知っておきたい！派遣のお作法【職場マナー編】
「仕事の悩みって、誰に相談すればいいのかな？」「派遣先との関わり方、どう判断するのが正解なの？」お仕事をする中で、こんな場面に遭遇することがあるかもしれません。派遣社員という立場の自分が、どう振る舞えば周りと良好な人間関係を築くことができるのか、ぜひ知っておきたいですよね。今回は「職場マナー」をテーマに、困ったときのアドバイスをご紹介します。
出社時間はどうすれば良い？
基本的には、派遣先の指示に合わせましょう。特に指示がない場合は、最低でも始業時刻の10分前には出社して、仕事を始める準備をしておきたいところです。「始業前は時給が出ないのに…」と思う方もいるかもしれませんが、始業時間＝出社時間ではありません。始業時間には、きちんと仕事が始められる状態でいることが必要です。荷物の片づけやパソコンの起動、文房具や書類の準備など、出社してから準備することはたくさんありますよね。ビジネスパーソンとして、余裕を持った出社を心掛けましょう。ただ、常識的に考えて早すぎる出社時間を指示された場合は、担当にご相談ください。
仕事の悩みを派遣先に相談して大丈夫？
基 本的には、派遣元の担当やキャリアコーチに相談しましょう。「有休を取りたいのですが」「業務量が多すぎて残業続きです」など、どんなことでも構いません。担当は、みなさんと派遣先の橋渡し役。派遣先に直接伝えにくいようなことも、派遣会社が間に入って調整することで、きっとスムーズに改善できるでしょう。
飲み会に誘われた！行っても良い？
派遣社員の立場で派遣先の飲み会に参加してもよいか、と悩む方もいるようですが、結論から言うと「YES」です。派遣会社として、派遣先での飲み会参加を止める理由はありません。特に、職場に慣れていないうちは飲み会に参加することで、同僚のプライベートな面を知ることが出来て、仕事上のコミュニケーションが取りやすくなるということもありますよ。また、飲み会に関する企業風土もさまざまですので、「なかなか誘ってもらえない…。」と心配する必要もありません。職場によっては、派遣社員同士で飲み会を開くこともあるよう ですよ。
終業後の誘いは断って大丈夫？
子どもがいるから飲み会に参加できない、プライベートを大事にしたいなど、個人的な理由で誘いを断らざるをえない場面はありますよね。もちろん、誘う側も強制参加を求めているわけではないでしょうから、断ること自体はNGではありません。しかし、お仕事以外でのコミュニケーションが良い人間関係を育てることもあるので、何度か誘われたら一度ぐらいは顔を出してみてもよいかもしれませんよ。もちろん、対応に困ったときは担当に相談してくださいね。
まとめ
このほかにも、実際のお仕事現場では判断に迷うことがたくさん出てくるでしょう。何か困ったことがあれば、派遣会社に相談してみましょう。営業担当から派遣社員への定期的なヒアリングを実施している派遣会社も多いので、急ぎでない相談はそのときでOK。でもお困りの場合は都度ご相談くださいね。担当も「○○さん、順調にお仕事できているかな」と気にかけていますので、遠慮せずに教えてくださいね。
