キャリアアップ

2023/12/12

英文事務・外国語事務は将来性がある？語学力を活かせるお仕事や向いている人を解説

英語・中国語などに興味がある方や得意な方の中には、「語学力を活かせる職場で働きたい！」とお仕事探しをしている方も多いのではないでしょうか。

現在さまざまな企業で「語学力」が必要とされ、語学力を活かしたお仕事の需要は高まっています。

英語を使用するお仕事がはじめての方には、英文事務・外国語事務がおススメです。
グローバル化によって英文事務・外国語事務の需要は拡大しており、働きながらさらに語学力を磨くこともできます。

今回は、英文事務・外国語事務のお仕事内容や向いている人、未経験からチャレンジする際に役立つスキルを紹介します。英文事務・外国語事務以外の語学力を活かせるお仕事も紹介しますので、
「英語を活かして働きたい」と考えている方はぜひ参考にしてみてください。

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目次: 「英文事務」「外国語事務」と一般事務の違い; どんな人が英文事務・外国語事務に向いている？; 英文事務・外国語事務に就くために役立つスキル・資格; 語学力を活かせる職種には、他にどんなものがある？; 英文事務・外国語事務は未経験からの挑戦も可能！

「英文事務」「外国語事務」と一般事務の違い

語学スキルを活かせる事務職として人気が高い、「英文事務」「外国語事務」のお仕事。
一般事務との違いは、文字通り業務のなかで「英語」をはじめとした外国語を使うことにあります。

具体的な業務内容は企業によってさまざまですが、一般的にはPCを使った事務作業が多く、
そこで取り扱う“書類やメールが外国語であること”が英文事務・外国語事務の特徴です。

英文事務・外国語事務の仕事内容

海外の会社に送るビジネスレターや資料の作成
見積書や納品書の発行
簡単な翻訳、内容のチェック
ビザ申請
海外からの電話取り次ぎ
外国語での来客対応　など

将来性のある英文事務・外国語事務の需要

昨今のグローバル化に伴い、日本支社を設ける外資系企業だけでなく、海外進出する日系企業も増えてきています。海外との取引増加に伴って、英文事務・外国語事務のニーズは年々高まっており、常に一定の求人数があります。

また、英文事務・外国語事務は未経験からでもチャレンジしやすいのが特徴です。
働きながら英語をはじめとする外国語スキルを磨けるため、一般事務からのキャリアチェンジ・キャリアアップにも適しています。

パソナでも、全国の英文事務・外国語事務のお仕事を紹介しています。
どんなお仕事があるか、ぜひチェックしてみてください。

※関連ページ：外国語事務の派遣求人・人材派遣の仕事情報 | パソナJOBサーチ

どんな人が英文事務・外国語事務に向いている？

英文事務や外国語事務に求められる語学力や業務内容は、企業や部署によってもさまざまですが、
以下に当てはまるという方は、英文事務・外国語事務のお仕事に向いていると言えるでしょう。

働きながら語学力をアップさせる意欲がある
憧れの外資系企業で働きたい
残業は比較的少なめ希望！ワークライフバランスを重視したい
英語をはじめとする外国語スキルを活かしたい、もっと磨きをかけたい
資格はなくても海外留学の経験がある

英文事務・外国語事務へ転職した方の体験談

＜プロフィール：先輩Mさん＞
経歴：前職はサービス業・秘書など（英語を活かしたお仕事の経験なし）
　　　派遣社員として外資系企業の英文事務（オフィスクラーク）に就業

私は4年間のブランクを経て、未経験から英文事務（オフィスクラーク）へ転職しました。

もともと英語が好きで、英会話教室に通っていたこともありましたが、これまでお仕事で英語を使った経験はありませんでした。そこで、英語を活かせるお仕事に就けるよう、派遣会社にお仕事探しをサポートしてもらいました。

「ブランクや、ビジネス英語が未経験であっても受け入れてもらえるお仕事」を希望条件としてお願いしました。それほど好条件のお仕事が見つかるのか心配でしたが、無事に外資系企業の英文事務（オフィスクラーク）としての就業が決まりました。

英文事務のお仕事内容は、秘書やデータ入力、雑務など業務の幅が広いのが特徴です。
英語力だけでなく、意欲やコミュニケーション力などのヒューマンスキルが活かせるので、日々やりがいをもって働いています。

※関連ページ：英文事務 (オフィスクラーク)のお仕事インタビュー | パソナ

英文事務・外国語事務に就くために役立つスキル・資格

英文事務・外国語事務のお仕事では、どんなスキルが求められるのでしょうか。
転職で有利にはたらくスキルや資格の目安を紹介します。

TOEIC®

ビジネス英語力を測る試験として代表的なのがTOEICです。TOEICには科目ごとに
「TOEIC®Listening＆Reading」と「TOEIC® Speaking & Writing」という2種類の試験があります。

一般的に、お仕事の募集要項で必要資格として明記されるのは「TOEIC®Listening＆Reading」です。取引先や海外支店とのメールのやり取りや簡単な業務連絡を行うお仕事では、スコアの目安が600点以上とされることが多くなっています。

PCスキル

言語を問わず、事務のお仕事には基本的にタッチタイピングやOfficeソフトの操作スキルが必要です。
WordやExcel、PowerPointなどの基本ソフトをはじめ、Accessの操作も身についていると、エントリー（応募)できるお仕事も増えるでしょう。

PCスキルは、MOS、日商PC検定などの資格を取得することでアピールできます。

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語学力を活かせる職種には、他にどんなものがある？

最近は英文事務以外にも、「職種の専門スキル」＋「英語力」の求められるお仕事のニーズが高まっています。「職種の専門スキル」に「英語力」を掛け合わせることで、キャリアの幅が広がり、より市場価値の高い人材になることができるでしょう。

例えば、秘書（バイリンガルセクレタリー）、貿易事務、英文経理、通訳・翻訳は、代表的なお仕事です。簡単にそれぞれのお仕事内容を紹介します。

＊職種ごとのTOEIC（R）Listening & Reading Testのスコアは、あくまで目安となります。
　企業や業務内容によっても異なりますので、あくまで参考としてご参照ください。

秘書（バイリンガルセクレタリー）

バイリンガルセクレタリーとは、英語をメインに使用して業務を行う秘書のこと。
海外との取引が多い企業や、外資系企業で活躍の場があります。英語スキルを磨き、インターナショナルに活躍していきたいという方におススメの職種です。（TOEICスコアの目安：800点以上）

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貿易事務

商社やメーカーなどで貿易書類の作成・確認業務や、海外企業とのやりとりを行うお仕事です。

英文事務と業務内容は似ていますが、貿易取引に関する専門知識が必要とされます。
ただ、輸出入取引が多い大規模企業では、「書類作成を専門に行う部署」、「国内企業とのやりとりを中心に行う部署」など、担当する貿易実務を細分化しているケースがあります。そのような企業では、はじめから高度な英語力は求められない場合もあります。（TOEICスコアの目安：600点以上）

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英文経理・国際税務

外資系企業の日本進出の増加に伴って、求人ニーズが増えている職種です。
英文経理には2種類あり、米国会計基準や国際会計基準にしたがって処理するもの、勘定科目が英語だが日本の会計基準にしたがって処理するものです。日系企業で経理経験のある方が、次のステップとして目指すことの多い職種です。（TOEICスコアの目安：730点以上）