キャリアアップ

2017/12/14

秘書は3年後・5年後のキャリアパスをどう描いていけば良い?

著者: パソナ キャリアコーチ(秘書担当)

秘書は3年後・5年後のキャリアパスをどう描いていけば良い?

「いつまで秘書として働けるのかな?」「秘書としてもっと活躍の幅を広げるためには、どうすればいいんだろう?」これからの働き方を考えている方に向けて、秘書として長く活躍し続けるためのヒントをご紹介します。あなたのキャリアパス構築に役立ててくださいね。

※関連記事:『秘書の強み・将来性って?人気の理由とその後のキャリアパスをご紹介

目指せプロフェッショナル!優秀な秘書の特徴とは

はじめに、秘書として活躍中の先輩方が日々の業務で培ってきた「優秀な秘書の特徴」をいくつかご紹介します。

上司の健康管理を怠らない

常に上司が最高のパフォーマンスができるようにサポートするのが秘書の務め。上司の健康管理に気を配るのも、重要な仕事です。体力面で無理のないスケジュールを組んだり、些細な体調の変化に気を配ったり、健康診断の予約を取ったりと、普段からあらゆる配慮を欠かしません。

どんな状況も冷静に対処する

さまざまなリスクと向き合うのも秘書の仕事。急なスケジュール変更など、不測の事態が生じようとも、優れた秘書は動じません。あらかじめいくつかの代替案を準備しておき、どんな状況になってもいいように手配をし、最適な判断を下します。

多忙な業務を乗り越えるタフさを持っている

たくさんの秘書業務をこなし、プレッシャーに打ち勝つためにはタフでなければいけません。休日は身体を動かすなど、ストレスをこまめに発散し、自らの健康管理にも気を配る秘書は多いようです。

マルチタスクの達人である

すべての仕事に優先順位をつけ、効率よくスピーディに業務をこなす一方で、急な割り込み仕事にも柔軟に対応できるゆとり(バッファ)を持つこと。それを当たり前のようにこなすことができるのが優秀な秘書です。

※関連記事:『秘書の仕事は大変!?基本業務と1日のスケジュール・やりがいをご紹介

派遣なら、短期間で経験値がアップ!

また、「秘書としてさらに成長したいから」という理由で、派遣という働き方を選択する方が多いことをご存知でしょうか。

さまざまな職場で働くことで豊かな経験を得られることや、憧れの大企業でお仕事をするチャンスに恵まれているなど、派遣ならではの特徴にメリットを感じる方が多いようです。

さらにパソナへ登録している方は、秘書検定対策や秘書のための教養講座、英語関連の講座などをお得な価格で受講することもできます。実務に役立つ実践的な講座から資格対策まで、充実した秘書関連の講座をチェックしてみてくださいね。

目指すはトップ秘書。企業秘書としてのキャリアアップについて

これからも企業秘書としてキャリアを積む場合、最終目標として掲げるのは社長付のトップ秘書という方もいるでしょう。そこに至るまでには様々な経験を積み、幅広いスキルを身につけなければいけません。企業秘書としてステップアップしていく過程でのレベル感をつかめるよう、それぞれの業務内容を具体的にご紹介します。

【レベル1】秘書アシスタント

予算管理や社外向け資料作成などができ、資料の和訳、英訳やメール・電話対応ができるレベルの英語力を持っていると望ましいでしょう。

【レベル2】役員秘書

経営会議資料の作成やとりまとめ、広報、メディア対応などさらにレベルの高い業務を担当します。また、資料の翻訳や海外ゲストの来訪時のアテンドなどをすることもあり、ビジネス英語中級レベルの語学力が必要になります。

【レベル3】社長秘書

外部折衝やVIP対応などの代行、出張やパーティーなど社外行事のアテンド、主催イベントの運営など、外で活躍する機会が増えます。会社によっては高い英語力を求められる場合もあり、グローバル会議の運営や、海外出張のアレンジなども担当します。

まとめ

キャリアパスを考える第一歩は、「自分はどんな秘書になりたいのか」「秘書として培ったスキルを活かして、どんな活躍をしていきたいか」を具体的にイメージすることです。パソナの研修で足りない知識を学び、プロのキャリアカウンセラーが担当するパソナの「キャリアコンサルティング」を利用すれば、さらに新たな方向性が見つかるかもしれませんよ。

みんなの仕事ラボ(シゴ・ラボ)は、働くすべての方々に向けたキャリアアップ、スキルアップのためのお役立ちサイトです。
「仕事はずっと続けるつもりだけど、このままでいいの…?」「何かスキルを身に着けたいけど自分には何が向いているか分からない」「職場でこんなことがあったけど、これって普通?」など、お仕事をする上でのお悩みや困ったをお助けするヒントやちょっとしたアイデアをお届けします。