働き方

2018/11/30

派遣のデメリットは何?働きやすい環境で就業するためのデメリット解消術

著者: パソナ キャリアコーチ

派遣のデメリットは何?働きやすい環境で就業するためのデメリット解消術

派遣という働き方には、「ライフスタイルに合った仕事ができる」「自分の得意分野を活かした仕事が選べる」といったメリットがあります。しかし、一方で多少のデメリットがあるのも事実です。今回は、事前に知っておきたい派遣のデメリットについて紹介するとともに、不安を解消するためのポイントをお伝えします。

目次
派遣で働くデメリット
スキルアップでデメリットを解消
パソナならではのサポート
まとめ

派遣で働くデメリット

派遣で働くデメリット

派遣には働き方や希望の職種が選びやすいなどのメリットがある一方、もちろんデメリットもあります。ここでは派遣で働く上で知っておきたいデメリットについてご紹介します。

雇用契約の更新がある

派遣社員の場合、長期が前提の契約であっても、3~6か月ごとに契約更新を行うのが一般的です。契約更新の際は、派遣スタッフ・派遣先企業双方の合意があったうえで、更新が行われます。また、派遣法の雇用安定措置によって、同じ職場(派遣先企業の同一組織)で就業できる条件が最長3年と定められています。

スキルや経験によって給与や仕事の見つけやすさに差が出やすい

同じ事務職であっても、経理事務・貿易事務などの専門知識や必要な職種や、エンジニア・WEBデザイナーなど特殊スキルを要する職種は、比較的時給が高い傾向にあります。また、同じ事務職でも英語のスキルを必要とする業務の場合は、平均より100~200円程度、時給が高くなる場合も。しかし、未経験で新しい職種での仕事を探す場合は、未経験でも応募可能な案件の絶対数が少なかったり、あったとしても通常より時給が下がってしまったりといったことが考えられます。

スキルアップでデメリットを解消

スキルアップでデメリットを解消

派遣として働くにあたり、デメリットを解消するためにはどうすればよいのでしょうか?できるだけブランクを開けずに就業先を決め、安定して働き続けるために、以下の2つのポイントを意識してみましょう。

スキルアップに取り組む

専門的な知識やスキルがあると、選べる仕事の選択肢が増えたり、時給アップにつながったりします。また、経理事務や貿易事務などの専門事務は、企業からの求人に対して、出来る人材が少ない傾向にあるため、次のお仕事を見つけやすいといった特徴もあります。
現在、特別なスキルがないという場合も、今の職場で業務の幅を広げたり、研修受講や資格取得を目指したりすることによって、スキルアップを目指すこともできます。

ビジネスマナーやコンプライアンスの知識をつける

たとえ高いスキルが合っても、基礎的なビジネスマナーが身についていなかったり、コンプライアンスの知識がなかったりすると、コミュニケーションでのトラブルや情報漏洩などにつながってしまうこともあります。
職場ごとにルールが異なるケースもありますが、基礎的な知識や最新情報については、就業前におさらいしておいたほうが良いでしょう。

パソナならではのサポート

パソナならではのサポート

スキルを磨き派遣先から求められる存在となれば、働く本人にとっても大きな自信になります。そんな充実感のある仕事ができるように、パソナではスキルアップを応援する体制を整えています。

PCスキルを高める

どのような職種であれ、PCスキルは必要とされているのが現状です。パソナでは、初心者の方から専門的な知識を学びたい方まで、さまざまな方のニーズに応えた講座を開催しています。
初心者向けの講座では、Wordは基本的なビジネス文書作成ができることを目標としています。Excelでは、初歩的な関数や表作成の方法を学びます。PowerPointでは、プレゼン資料や企画書が作成できることが目標です。さらにPCスキルを習得したい方に向けて、データ分析やVBAなどの上級レベルの講座も開催しています。

専門職種のスキルを身に着ける

経理や貿易事務、秘書などの専門職種を目指す方を対象に、自分のレベルにあった講座が選べるカリキュラムを用意しています。それぞれの職種でSTEP1~3のレベルに分かれており、初心者の方からさらに高いレベルを目指す方までを対象に、実務に役立つ講座を開催しています。例えば経理なら、STEP1では日常経理~月次補助、STEP2では月次決算、STEP3では年次決算に関する一連の業務について学べます。
また、どの職種にも共通して、専門スキルに加えて、英語やパソコンスキルを身に着けることで、さらに仕事の幅が広がります。

ビジネスマナー、コンプライアンスの知識をつける

パソナでは、登録時や就業前に基礎的な研修を無料で受講できる制度があります。
登録者全員を対象として、コンプライアンスに関する研修を実施しています。、SNSの使い方や秘密保持の厳守についてなど、一通りの知識を学ぶことができます。理解到達度のテストも実施しています。また、お仕事が決まってから就業までの期間には、ビジネスの基礎を振り返る、ビジネスコミュニケーション研修を実施しています。どちらも無料で実施していますので、お仕事開始前に基本的な知識について確認することができます。

就業先が変わっても安心!パソナだけの「特別有給休暇」制度

皆さまに安心して仕事を続けていただくために、パソナでは「特別有給休暇」制度を導入しています。有給休暇は勤務開始日から6ヶ月継続して勤務すると、7ヶ月目から勤務日数に応じた所定の日数が付与されますが、次のお仕事が1ヵ月以内に決まらないと、有休の残日数はゼロになります。
パソナの「特別有給休暇」制度は、この有休の持ち越し期間が1年に増える制度です。パソナでのお仕事終了後、他の派遣会社で就業していたとしても、1年以内にパソナでお仕事が決まれば、お仕事の契約開始日に、未使用の有給休暇(上限10日)が「特別有給休暇」として付与されます。

女性の毎日を応援するサポートも充実

毎日をイキイキと過ごすためには、仕事面だけでなく生活面の充実も欠かせません。パソナでは、定期健康診断などの健康サポートをはじめ、ベビーシッターなどの育児サポートや家事代行サービスも提供しています。また皆さまのリフレッシュのために、レジャーやグルメなどの割引や補助も行っています。さらに東京と大阪には、パソナグループにご登録の方・社員、そのご家族やご友人のみが利用できる、福利厚生のリラクゼーションサロンも提供しています。
パソナでは、さまざまな角度からあなたの毎日をサポートしています。

※関連ページ:充実と安心!イチオシのパソナ福利厚生サービスをご紹介

まとめ

まとめ

派遣社員は生活に変化が生じやすいという点はデメリットと言えるかもしれません。仕事が途切れず必要とされ続ける人材になるには、日頃からのスキルを磨く姿勢と周囲への気配りが大切です。求められる人材となるべく、前向きな姿勢で仕事に取り組むとともに、パソナならではのサポート体制を利用して、スキルアップを心がけましょう。

 

参考サイト:

みんなの仕事ラボ(シゴ・ラボ)は、働くすべての方々に向けたキャリアアップ、スキルアップのためのお役立ちサイトです。
「仕事はずっと続けるつもりだけど、このままでいいの…?」「何かスキルを身に着けたいけど自分には何が向いているか分からない」「職場でこんなことがあったけど、これって普通?」など、お仕事をする上でのお悩みや困ったをお助けするヒントやちょっとしたアイデアをお届けします。