自転車通勤でも通勤手当は支給されるの？質問に分かりやすくお答えします
経理の仕事をしていると、時には不正などの問題に直面することがあるかもしれません。
たとえば、「公共交通機関で出勤した金額の通勤手当を申請しているにも関わらず、本当は自転車通勤だった」などはよくある虚偽の申請ですが、自転車通勤をしていた場合に通勤手当は支給されるのでしょうか？
そもそも、通勤手当とは？
「自転車に通勤手当は支給されるか」というギモンを解決する前に、まずは“通勤手当とは何か”について知っておきましょう。
通勤手当とは、会社から補助的な資金の一種として支給されるものであり、法で支給が定められているものではありません。
つまり、会社それぞれが規約にのっとって支払っているのです。支払いのルールも会社によって異なりますので、会社ごとで規約を確認することが必要です。
自転車でも通勤手当がもらえることも
上で説明したように、通勤手当の取り決めは会社によって異なります。たとえば、会社が通勤手当を「距離による換算」で決めると定めている場合には、自転車であっても通勤手当は支給されます。
もちろん会社が「公共交通機関を利用した場合のみ」と規約で定めている場合には、自転車に通勤手当は支給されません。
通勤手当の支払われる範囲がどのようになっているか、1度会社の規約を確認しておいたほうが良いでしょう。
ウソの申告は厳罰の可能性もあるので要注意
自転車でも通勤手当がもらえるケースはもちろんありますが、ウソをついて通勤手当を受け取っていた場合は大問題！たかが通勤手当と思うかもしれませんが、不正受給は最悪の場合、懲戒処分となることもあるのです。
また、申告と異なる交通手段で通勤していて何らかの事故に巻き込まれると、労災などが適応されない場合があります。怪我はする、保険は下りない、ただの欠勤扱いにされる、と良いことはひとつもありませんので、くれぐれも申告は正しく行いましょう。
通勤手当については会社の規約をチェック
自転車通勤に通勤手当は支給されるのか、ウソの申告をした場合罰則はあるか、などもまた会社の規約によって異なります。
通勤手当の支給についてトラブルを防ぐためには、その規約をしっかり理解することが大切だということを、ぜひ心得ておきましょう。
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