英語力を高めることが経理のキャリアアップのカギ
著者：パソナキャリアコーチ（経理担当）

グローバル化がますます進む現代社会では、ビジネスで通用する英語力があることでキャリアの選択肢が広がり、給与水準の高い職に就ける可能性が高まります。もし、普段の業務が英語とは無縁だとしても、今後のキャリアプランを見据えて語学力を磨いておくことが、ひとつの武器になります。

そこで、グローバルに活躍できる経理パーソンとなるための、英語の重要性と英語力アップの方法について解説します。

経理スキルと英語力を武器にグローバル社会で通用する経理に

経理パーソンにとって、英語力はキャリアアップを目指すうえで強力な武器になり得ます。その理由を見ていきましょう。

「英語ができる方が高待遇」という話はよく聞かれますが、経理においても語学力と年収には相関関係が見られるという調査もあるそうです。

外資系企業をはじめ、グローバル志向の企業も増加傾向にあり、経理のスキル＋αで、英語スキルを持つ人材は引く手あまたの状況にあると言えるでしょう。

英語力は、会社によっては、社内での昇進・昇給や、中途採用の際に重視される要素のひとつ。たとえ今の業務で英語を使う機会がなくとも、ビジネスで使える英語力があれば、今後キャリアの選択の幅はグッと広がるでしょう。今後のキャリアパスを考えたうえで、英語力をブラッシュアップすることをオススメします。

とはいえ、働きながら英語の勉強に取り組むのはなかなか大変ですよね。「英語を勉強する＝多くの時間を費やし、毎日全力で取り組まなければならない」とハードルの高さを感じて気が引けてしまい、二の足を踏んでいる方もいらっしゃることでしょう。

そのような方は、まず英語学習への抵抗をなくすために、普段の生活の中に無理なく英語を取り入れてみてはいかがでしょうか。たとえば、以下のような方法がオススメです。

・出勤時にPodcastで英語の番組を聞く
・昼休みに英字新聞を読む
・帰宅前の10分、15分を英語学習の時間に充てる
・英語で書いた文章をブログやSNSなどで発信する
・海外の友人を作り、英語でやり取りする機会をつくる　など

このように、ちょっとした習慣を日常に取り入れてみてください。英語に触れる習慣を身につけることで、おのずと英語学習への抵抗が薄れていきますよ。

英語に対する抵抗がなくなり、本格的に学習したいと感じたら、ぜひ英会話スクールなどに通うことをオススメします。自主学習でも力をつけることはできますが、やはりその道のプロの手を借りることが、語学力を伸ばす近道。

また、お金をかけることでやる気を持続させることができるという効果もあります。「お金を払っているんだからちゃんと頑張ろう！」と、自身を奮い立たせるモチベーションにも繋がるでしょう。

英語力が求められていると誰しもが分かっていても、実際に行動できる方はそう多くはありません。だからこそ、経理のスキルに加えて英語力を身につけることができれば、周囲に差をつけて、自身の市場価値を高めることができるでしょう。

また、パソナに登録されている方は、「ベネ・ステフリーeラーニング」を利用して、語学や経理に関するスキルアップを目指すことも可能です。興味のある方は、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。

「シゴ・ラボ」では、他にも経理用語や経理スキル向上に役立つ記事を多数ご紹介しています。その他の記事はこちらからチェックしてみてください。

「実務で役立つ！頻出・経理用語100」は、経理初心者の方や経理としてステップアップしたい方のための経理用語集です。
日々の業務、そして毎月の経理イベントで使われる基本用語を100個ピックアップし、分かりやすく解説しています。こちらからダウンロードできますので、ご活用くださいね。

参考サイト

一覧へ戻る