働き方

2021/12/14

パートタイムの派遣の仕事内容とは?働き方やメリット・デメリットを紹介

著者: パソナ キャリアコーチ

パートタイムの派遣 の仕事内容とは?働き方やメリット・デメリットを紹介

パートタイムの派遣の仕事内容とは?働き方やメリット・デメリットを紹介

子育て中の方がパートタイムのお仕事を探す場合、勤務日数や勤務時間といった条件は、重要なポイントになります。アルバイトやパートは、週のうちの数日勤務や時短勤務のお仕事も多いのが特徴ですが、派遣でもそのようなお仕事があるのをご存知でしょうか?今回は、パートタイム(短時間勤務)のお仕事を探している方に向けて、パートタイムの派遣の特徴やどんなお仕事があるのかをご紹介します。

目次
パートタイムの派遣とは?
パートタイムの派遣とよく似た勤務形態
パートタイムの働き方
パートタイムの派遣の仕事内容
パートタイムの派遣で働くことのメリット
パートタイムの派遣のお仕事に向いているのはこんな人!
限られた時間で効率よく働きたい方におすすめ

パートタイムの派遣とは?

派遣といえば、フルタイム勤務のオフィスワークなどのお仕事をイメージされる方も多いのではないでしょうか。パートのように勤務時間の融通が利けば派遣を検討したいという方もいらっしゃることでしょう。そんな方におすすめしたいのが、パートと派遣の「良いとこ取り」の働き方、パートタイムの派遣です。短時間勤務や少ない勤務日数などで派遣のお仕事に就けます。

パートタイムの派遣とよく似た勤務形態

「パートタイムの派遣」とよく似た勤務形態には、「パートタイム」と「派遣」があります。ここではそれぞれの勤務形態についてご紹介します。

1.パートタイム

パートタイムは、勤務先と直接雇用契約を結んで働く雇用形態です。パートタイムの正式名称はパートタイム労働者(短時間労働者)で、法律では「1週間の所定労働時間が同一の事業所に雇用される通常の労働者の1週間の所定労働時間に比べて短い労働者」という定めがあります。パートやアルバイトなどこの条件にあてはまる雇用形態は複数ありますが、すべてパートタイム労働者に分類されます。

2.派遣

派遣は派遣会社と雇用契約を交わし、就業先企業でお仕事をする雇用形態です。給与の支払いや社会保険の手続きなどは雇用主である派遣会社が行いますが、実際に職場で業務指示を行うのは就業先企業の担当者です。なお、基本的に同じ就業先部署で働ける最長期間は個人単位では3年となり、長期を前提としたお仕事も数ヶ月単位の契約を更新しながら続けます。そして最終的な契約満了とともに、雇用契約が終了します。

3.パートタイムの派遣

パートタイムのように柔軟な働き方を派遣社員として実現できるのが、パートタイムの派遣です。子どもが幼稚園に行っている間の平日の4時間だけ、週3日だけなど、短時間かつ少ない勤務日数で働けるのが特徴です。

パートタイムの働き方

パートタイムの働き方

パートタイムは、家事・育児などの合間の限られた時間だけ働きたい女性層に広まった働き方です。では、実際にパートタイムで働いている方は、どんな理由で今の働き方を選んでいる方が多いのでしょうか。

厚生労働省が発表した「平成28年パートタイム労働者総合実態調査の概況」によると、パートを選んだ理由は「自分の都合の良い時間(日)に働きたいから」が57.0%と最も多く、「勤務時間・日数が短いから」が39.4%、「就業調整(年収や労働時間の調整)ができるから」が20.2%となっています。

同じ調査を女性のみに絞ってみると、「家庭の事情(育児・介護等)で正社員として働けないから」が21.7%と3番目に多い理由となっており、男性に比べて割合が高くなっているのが特徴です。

一方で、「今後の希望する働き方」の調査では、「今後もパートで仕事を続けたい」と回答した人は72.0%にものぼっており、「正社員になりたい」と回答した人の18.9%を大きく上回っています。

この結果からも分かるとおり、多くの人が家庭の事情やプライベートとの両立を理由に、パートタイムという働き方を希望しているのです。家庭と仕事の両立や、自分のやりたいことを実現しながら働く際の選択肢として考えてみてはいかがでしょう。

