仕事選び・職場選びの優先順位のつけ方は？働く際の希望条件を転職で叶えるコツ

著者： パソナ キャリアコーチ

仕事選びで失敗しないためには、自分の中に「ブレない軸」を持つことが大切です。そのためには、細かい点まで希望条件を明確にし、優先順位をつける必要があります。今回は、最適なお仕事を効率よく見つけるためのヒントをご紹介します。

目次

「優先順位」と「妥協点」をしっかり持つことが大切

1．仕事に求める「希望条件」を書き出してみる

2．7つの項目の「希望」と「妥協点」を書き出す

3．希望条件の優先順位と、7つの項目を照らし合わせる

頭の中のイメージを言語化するのがおススメ

「優先順位」と「妥協点」をしっかり持つことが大切

希望条件を100％満たすお仕事に出会うのは、なかなかむずかしいことです。だからこそ、転職で必ず満たしたい条件の「優先順位」と、ここまでは妥協してもいいというラインとなる「妥協点」を明確にしておきましょう。そのために必要なのは、素直になって「自分が仕事に何を求めているか」を整理すること。紙とペンを準備して、自分が本当に求めていることを深堀りしてみましょう。

1．仕事に求める「希望条件」を書き出してみる

まずは、どんなに小さなことでもいいので、思いつくままに具体的なお仕事の希望条件を書き出してみます。ここでは「～したい」「～したくない」という書き方が混在していても、条件をいくつ書き出してもOK。書き終わったら、優先度の高い順に並べてみましょう。

2．7つの項目の「希望」と「妥協点」を書き出す

次に、仕事選びの基準となる7項目の、「希望」と「妥協点」を書き出します。ここでは、実現可能かどうかは別にして、純粋な希望を書いてください。自分なりの判断基準を明確にするためにも、ぜひ取り組んでみましょう。

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3．希望条件の優先順位と、7つの項目を照らし合わせる

「1」で優先順位をつけた希望条件と、「2」の7項目に対する希望と妥協点を照らし合わせます。そして「自分がどの項目を優先したいのか」「どんな条件なら妥協できるのか」といった希望を明確にしていきましょう。

頭の中のイメージを言語化するのがおススメ

大事なポイントは「言語化」することです。自分の言葉で口に出したり文章にすることで「頭の中にぼんやり浮かんでいる」希望が明らかになります。自分の希望条件や優先順位が明確に分かれば、自分の中に「ブレない軸」を持つことができ、お仕事選びをスムーズに進められるはずです。

それでも迷ってしまうという人は、一度、今の自分の状況を見直してみてはいかがでしょう？
1年後、3年後…自分が目指すキャリアや、将来起こりうるライフイベントなどを想定することで、新たな視点が生まれるかもしれません。この転職で何を実現したいのか、前の仕事で抱えていた課題や不満を解消するにはどうすれば良いのかを掘り下げることも大切です。

「自分なりにやってみたけれど、うまく優先順位がつけられない。本当は何がしたいんだろう…」と、お仕事の優先順位の付け方に迷ってしまったら、パソナのキャリアコンサルティングを利用してください。プロの視点が加わることで、効率よく頭の中が整理でき、自分の求めていることがはっきりするでしょう。