悩み・質問

2014/03/14

財務諸表を社員に公開しないのはなぜ?

今週の相談
私の会社では、B/SやP/Lなどの財務諸表(決算書)の内容は社員に見せてはいけないらしいのですが、なぜなのでしょうか?

企業会計には「明瞭性の原則」があるはずです。この原則によれば「企業会計は、財務諸表によって、利害関係者に対し必要な会計事実を明瞭に表示し、企業の状況に関する判断を誤らせないようにしなければならない」とのことですが、ではなぜ社員には「明瞭に表示」しないのでしょうか?どうにも腑に落ちません。

北海道 文香(27歳)

そこは経営者判断なんだよな~!

結論から先に言おう!財務諸表(決算書)を社員に公開する決まりはない!経営者の判断に任されている!君は「明瞭に表示」という言葉を勘違いしてる可能性があるぞ!スマーッシュ!

「明瞭に表示」は分かりやすくハッキリ書くってことだ!

「明瞭性の原則」は確かに君が言った通り!「利害関係者に対し必要な会計事実を明瞭に表示」するってことだ!でも、「すべての利害関係者に公平に見せなさい!」ってことじゃない!明瞭は「はっきり」「分かりやすく」という意味だ!

君は「明瞭」を「公明正大」というニュアンスで汲み取ってしまったんじゃないか?「関係者なら誰しも平等に見られるはずだ!」と!残念だけど、そうじゃないんだな~!

見せてもいいし、見せなくてもいい

「明瞭性の原則」で言う「利害関係者」は、一般的に出資者とか債権者とかのことを指す!「投資判断を誤らせないために、財務諸表(決算書)は分かりやすく書こうね~!」ということだな!「社内の関係者にもつまびらかに見せようね~!」とは言ってないんだ!

もちろん、見せちゃいけないわけじゃない!見せてもいい!たとえば、「オープンブック経営」って知ってるかい?「経営の見える化」なんて言い方もするけど、財務諸表や経営数値を社員に開示することで社員の経営参加意識を高める経営手法があるんだ!

でもこれはあくまで経営者判断で開示しているだけで、「明瞭性の原則」に従ってるわけじゃないってことなんだな!分かってくれたか?

情報を見せないからと言って一概に「悪い」とも言えない!

「情報はすべて包み隠さず公開すべき!」という考え方も確かにある!ただ、「必要な人が必要な情報だけ知っていた方が効率がいい」という考え方だってあるんだ!たとえば営業なら、「収支と利益率、他部署の成績あたりがスグ分かる資料が欲しい!」と思っていても不思議じゃない!

大事なのは、その人に必要な情報が適切に開示されていることじゃないか?何でもかんでも全部見せて「ここから必要な情報を見極めろ!」と言われても、逆に困ってしまう人間は意外と多い気がするな!

それでも納得いかなければ声をあげていけ!

財務諸表(決算書)を公開しないことが、社員にとってどれだけデメリットなのか!そして公開することで会社にどんなメリットがあるのか!それをしっかりプレゼンできれば、経営陣の考えを改めさせることができるかもな!燃える気持ちがあるなら、ぜひチャレンジしてくれ!

それじゃ今回の相談はここまで!君の悩みに……スマーッシュ!

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