【Excel】グラフの作り方・追加・削除方法をおさらい
Excelは集計や資料作成で欠かせない経理の基本スキル。わかりやすいグラフを作り、そこから会社の状況を分析できるようになれば、経理・会計・財務としてワンランクアップできるでしょう。
今回は基本的な内容として「グラフの作り方」そして「グラフの追加・削除方法」を解説します。
*サンプルで使用しているのはExcel 2007ですが、他バージョンでも対応可能です。
単純なグラフは10秒で作れる!
Excel初心者は「グラフってなんだか難しそう……」と思いがちですが、単純なものであれば10秒で作成できるほどカンタン! さっそく基礎的な作り方をご紹介します。
折れ線グラフの作成方法
今回はサンプルデータとして、下記を1日ごとに1ヶ月分まとめたものを用意しました。この3種類の数値の推移を、折れ線グラフで表現します。
- 現金と預金の合計
- 入金
- 支出
1.グラフにしたい表を範囲選択する
数字だけでなく、項目も含んで選択します。
2.上部メニューの「挿入」からグラフのタイプを選択する
今回は「折れ線」にします。折れ線にもいろいろな種類がありますが、ごく一般的な折れ線グラフは一番左上のタイプです。
3.グラフ完成
あっという間にグラフが完成しました!
グラフを追加・削除する
グラフを作ったあと、「この項目のグラフを付け足したいな」「このグラフはいらないな」と感じたら、グラフを追加・削除することもカンタンにできます。
不要なグラフを削除する方法
削除したいグラフを右クリックして「削除」を選択。
これだけで削除完了です。
新しいグラフを追加する方法
新しいグラフを追加することも、右クリックの「データの選択」から行うことができます。では、さきほど削除した「支出」を、再び追加してみましょう。
まず追加したい項目のセルを、項目名から数値まですべて選択してコピーします。
グラフの空白部分で右クリックして、「貼り付け」を選択。右クリックする位置によっては、グラフの一部が選択されて「貼り付け」を選べません。項目や目盛り線のない、空白箇所を右クリックするのがポイント。
「貼り付け」を押したら、追加完了。いかがでしたか?
以上、Excelでのグラフの作り方、追加・削除の方法について解説しました。グラフ軸の数字の向き・単位を変えるなど、もう少々ブラッシュアップすることで、さらにレベルアップしたグラフ作りも可能になります。
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