パートタイムの派遣の仕事内容

パートタイムの派遣の仕事内容

オフィスワークはフルタイム勤務の職種というイメージが強いかもしれませんが、パートタイムの派遣にはオフィスワークも存在します。

例えば営業事務や医療事務、受付などのお仕事。実務経験や資格がなくてもチャレンジできるお仕事も多いですが、キャリアを活かせる職種なら即戦力としてすぐに活躍できるでしょう。コールセンター業務はシフト制が多く、また研修制度が整っていることから未経験者やブランクのある方にも人気です。経理などの繁忙期(決算期や年末調整の時期など)が決まっている職種では、その期間のパートタイム求人が増加する傾向にあります。

その他には福祉業界での介護ヘルパーや看護助手、製造業、IT関係など実にさまざまな業種・職種でパートタイムの派遣の求人があります。これまでのキャリアを活かせるお仕事や、これから資格取得に向けてチャレンジできる分野など、さまざまな選択肢が広がります。

パートタイムの派遣で働くことのメリット

パートタイムと派遣のメリットを集約した働き方ともいえるパートタイムの派遣。人気の理由をご紹介します。

家庭やプライベートと両立できる

パートタイムを選ぶ理由の多くは「都合の良い時間に働きたい」「勉強時間の合間に働きたい」など、個人に合わせた自由度の高い働き方を希望するものです。パートタイムの派遣はその点をクリアできる働き方。また子どもの成長にあわせて勤務時間や条件の変更をしたいタイミングで、その時々の希望に沿ったお仕事を派遣会社に紹介してもらえるのも大きなメリットといえるでしょう。

出勤日数を制限するなど希望の働き方が叶う

パートタイムの派遣は勤務先と雇用契約を結ぶ直接雇用ではないので、勤務時間や休みの融通が利くかどうかを不安に思われるかもしれませんが、あらかじめ派遣契約で勤務時間や日数などが決まっており、その日数内でシフトを調整することが可能なお仕事が多いです。そのため、「扶養範囲内で働きたい」など一般的なパートタイムと同様の働き方を実現できます。

パートよりもパートタイムの派遣の方が時給の良い場合もある

企業にとって、採用コストをかけずに必要なスキルを持つ即戦力となる人を紹介してもらえる派遣は多くのメリットがあります。そのためスタート時点から時給が高めに設定されていることが多く、同じような仕事内容でも、パートやアルバイトなどに比べて派遣のほうが高時給の傾向にあります。またパートタイムの派遣は、条件を満たせば派遣会社の福利厚生も使えるというメリットもあります。

パートタイムの派遣のお仕事に向いているのはこんな人!

パートタイムの派遣のお仕事に向いているのはこんな人!

パートタイムの派遣の良いところは、希望に沿ったお仕事を派遣会社から案内してもらえること。そして子どもの成長に応じて働き方を変えたい場合には、条件にあった新しいお仕事を探すことも可能だということ。つまり、今の自分のライフスタイルに合わせて、柔軟な働き方ができるのです。

このような点からも、パートタイムの派遣は以下のような方に向いた働き方と言えます。

子育てをしながら働くワーキングマザーの方

子どもが小さいうちは、日数や時間帯が選びやすいパートタイムのお仕事からスタートし、子どもの手が離れてきたら、条件の幅を広げていくことが可能です。
また全国に拠点を持つ派遣会社に登録していれば、家庭の都合で引っ越した場合も、最寄りの拠点で再びお仕事を案内してもらえるので安心です。

スキルアップしながらお仕事がしたい方

派遣会社が実施している研修や資格取得サポート制度などを活用して、働きながらスキルを身につけることが可能です。実務経験にプラスして、業務に活かせるスキルを取得すれば、次のお仕事探しのときにも役立ちます。

久しぶりにお仕事復帰をする方

派遣会社のサポートを受けながらお仕事がスタートできるため、ブランクがある方も安心です。パソナでは、就業前に無料のビジネスコミュニケーション研修を実施しており、ビジネスマナーやお仕事に必要な基礎知識を学び直すこともできます。自分の強みを再確認し、自信を持ってお仕事をスタートしましょう。

限られた時間で効率よく働きたい方におすすめ

限られた時間で効率よく働きたい方におすすめ

「今までの社会人経験を活かして働きたいけれど、オフィスワークはフルタイムしかないのでは…」と思っていた方や、「今まで派遣という働き方を考えたことがなかった」という方も、ぜひパートタイムの派遣を選択肢のひとつに加えてください。自分の強みを活かせるお仕事をパートタイムの派遣で見つけましょう。
具体的にどんなお仕事があるか興味のある方は、ぜひ一度パソナにご相談されてはいかがでしょうか。

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