派遣は「3年・3ヶ月」がポイント!キャリアパスを描いて理想の自分に近づこう
今回は、派遣という働き方で、今の時代に必要なキャリアパスを実現するポイントを考えていきましょう。「キャリアパス」という言葉を初めて聞いたという方も、これまで考えたことがなかったという方も、焦らなくて大丈夫。今、気づけたことはラッキーです!これからの働き方に対する意識を変える機会になるかもしれませんよ。
今の時代に不可欠な「キャリアパス」とは
まずは、キャリアパスという言葉の意味を捉えておきましょう。これは、「理想の自分に近づくために、どうやって経験やスキルを積んでいくのか」ということ。
キャリアプランとも混同されがちですが、キャリアパスは「過去から現在、将来へと続く道(=パス)を考えるための一貫性を持った計画」です。実際に一本の道をイメージすると考えやすいかもしれませんね。最短ルートでなくてもかまいません、自分らしく成長できるような今後のキャリアパスを考えてみましょう。
働く女性がキャリアパスを描く重要性について
年齢や景況に左右されずに希望のお仕事に就く。すなわち「企業に必要とされる人材」になるためには、スキル・経験を積んでおくことが理想。特に、結婚・出産などライフステージの変化が働き方に影響を与える女性にとって、長期的なキャリアパスを考えることはとても重要です。
しかし、しっかり目標や計画を立てていても、家族の都合を優先する必要があったり、ましてや働きながら実践し続けるのは難しかったりするもの。そんなときポイントとなるのが、「三日三月三年」という言葉でも表現されるように「3年」「3ヶ月」というキーワードです。なぜ、この節目が大事なのでしょうか。
3年
「石の上にも3年」という言葉があるように、キャリアを築いていく上でも意識しやすいのが3年という期間。だからこそ、これを活かして「3年で一定の業務を経験し、スキルを身につける」サイクルとして位置づけるのがオススメです。
5年後、10年後の自分と言われてピンと来なくても、3年後ならイメージしやすいですよね。3年という期間でマイルストーンを設定することで、定期的に次のキャリアを考える機会もでき、着実にステップアップをすることができるのではないでしょうか。
たとえば一般事務なら、具体的なOAスキルや経理などの実務知識の強化、貿易事務をはじめとした新たな職種にキャリアアップするための資格取得などを目標にすると良いでしょう。
3ヶ月
派遣という働き方では、数日単位の短期から半年、1年単位の長期まで、さまざまな契約期間がありますが、一般的には3ヶ月契約が多い傾向にあります。常に3ヶ月に一度自分を振り返る機会があるのは、女性にとってピッタリなのではないでしょうか。3ヶ月間でしっかり自分の能力を発揮できたか、次のステップはどうするべきか、それらを考えるのにも、ちょうどよい期間と言えるでしょう。
まとめ
3年・3ヶ月というスパンで、自分のワークスタイルを見つめ直せる派遣という働き方は、キャリア形成の面でも大いに役立ちます。キャリアパスの描き方は人それぞれですが、「どんな状況に置かれても、自分らしく活躍できるように」というポイントを押さえておくと、方向性を見失わずにいられますよ。
「結婚・出産後も長く働きたい」「今の職種を極めたい」など理想の自分の姿をイメージし、それを実現するための具体的なプランを考えてみてくださいね。