【派遣社員のためのお悩み相談室9】ひとりになりたいとき、どうする?
仕事の休憩時間や帰り道で、「ひとりで過ごしたいときや、事情があるときに、誘いを上手く断れない」といった経験はありませんか?職場の人からランチに誘ってもらえたり、一緒に帰ろうと声をかけてもらえたりするのはありがたいことですが、資格の勉強やリフレッシュに時間を使いたいときもありますよね。そのようなとき、相手の気分を悪くさせずに、ひとりになるためのコツを知っておくと役に立ちますよ!
ランチのお誘いを上手に断るコツ
ランチは同僚との交流を深める場でもあるため、角を立てずに断ることが大切。必ず最初に「誘ってくれてありがとう」という感謝の気持ちを述べてから、「(一緒に行きたいのはやまやまだけれど)こういう事情で今日は行けない」という断り方をすれば、相手も「それは仕方がないから、また今度にしますね」と思ってくれるでしょう。
断るときに使えるフレーズ
●オフィスから離れられない事情がある
・「13時までに仕上げないといけない仕事が、なかなか終わらなくて…」
・「お昼休み中にかかってくる予定の電話があるんです」
・「資格試験が近いので、今日は勉強に専念します」
・「午後の会議までに調べておきたいことがあって…」
●休憩中に済ませたい用事がある
・「郵便局(または銀行)に行く用事があって…」
・「今日は朝から忙しかったので、気分転換に外に出てきます」
●個人的な事情がある
・「給料日前で金欠なので…」
・「実は、ダイエット中で…」
帰りが一緒になったときに、上手くひとりになるコツ
帰る方向や電車の路線が同じだと、そのまま一緒に帰ることに…というシチュエーションもよくありますよね。そのようなときの上手な断り方のヒントがこちら。相手の気分を損ねないよう、理由をしっかりと伝えるのがポイントです。
なるべく早めに話を切り出す
タイミングを逃してしまうと、どんどん話を切り出しづらくなるため、なるべく早めに事情を伝えるのがコツ「すみませんが…」とやむを得ない理由があることを初めに詫び、「寄りたいところがある」「急ぎの電話をかけたい」などの事情を具体的に伝え、ここで一旦この場を去る旨を告げましょう。「私も一緒に行きますよ」などの答えが返ってきたら、「時間がかかってしまうので…お先にどうぞ」などと伝え、やんわりと断りましょう。
断るときに使えるフレーズ
・「お腹の調子が良くないので、お手洗いに寄ってから帰りますね」
・「ちょっと寄りたいお店があるので、ここで失礼します」
・「これから習いごとがあるので、お先に失礼します」
・「このあと、友達と会う約束があるので…」
うまく断れなかったときは、どうする!?
うまく断れず一緒に行動することになった場合は、いっそのこと「相手と交流を深める時間が持てた」と思って、状況を楽しんでしまいましょう。職場とは違うリラックスした雰囲気でコミュニケーションを取ることで、相手との親交が深まります。案外、会話が弾んで仲良くなり、仕事でのコミュニケーションも取りやすくなるなど、プラスの効果もあるかもしれませんよ。過去にご紹介した、「職場の人との会話を盛り上げるコツ」についての記事も参考にしてくださいね。
まとめ
職場での人間関係を良好に保つためには、無理をしないことが大切。ひとりの時間も大切にしながら、社会人としてさまざまな相手と程よい距離感で接することができるよう、気配りを心がけてくださいね。