【派遣社員のためのお悩み相談室5】お祝いや歓送迎会は参加必須?
派遣社員を悩ませる、職場での人づきあい。その中でも、お祝いや歓送迎会などのお誘いがあったときにどうすべきか悩む方は多いようです。業務とは直接関係ない部分ですが、職場のコミュニケーションを円滑に進めるためにも、状況に応じた対処法を知っておきましょう。
部署の人のお祝いへの参加を求められたら
異動のお花代や餞別、結婚祝いなどへの参加を求められた 場合「お世話になっている方なのでお祝いしたい」と思うなら、ぜひ参加しましょう。もちろん、必ずしも参加しなければならないものではないので、断るという選択肢もアリ。ただし、「金欠なので」「そのようなものは参加したくありません」といった断り方は声をかけてくれた相手に失礼にあたってしまいます。「個人的にお祝いしたいので・・・」「あまりお付き合いも無かったため、今回は遠慮させていただきたい」など、誠意が伝わるような言葉を選びましょう。
派遣先の歓送迎会に誘われたら
お祝いのときと同様、参加する or しないは個人の自由です。誘う側はおそらく、社員・派遣社員の区別なく声をかけようとしてくれているはず。「派遣なのに参加していいのかな?」「せっかく誘ってくれたのに、派遣が断ると角が立つかしら?」などと、気を遣う必要はありません。断る場合は「ありがとうございます。でも今回は遠慮しておきます」「せっかくなのですが、先約がありまして…」など、まず誘ってくれたことへの感謝の気持ちを表すことを忘れないで。
断る場合に注意すべきポイント
「参加は個人の自由意志」とはいえ、職場の雰囲気によっては断りにくいこともありますよね。そんなときは、2つのポイント を押さえましょう。まず、断るなら「早めに伝える」ということ。返事を先延ばしにしていると、どんどん断りづらくなるうえに、幹事の方に迷惑をかけてしまうことにもなります。次に、断る理由をハッキリ伝えるということ。「家族や子どもが体調不良なので」「資格取得の勉強のため、夜は自宅に帰りたい」など、相手に「それなら仕方ないな」と思ってもらえる理由がよいでしょう。かつ、必ず感謝や謝罪の気持ちもセットで表すことが大切です。
まとめ
飲み会が盛んに開かれる職場の場合、毎回参加するのは負担が大きくなりがち。「時間とお金に余裕のある時は参加する」「参加メンバーによって考える」など、無理のない範囲で参加する 方が多いようです。また、参加を断ったものの、翌日気まずさを感じるという方は「昨日の夜は盛り上がりましたか?」と、自ら話を振るのもコミュニケーションスキルのひとつ。「こんなときはどうしよう?」と迷ったときは、周りの派遣スタッフやパソナの営業担当に相談するのもおすすめです。