企業ニーズ拡大中!業務自動化のお手伝い「RPA」のお仕事
これからの時代に必要とされるスキルを身につけたいという方におすすめしたいのが、RPAという分野のお仕事です。「RPA」の「R」はロボットのR。それを聞いて「ロボットを作る仕事!?」と思われた方、そうではありません。私たちにとって今後身近になるであろう、業務自動化のお手伝いをするお仕事です。
RPA(Robotic Process Automation)とは
RPAとは、ロボットによって業務を自動化すること。言葉だけを聞くと工場などで稼働しているロボットを想像しがちですが、ここでのロボットとはソフトウェアのことです。具体的には、AI(人間の知能をコンピュータ上で再現する)や、AIが反復によって学習する「機械学習」などの技術を用います。「ExcelやAccessのマクロに似ているのかな?」と思った方、正解です!人が行う単純作業を効率化するためにRPAを用いて自動化する、そのようなイメージを持っておくとよいでしょう。
複雑な作業もお手のもの!RPAの技術によって広がる可能性
ただし、RPAがマクロと大きく異なるのは、WebブラウザやExcel、クラウドなど他のソフトウェア、アプリケーションを横断して自動操作できるということ。たとえば「インターネット上の地図情報サイトから店舗所在地の緯度と経度をコピーしてExcelファイルに貼り付ける」※という複雑な処理だって、PC上のRPAツールから登録しておくだけで自動処理が可能です。このように、これまで手作業するしか方法がないと考えられていたホワイトカラーの一部業務や、コスト面の問題でシステム化できなかった業務なども、RPA導入によって実現の可能性が広がっているのです。
※参考:「NTTデータ」より 指示書作成業務を代行・自動化
RPA導入による大きなメリットに企業が気づき始めた!
RPA導入によるメリットの1つ目は、ルール化できる定型業務をRPAに任せることで、人間がより付加価値の高い業務に専念する時間を創出できることです。RPAと人間が、それぞれの強みを活かして適切な業務に専念できれば、最低限の人件費で売り上げ最大化を実現することも可能です。2つ目は、コスト削減の実現です。ミスなく、24時間365日稼働できるRPAは、人間を雇うよりもはるかにコストが低く、高い費用対効果が期待できます。すでに工場のライン作業などではロボットを導入しており、その活用範囲をホワイトカラー業務にも拡大していこうと考えている企業は多いようです。
日本が抱える深刻な人材不足の救世主!?ますます高まるRPAのニーズ
ビジネスの現場で急速にRPAへの注目が高まっている要因の1つは、日本が直面している深刻な人材不足です。総務省が発表したデータによると、平成29年9月15日現在、我が国の65歳以上の高齢者は3,514万人、総人口に占める高齢者人口の割合は過去最高の27.7%となっています。さらに、2060年には国民の約2.5人に1人が65歳以上の高齢者となる、世界でも類を見ない「超高齢化社会」になることが予想されています。
深刻な労働力不足をカバーするために、外国人労働者の受け入れや未就業者の就業支援など、様々な施策が急ピッチで進められているものの、それを凌駕するスピードで人口不足が進んでいる現状です。そんな状況を補完できる施策の1つとして、業務を自動化できる技術が注目を集めだし、国内でもRPAという言葉がようやく定着してきました。
RPA分野のお仕事内容・必要なスキルとは
「RPA人材」と聞くと、いかにもハイレベルな印象を受けますが、難しく考えなくても大丈夫!PC上にロボット(RPA)ツールを立ち上げて自動化したい作業内容を登録したり、自動化させる業務と人間が担当する業務を切り分ける手伝いをしたり、RPA導入後の運用サポートなどが実際の業務内容となります。RPA分野で活躍するには、ソフトウェアの操作スキルだけでなく、IT・Webの知識、Excelなどのofficeツールの操作やマクロのスキル、業務改善や業務効率化に対する知識も必要になってきます。
興味を持ったら、まずは無料ガイダンスに行ってみよう!
RPAに興味を持たれた方は、ぜひパソナの無料ガイダンスにお越しください。新しい専門知識を学びたい方、データの加工や分析が好きでスキルアップを考えている方、試しに話だけ聞いてみたい方など、どなたでも大歓迎です。ガイダンスにご参加いただいた方には、RPAの詳しい資料もお渡しします。大手町のパソナ東京キャリアセンターや神奈川県のパソナ武蔵小杉キャリアセンターにRPAの研修センターを設置するなど、パソナでは今後いっそうRPA分野の教育に力を入れていく予定です。
【RPAエキスパート講座 ガイダンス内容の一例】
・RPAってなに?何ができるの?
・RPAエキスパート育成プログラムのご案内
・必要とされるスキルは?
・講座を受けるとどんなお仕事があるの?
まとめ
現在、ビジネスの現場で活躍しているRPA経験者はまだまだ少数です。新しいことにチャレンジするなら、今が絶好の機会!RPAを今後の選択肢の1つに加えてみてはいかがでしょうか。「今、RPAの求人はどれぐらいあるの?」「RPA分野でキャリアを積むなら、どういうキャリアパスが考えられるの?」など、セミナーに行く前に知っておきたいことがあれば、気軽にパソナにお問い合わせくださいね。