南米の国々をすべて挙げられますか?
南米といえば、日本から飛行機でも10数時間はかかるほど遠く離れた場所ですが、上の写真のマチュピチュ(ペルー)や、ウユニ塩湖(ボリビア)など、人気の世界遺産も多い国々。今回は地球の裏側にある南米の国々について、一覧を交えながら少し別の切り口でお話しましょう。
南米の地図をあらためて見てみましょう
どの国から南米というか、いろいろな意見もあると思いますが、今回は外務省が南米として取り上げているベネズエラ、コロンビア以南の12カ国を取り上げてみましょう。
ではさっそく、南米の国々の地図・国名・首都・国旗などを以下にまとめましたのでご覧ください。※2017年4月現在
国旗 | 国名 | 首都 | 人口 |
---|---|---|---|
アルゼンチン Argentine |
ブエノスアイレス Buenos Aires |
4449万人 | |
ウルグアイ Uruguay |
モンテビデオ Montevideo |
345万人 | |
エクアドル Ecuador |
キト Quito |
1708万人 | |
ガイアナ Guyana |
ジョージタウン Georgetown |
77.9万人 | |
コロンビア Colombia |
ボゴタ Bogota |
4965万人 | |
スリナム Suriname |
パラマリボ Paramaribo |
57.6万人 | |
チリ Chile |
サンティアゴ Santiago |
1873万人 | |
パラグアイ Paraguay |
アスンシオン Asuncion |
約696万人 | |
ブラジル Brazil |
ブラジリア Brasilia |
約2億947万人 | |
ベネズエラ Venezuela |
カラカス Caracas |
2753万人 | |
ペルー Peru |
リマ Lima |
約3199万人 | |
ボリビア Bolivia |
スクレ Sucre |
1135万人 |
みなさんはこれらの12カ国の国名、すべてご存知でしたか? 南米の中では、小国であるガイアナやスリナムという国については、初めて聞いたという方もいらっしゃるでしょう。
ちなみに、ガイアナはかつてイギリス領だったこともあり、南米では唯一公用語が英語の国、スリナムはオランダ領だったことから公用語がオランダ語です。
ブラジルはポルトガル語、その他の9カ国はスペイン語が公用語*ですから、この2国は南米の中では少々異色の風情を醸す国なのです。
*その他、先住民の言語も公用語となっている国もあります
南米の国々と日本との貿易関係
南米の国々は、各国で貿易の主要相手国は少しずつ異なってはいますが、大方、アメリカや中国、南米国内の国々との交易が盛んで、対日貿易額の割合はさほど多くはありません。
ですがここ数年、スーパーなどでも見かける、アサイーやキヌア、チアシードをはじめとするスーパーフードの原産地の多くは南米ですし、コロンビアやブラジルのコーヒー豆、チリのワインなど、日本人にも馴染みのある食べものや飲みものが南米から輸入されています。
他にも、国によっては主要な輸出品である鉄鉱石や銅、亜鉛といった鉱物・金属類、木材なども輸入しています。
そして、日本からの輸出で目立つのは、自動車や自動車部品。これはアメリカやヨーロッパをはじめ世界共通ですが、南米でも日本の車が少しずつ増えているようです。
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