。お仕事内容や職場の規程にもよりますが、襟の形と同様にこだわって選んでみてくださいね。

面接や会議など、ビジネス上の大事な場面で使えるのは、きちんとした印象を演出できる黒のジャケット。インナーによっては、黒のジャケットをカジュアルに着こなすことも可能です。

使いやすさを考えるなら、オススメはネイビー。インナーを変えることで、知的で落ち着いた雰囲気から、若々しく爽やかな雰囲気まで幅広く演出できます。

グレー

落ち着いた印象のグレーはインナーの色合わせもしやすく、一枚持っていると便利。暗めのチャコールグレーはシックな印象に、ライトグレーはカジュアルで明るい印象に映ります。

白、ベージュ、キャメル

明るいカラーは、華やかな女性らしさを演出するほか、レフ板効果で顔が明るく見えます。「真っ白なジャケットには挑戦しにくい…」という方は、アイボリーやベージュを選ぶと良いでしょう。どんな色にも合うのでインナーも選びやすく、コーディネートの幅も広がりますよ。

素材

デザインだけでなく、ジャケットの素材にこだわって選ぶのもオススメ。機能性やトレンドなど、重視するポイントごとに、オススメ素材をご紹介します。

・動きやすさ重視
伸縮性のあるストレッチ素材
・お手入れの簡単さ重視
水に強くシワもつきにくいポリエステル
・トレンド、季節感重視
夏ならリネン、秋冬ならツイード、ウール、コーデュロイなど

最近では、きちんと感のあるジャージー素材や洗濯機で洗えるものも多く登場しているので、ぜひチェックしてみましょう。ただし、スウェット感の強い生地など、カジュアルすぎるものはオフィスカジュアルには不向きと考えましょう。

ボタンの数

実は、ジャケットのボタンの数で、大きくシルエットが変化します。以前は、レディーススーツも男性用を模した3つボタンが主流でしたが、最近では女性らしい体型を活かした1つボタンや2つボタンのジャケットがメジャーになっています。ぜひ一度、お店で試着して比べてみてくださいね。

1つボタン

2つボタンよりもボタン位置が下になるため、ウエストの絞りを強調したシルエットになります。活力やフレッシュさを感じさせるのはこちらのタイプ。

2つボタン

2ボタンのジャケットは、胸元が狭くなり、カッチリしたシルエットに。きちんとした印象を与えるため、フォーマルなシーンにも最適です。

オフィスカジュアルにふさわしいボトムス&インナーって?

オフィスカジュアルにふさわしいボトムス&インナーって?

毎日のオフィスコーデに悩まなくて良いように、ジャケットに合う定番のボトムス&インナーもチェックしておきましょう。

ボトムス

パンツ

ジャケットと同じく、ベーシックなテーパードパンツ、タックパンツ、クロップドパンツ、きちんと感のあるセンタープレスなどがオススメ。カジュアルなイメージのガウチョパンツも、ベーシックカラーと上品な素材を選べば、オフィス使いも可能になるでしょう。

ただし、サルエルパンツなど緩い印象のデザインは避けたほうがベター。柄物は、控えめなチェック程度ならOKですが、花柄など大胆な柄のものは避けましょう。本来、オフィスカジュアルでデニム素材はNGですが、クリエイティブ系やIT系などの業種では着用可のケースも。社風や先輩たちの装いなどに応じて、判断しましょう。

スカート

露出度を考慮し、ひざ下より長い丈で、深いスリットが入っていないものを選ぶと良いでしょう。フレアスカートぐらいのシルエットならOKですが、バルーンスカートのようなボリュームのあるシルエットや、透け感の強いデザインなどは、休日に楽しみましょう。

コーディネートを考える時間がないときは、ワンピースがオススメ。上品なワンピースにジャケットを羽織るのだけで、コーデ要らずの上品スタイルが完成します。

インナー

ジャケットは、あらゆるインナーを“きちんとスタイル”に仕上げてくれます。ベーシックカラーのブラウスやシャツ、きちんと感のあるカットソーなら問題ありません。また、ジャケットを脱いだ場合のことも考えて、ノースリーブなどの露出度が高いものや、派手すぎる柄物は控えた方がベター。

ビジネスシーンに合った好印象の服装を心がけよう!

“カジュアル”という名前がついていても、オフィスカジュアルはあくまで「ビジネスシーンにふさわしいスタイル」であることが原則。1人だけオフィスの中で浮かないように、それぞれのオフィスに馴染むスタイルを、心がけたいものですね。

「このコーディネートはアリかな?それともナシかな?」と迷ったときは、今回ご紹介したジャケット、インナー、ボトムス選びのポイントを参考にしてみてください。さまざまなスタイルを比べてみて、自分に似合う襟の形やシルエットのバランス、顔映りが良い色などを探してみる方法がオススメですよ。

参考サイト:

 

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