キャリアアップ

2018/01/11

目標達成のために!長期的な視点で行動計画を立てよう

著者: シゴ・ラボ編集部

目標達成のために!長期的な視点で行動計画を立てよう

みなさんは、自らの成長のためにどのような目標を立てていますか? 立てたものの、どうやって達成したらいいかわからない…という方もいるでしょう。

確かに、目標は「立てて終わり」というものではありません。それを達成するためにどのように取り組むべきかという行動計画を立てて、初めて意味があるものに。そこで今回は、目標達成のための行動計画の立て方について解説します。

目標達成のための「行動計画の立て方」とは?

目標を達成するためには、

1.おおまかな目標を掲げる→2.具体化する→3.行動計画を立てる

という3つのステップを踏む必要があります。仕事においては、大枠が定まってから詳細を決定していくのが一般的ですが、それは目標においても同じです。

例えば、1年の目標を立てるとしたら、まずは大きな目標から順に設定していくことで、細かい行動計画に落とし込むことができるのです。それでは、順に詳しく見ていきましょう。

STEP1:今年やりたいことを書き出して目標を掲げる

まずは「今年やりたいこと、できるようになりたいこと」を紙に書き出してみましょう。

一見面倒に感じられますが、やり始めると「ああしたい」「こうなりたい」という気持ちがどんどん湧いてきて、モチベーションが高まります。ただ頭で思い浮かべるよりも、自分の気持ちがきっと整理しやすくなりますよ。

どうしても思い浮かばない!という方は、夢や理想といった類のレベルでも構いません。そうした想いの部分からヒントが生まれて、自分の考えがまとまりやすくなるのです。

STEP2:目標を5W2Hで具体化する

やりたいこと、できるようになりたいことなどが決まったら、次はそれらをより具体的にしていきましょう。できれば達成するまでの期限や、数字(数量)までしっかり固めてください。その際に役立つ考えが5W2Hです。

・When(いつ)
・Where(どこで)
・Who(誰が)
・What(何を)
・Why(なぜ)
・How(どのように)
・How much(いくらで)

これらを明確にすることで、目標を具体化できます。

例えば「資格を取る」を目標として掲げるなら、「〇月の試験で簿記〇級を取る」という具体性を持った内容まで落とし込みます。5W2Hによって数値での目安がつくので、その後の行動計画が非常に立てやすくなります。

STEP3:目標から逆算して行動計画を立てる

目標の具体化ができたら、あとはどう達成するかを考えるだけです。

ポイントは、最終目標から逆算して「この時期までに○○をできるようになる」というマイルストーン(中間目標)を設定すること。そして、それを達成するためには何をすればいいのかを、月ごと・週ごと・日ごとと、細分化して行動に落とし込むことです。

そうすることで「今日(今週)何をすればいいのか」がはっきりし、迷うことなく行動に移せるでしょう。

日々の行動が明確であれば、自分の現在地を見失ってあたふたすることもなく視界良好となり、おのずと目標達成へのモチベーションを高く保つことができるはずです。

行動計画を立てて日々着実なステップを!

今回ご紹介した3ステップを意識して行動すれば、ただ何となく「こうなりたい」と思っているケースに比べて、目標を達成できる可能性がアップします。この機会に、ぜひ具体的な行動計画まで立ててみてくださいね。

 

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