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2019/05/21

貿易事務に関する資格は取得必須?転職では有利になるの?

貿易事務のお仕事に関する資格は、「貿易実務検定(R)」をはじめとして、さまざまなものがあります。資格取得には、勉強時間の確保や受験費用が掛かるため、資格を取るのであれば、できるだけ転職に有利で、実務に役立つ資格を選びたいですよね。

そこで今回は、貿易事務職に就くときに資格取得は必須なのか、また、転職にあたってどんな資格が役立つのかなど、貿易事務職への就職・転職事情と、資格取得について詳しくご紹介します。

目次
資格取得は必要な知識がある証として、転職に有利になることも!
貿易事務の業務や転職に役立つ資格3つ
貿易事務で役立つ語学系の資格って?
独学でも取得可能!ただし専門講座を受ければ効率よく学習できることも
ベネステ「eラーニング」でも貿易事務関連の講座を実施

資格取得は必要な知識がある証として、転職に有利になることも!

貿易事務は、商社やメーカーなどで貿易取引に関する事務業務を行うお仕事ですが、事務職の中でも「専門的なお仕事」というイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。

実際、「貿易実務検定(R)」や「国際取引業務検定(IBAT)」といった貿易実務の理解度をはかる検定試験もあり、より難易度の高い検定試験に合格することで、キャリアアップを実現する方もいらっしゃいます。

ただし、貿易事務として働いている方が、必ずしも資格を持っているとは限りません。

ひとくちに貿易事務といっても、お仕事内容や業務の専門性は業界や会社によってさまざま。独学で勉強したり、業務を通して専門知識を身につけたりして、資格を持たずに活躍している方も多くいらっしゃいます。

では、なぜ資格を取得する方がいるのかと言うと、大きく分けて下記の2つの理由が考えられます。

①未経験から、貿易事務のお仕事に就くため
②貿易事務として就業中の方が、更なる知識を身につけ、キャリアアップするため

資格試験を受ける目的は人それぞれですが、①のように未経験から新たに貿易事務職を目指す方や、②のように貿易分野でのキャリアアップを目指す方にとって、資格取得は大きなアドバンテージになることでしょう。

また、貿易事務の求人募集の中には、「勉強中の方歓迎」という未経験募集もあります。資格取得前であっても、貿易実務の内容や貿易取引の流れについて学んでおけば、転職活動の際、有利に働くことは間違いありません。

貿易事務の業務や転職に役立つ資格3つ

このように、貿易関連の資格取得は、転職活動やキャリアアップにも活かすことができます。では、貿易関連の資格には、具体的にどのようなものがあるのでしょうか。現場でも役立つ、貿易実務に関する資格をご紹介します。

貿易実務検定(R)

日本貿易実務検定協会が実施する検定試験で、貿易の現場でも広く認知されている検定です。試験問題は、貿易で使われる専門用語、輸出入取引の流れ、書類の役割についての内容が中心で、これらは現場でも必須の知識となります。A~C級の3つの級に分かれています。

国際取引業務検定(IBAT)

世界全体の貿易量が急増し、貿易実務者の業務範囲が広がっているなかで、貿易実務だけでなく、国際時事などの幅広い知識を問う検定試験。一般社団法人国際取引業検定協会が実施している検定で、近年、「貿易実務検定(R)」と並んで人気の検定試験となりつつあります。(2019年4月時点で、「Basic Level」のみ受験可能。「Advance Level」の検定試験は準備中となります。)

通関士試験

貿易関連では唯一の国家資格。試験は「通関業法」、「関税法等」、「通関実務」の3科目で構成されており、通関業務に特化した資格試験です。上記2つの検定試験よりも、難易度が高い試験となっています。フォワーダー(通関業者)で通関士として働くためには必須の資格ですが、商社や貿易会社の貿易事務職を目指す方にとっては、必須ではありません。

これらの資格を取得すれば、現在の貿易実務に関する知識を証明することができます。また、就職・転職活動の際には、アピールポイントとしても活用できることでしょう。

貿易事務で役立つ語学系の資格って?

貿易事務のお仕事では、貿易取引に関する知識と同時に、ある程度の「語学力(主に英語)」が求められます。

貿易実務で取り扱う貿易関連書類は、フォーマットはあるものの、基本的にすべて英文。取引を行う海外企業とのやりとりでも、英語でのコミュニケーションが中心となります。

そのため、未経験から貿易事務職への転職を目指す方は、英語力も磨いておくと良いでしょう。今までに英語を使ったお仕事の実務経験があれば、アドバンテージになりますし、資格取得という形でスキルをアピールする方法もあります。

ここからは、貿易事務で役立つ英語の資格について、具体的にご紹介していきます。

TOEIC(R) Listening & Reading Test

「TOEIC(R) Listening & Reading Test」は、ビジネスパーソンの英語力をはかる資格として、多くの企業からも推奨されている試験です。合格・不合格ではなく、現在の英語力をスコアで確認できるのが特徴です。

一般的に、貿易事務を目指す方に推奨されているスコアは600点以上。実際、貿易事務の求人を調べてみると、「TOEICスコア600点以上(または同等の英語力を有すること)」を応募条件にしている企業が多くあります。貿易事務への転職を考えている方は、まずは600点を目標にすると良いでしょう。

※関連記事:『貿易事務に転職するなら、どの程度の英語レベルが必要ですか?』『英語力を仕事に活かす!貿易事務職に就くなら、TOEIC(R)は何点くらい必要?

日商ビジネス英語検定

貿易事務は、貿易関連書類の確認やコレポン(*)などの実務を行うため、英語の中でも「読み書き」の能力を求められることが多くあります。

そのため、英語のライティングスキルをアピールできる「日商ビジネス英語検定」もオススメの検定です。「実務的な英語文書の作成ができるレベル」とされる2級、「豊富な貿易取引経験や英語の実務経験があるレベル」とされる1級に合格すれば、貿易事務職のキャリアアップにおいて、アドバンテージとなることでしょう。

*コレポンとは、英語の「correspondence(コレスポンデンス)」の略で、貿易実務では「外国語(主に英語)で海外の取引先と文章でやりとりすること」を指します。

※関連記事:『英語のライティング能力をアピールできる「日商ビジネス英語検定」は貿易事務職にオススメ!

独学でも取得可能!ただし専門講座を受ければ効率よく学習できることも

ここまでご紹介してきた資格試験は、書籍などを購入して、独学で勉強することも可能です。ただし、働きながらでは、「独学で学習するのは大変…」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな場合は、専門の講座や資格スクールに通ったり、eラーニングで学んだりするのもオススメです。なお、ベネフィット・ステーションでも、貿易実務を学びたい方に向けて、レベル別のeラーニング講座を実施しています。

STEP1:貿易書類の作成

貿易関連書類のルールや用語を理解し、正確な書類作成を目指します。

STEP2:一連の貿易業務

貿易取引における一連の業務を担い、コレポンの作成や関係者とのコミュニケーションもスムーズに行えるレベルを目指します。

STEP3:非定型的な業務

貿易取引における一連の業務に加え、イレギュラー対応などの判断もできるレベルを目指します。

 

ベネステ「eラーニング」でも貿易事務関連の講座を実施

ベネフィット・ステーションの「eラーニング講座」では、貿易実務関連からTOEIC(R)対策まで、英語のスキルアップに関するプログラムを多数しています。英語を使用するお仕事にチャレンジしたい方に向けて、それぞれのレベルに合わせたラインナップを揃えているので、ぜひサイトをチェックしてみてくださいね。
参考サイト:

パソナは貿易事務のお仕事情報多数!

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貿易実務のプラットフォーム
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