【ビジネス英語】知っておくと便利!方位・方角を英語で表す方法
今回のビジネス英語は、「方位や方角」を英語でどう表現するかについてご紹介いたします。というのも、東西南北はスムーズに思い出せたとしても、意外と出てこないのが方位・方角なのです。覚えておけば、海外の取引先へ位置や方角を伝えるときにきっと役に立ちますよ。
方位・方角を使いこなそう!
英語で “東・西・南・北” を表す単語は名詞ですが、 これらの単語に “ern” を付け加えると、形容詞になることはご存知でしたか? 知らなかった方は、ぜひこの機会に覚えておいてくださいね。
ex:) East⇒Eastern South⇒Southern
さっそく東西南北の名詞 / 形容詞を使った英語表現をご紹介します。
位置を伝える
“○○は××のどの辺りにある” と、比較的広い範囲で位置を表すときの表現。
“KYUSYU is in the south of Japan.”
“KYUSYU is southern Japan.”
“KYUSYU is in the southern part of Japan.”
九州は日本の南部にあります
場所を伝える
“○○は××のどこにある” と、限定した場所を表します。
“Canada is north of U.S.A.”
カナダはアメリカの北にあります。
“Mexico is south of U.S.A.”
メキシコはアメリカの南にあります。
さらに覚えておくと役立つのは、東西南北に方向性を加えた表現。東に行く・西へ向かうなどと表現したいときには “東西南北+方向性を表す単語” で使われることが多いのです。以下を参考に、どの方位+どの方向性かを覚えましょう。
“go back (to) east” (東へ行く)
“go out (to) west” (西へ行く)
“go down (to) south” (南へ行く)
“go up (to) north” (北へ行く)
さて、ここでお気づきでしょうか。日本は首都が東京(つまり東側)にあり、電車の上り下りの表現も含めて、東へ「進出する」イメージがあると思います。
ですが、英語では西へ「進出する」 東へ「戻る」と表現されるのです。もしかすると、西部開拓の歴史に関係があるのかもしれません。
南北に関しては、地図の上側に北が記載されることもあって、日本語と同じ方向感覚があるようで、「南下/北上」などと表現します。この違い、探ってみるとおもしろいですね。
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