今からチャレンジできる?未経験の職種・業界への転職を成功させるには
「未経験の仕事にチャレンジするのはハードルが高い。」それは、ある意味で事実です。しかしながら、業界や業種によって、相性のよい転職というものがあるのをご存知ですか?これまでのキャリアを新たなお仕事で活用する方法を見出すことができれば、転職の可能性は大きく広がります。一緒に、そのヒントを探ってみましょう!
【同職種・異業界への転職】業界の特徴を見極めて!
業界は違っても、これまでの実務経験を活かせるので比較的転職しやすいのがこのパターン。あるいは、小売や外食は比較的他業界からの人材を受け入れやすい、不動産などは専門知識が要求される、といった業界ごとの特徴もあります。応募の際には「その業界・会社を選んだ理由」「キャリアをどう活かせるか」をしっかりと説明できるようにしておくことが必要です。
【異職種・同業界への転職】経験職種のスキルをどう活用するがポイント
一見ハードルが低そうに見えて、意外と難しいのがこちら。経験職種で培ったスキルやノウハウを新たな職種でうまく活用できるかが、成功の鍵を握っています。また、エンジニアから技術営業、SEから経理など、相性のよい職種の組み合わせも存在するので、そのあたりをリサーチしてみても。転職理由については「現職場内での異動を希望することはできないのか?」という質問を想定し、明確な返事を用意しておきましょう。
<考え方のヒント>経理へ転職したい人が、経験職種のスキルをアピールするには?
一見すると畑違いな職種でも、今までの経験を活用できるスキルは見つかります。経理を目指す場合を例にして、経験職種ごとのアピールを考えてみましょう。
・経験職種が「営業」の場合
営業は、意外とデスクワークも多いお仕事。見積書や請求書など、お金に関する書類も多く扱うことから、経理にも活かせる事務スキルが身についています。また、経理はさまざまな部門との調整が必要な仕事ですから、営業で培った折衝能力は大いに発揮できるでしょう。
・経験職種が「一般事務」の場合
WordやExcelなどのOAスキルは経理でも欠かせません。特に、ExcelのピボットテーブルやVLOOKUP関数、SUBTOTAL関数など、数値の集計に必要なテクニックは役に立ちます。情報処理系の資格を持っている場合もアピールできるでしょう。
・経験職種が「SE」の場合
さきほどご紹介したように、SEから経理への転職は比較的多く見られます。SEで磨かれた情報収集・処理能力や分析力やIT・OAスキルの高さ、プロジェクト管理をするうえで欠かせないコミュニケーション能力などが、経理職では評価されるようです。
まとめ
まずは応募したいお仕事と自分のキャリアの接点を見つけ、少しでもたくさんのアピール材料を洗い出してみましょう。「上手なアピールが思いつかない」「業界の特徴が知りたい」など、困ったことがあればパソナの担当にお尋ねください。相談する中で、思わぬ方向性が見つかるかもしれませんよ。