悩み・質問

2017/01/06

勘定科目に迷ってつい「雑費」に……何か問題はある?

今週の相談
帳簿を付ける際、なんの勘定科目にしたらいいか迷ったり、分からなかったりすることがよくあり、そういうときについ「雑費」で処理してしまいます。「あまりよくはないだろうな~」と思いつつも、とくに問題も起きていないので、そのままにしてしまっています……。実際、何か問題はあるのでしょうか?

栃木県 ロニ(27歳)

「雑費」とは言うが、雑に扱うべからず!

あけおめスマーッシュ!う~む!君は「問題が起きていない」と感じているようだが、本当にそうかな!?テニスラケットのガットは突然緩むんじゃなくて、一球打つごとに少しずつ緩んでいくんだ!そして、その異変に気がつくのは、緩んでしまった後なんだよ!雑費もちょっと似ているかもしれないぞ!スマーッシュ!

とりあえず「雑費」にしておけばOKなの!?

そもそも雑費とは、営業活動で使った販管費のうち、該当する勘定科目がなく、かつ重要度の低い少額な費用のことを指す!たとえば、以下のような費用はよく雑費にされる!

・制服のクリーニング代
・清掃代
・ごみ袋代
・証明書などの発行費
・贈答用の花
・振込料

経理・会計職のみんななら、「この経費の勘定科目がどれなのかよく分からないから、とりあえず『雑費』にしとこう……」なんて考えたことが、一度はあるんじゃないか!?確かに、分類に迷ったものを雑費として処理すること自体は、会計上とくに問題はない!だが、そこにはのちのち弊害を生むリスクが潜んでいるんだ!

「雑費」が多くなるデメリットとは?

「よく分からないから雑費に……」なんてことを繰り返していると、気がつくとたくさんの雑費を計上していることがある!ハッキリ言うと、その状態はあまりよろしくない!それには大きく2つの理由がある!

1.使った費用の増減を把握しにくい

勘定科目には使った費用の使途を明確にする役割があるが、雑費にすることで、それが分からなくなってしまう!たとえば、経費削減をしようと考えたときに何を削ればいいのか判断しにくくなってしまうんだ!雑費が増えることで、経営分析や経営判断の妨げになる可能性があるんだな!

2.客観的な信頼の低下

雑費ってのは、客観的には「何に使ったか分からない費用」に見える……!だから決算書上、できれば少ないほうがいい!一般的には、雑費は経費全体からみて5~10%程度に抑えるのが望ましいと言われているんだ!

もし、それ以上の雑費が計上されていると、金融機関などから「この会社はちゃんと正しい会計処理をしているのか」と怪しまれたり、税務署に目を付けられて税務調査に入られたりする可能性だってあるんだ!

雑費はできるだけ減らせ!

ということで、すぐに問題の起きることじゃないが、のちのちマズいことになるかもしれないってことが分かってくれたかな!?ちなみに、上のほうで紹介したものの費用は、以下のように置き替えることができるぞ!

・制服のクリーニング代 ⇒ 消耗品費
・清掃代 ⇒ 衛生費
・ごみ袋代 ⇒ 消耗品費
・証明書などの発行費 ⇒ 支払手数料
・贈答用の花 ⇒ 交際費
・振込料 ⇒ 支払手数料

置き換えるときに注意したいのは、処理する人によって別の勘定科目にならないようにするってことだ!勘定科目で迷わないように、あらかじめ社内で処理のルールを細かく決めておくといいだろう!ってなわけで、今回はここまで!君の悩みに……スマーッシュ!

あなたに合った経理のお仕事あります!

あなたの希望のお仕事がきっとみつかる! 「パソナJOBサーチ」
地域、職種、働き方などの
様々な条件でお仕事を検索

派遣スタッフ満足度 クチコミ1位! 派遣のお仕事探しならパソナ
まずは1分!カンタンWEB登録

「専門性を高める」「ライフスタイル重視」 理想のキャリアを実現!
パソナだからできる経理のお仕事紹介

新着記事からセミナー情報まで! お仕事で役立つ
最新情報をお届けする
シゴラボ メールマガジン

サービス満足度95%! 一緒に“新しい”を探せるって心強い
キャリアコンサルティング

みんなの仕事ラボ(シゴ・ラボ)は、働くすべての方々に向けたキャリアアップ、スキルアップのためのお助けサイトです。
「仕事はずっと続けるつもりだけど、このままでいいの…?」「何かスキルを身に着けたいけど自分には何が向いているか分からない」「職場でこんなことがあったけど、これって普通?」など、お仕事をする上でのお悩みや困ったをお助けするヒントやちょっとしたアイデアをお届けします。