悩み・質問

2017/10/26

貨物船は何人の船員さんが働いている?

みなさん、ご機嫌よう。こんてなんじゃ。秋風が気持ちのいい季節になりましたな。旬の食べものも多い季節じゃし、みなさんも楽しまれていることでしょうな。さて、今日は久々に貨物船にまつわる話をしましょうかのう。

意外と少ない!?貨物船の運行を担う船員数

現代の貨物船は、全長200~300メートルの大型船も多いんじゃが、この貨物船をいったい何人で動かしているかご存じですかな?

貨物船によっても人数は異なるんじゃが、一般的に20人前後の乗組員で動かしており、総乗組員が24人の場合、船長、機関長、通信長※に、航海士(3名)、機関士(3名)、甲板部員(6名)、機関部員(6名)、事務部員(3名)で構成されるのが一般的じゃ。

みなさんは、この人数が多いと思いますかな?少ないと思いますかな?

さて、ここで、各乗組員がどんな仕事をしているのかこの機会に知っていただければと思い、一覧にまとめてみましたぞ。

船の各乗組員の役割
■船長
船全体の最高責任者。
■航海士、甲板(こうはん)部員
操船(船の操縦)や荷役(貨物の積み降ろし)にかかわる仕事を担当。航海士の指揮のもと、船の位置や航路の確認、停泊中の見張り、船体などの整備を行う。
■機関士、機関部員
船を動かすエンジンやボイラーなど、あらゆる船内機器の管理を担当。発電機や冷暖房の整備や燃料補給なども行う。
■通信長
陸上や他の船との交信を担当する。
※最近は通信の資格を持っている船長や航海士が通信長を兼務することが多い。
■事務部員
出入港手続き、船員の食事作りなどを担当する。

みなさん、いかがかな?貨物船が運行中、各乗組員がどんな仕事をしているのか少しご理解いただけたかのう!?

ところで、当たり前の話なんじゃが、貨物船は24時間休むことなく何日も走り続けますな?そのため、乗組員はシフト制で働き続けておるようじゃ。とりわけ、航海士と甲板部員は、4時間当直して8時間休憩するというサイクルで船を動かし続けているんじゃよ。(機関士もかつては、同様のシフトだったようじゃが、現在は船のエンジンが自動運転されるようになり、機械類の点検や整備などを随時を行っていますぞ。)

みなさんが、この船員数を多いと思うか、少ないと思うかは感じ方次第ではあるんじゃが、ワシとしては大きさの割に意外に少ない人数で動かしていると思って欲しいところじゃのう(笑)。

では最後に、最近の貨物船事情を少しお話しようかのう。

現在造られている船の中には、今まで以上に合理化、コンピューター化された船も誕生していて、なんと14名前後で動かせる船もあるそうじゃ。こうした少人数の船では機関士が、機関士の仕事だけをするのではなく、事務部員の仕事を手伝うような体制で運行しているようじゃ。十数年後には、本日ご紹介した船員数(20名前後)ではなく、14名前後は一般的になるかもしれませんな。

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