中学生の子供を持つ、働くママの本音にクローズアップ！
子どもが中学生になると、ワーキングマザーにとってどんな生活が待っているのでしょうか。お仕事をする上では楽になる？でも新たな問題も浮上…!?先輩ママのエピソードを参考に、中学生ママの本音に迫ってみましょう。まだ子どもが小さいママも、予習の為にチェックしておくことをオススメします！輩ママのエピソードを参考に、中学生ママの本音に迫ってみましょう。まだ子どもが小さいママも、予習の為にチェックしておくことをオススメします！
教育費UP！でも、ママは働きやすくなる
まず、中学生ママが口を揃えるのは「教育費がアップした」ということ。平成26年度の文部科学省のデータによると、中学校の学習費総額は公立が約48万円、私立は約134万円だそうです。また、中学生3年生の塾や習い事にかかる費用は30～40万円程度となっています。これは、ある程度の覚悟が必要かもしれませんね。一方で、ママが仕事に割ける時間は増える可能性が高くなります。小さな子どものように、発熱や休校などの理由で欠勤することは少なくなり、塾や部活などで子どもの帰宅時間が遅くなるため、フルタイム勤務も無理なくできるようになるでしょう。このタイミングでお仕事復帰する方も多く、在職中のママも働き方を見直すのによい機会ですね。
参考：文部科学省「平成26年度子供の学習費調査」
中学生ママは、こんなことで悩んでいます
■楽になるかと思いきや…
子どもが大きくなった分、お世話も楽になるかと思いきや、必ずしもそうではないようです。毎日のお弁当作りだけでなく、塾の時間にあわせた食事の準備や、塾に持っていくお弁当作りも必要になるかもしれません。せっかくの土日も、部活の試合の応援に行ったり、練習の当番になったりと、ママの負担が増えることも。でも、そんなときこそ「子どもが○○を頑張っているんだから、私も○○を頑張ってみよう！」と、気持ちを切り替えて、子どもと一緒に成長する余裕を持てるとよいですね。
■子どもとの関わり方がむずかしい
誰しもが通る大人への階段、反抗期の登場です。突然口を利いてくれなくなったり、「うるさい！」と怒鳴られてしまったり、子どもとのコミュニケーションの変化に戸惑うママも多いようです。でも、この年頃の子どもは、それで当然。なんでも親に答えを求めていた幼児期と違い、子ども自身で考えて行動しようとする成長の表れなんです。だからこそ、子どもの感情や言動に振り回されず、ある程度の距離感を持ってあたたかく見守ってあげてください。また、「忙しい、時間がない」と口にしてしまうなど、親の都合で物事を考えないように心がけましょう。
■スマホトラブル が心配
中学生になると、先輩後輩の上下関係も登場し、子どもを取り巻く人間関係は複雑化します。さらに、スマホを持たせることで、親が子どもの交友関係を把握するのがいっそう難しい状況に…。ママにとっては心配の種ですよね。子どもがトラブルに巻き込まれないよう、家族でルールを話し合い、親がスマホ利用を管理してやることが必要です。子どもが自分や学校のことをあまり話さなくなる分、学校内の情報交換ができるママ友とのお付き合いも忘れずに！
仕事と子育てを両立させるヒント
「～ねばならない」「～べき」といった思い込みに捉われたり、他の家庭と比べたりしてしまう。頑張っているママによくあるお悩みです。でも、仕事も子育ても相手あってのこと、自分の思い通りにならないことだってあります。そんなときには、ぜひ職場の人間関係に置き換えて考えてみてください。「どんな上司なら信頼でき、仕事を頑張ろうと思えるか」「どんな相手なら、悩みを相談しようと思うか」など、相手の立場に立って考えてみると、子どもとの関わり方に活かせるかもしれません。同時に、子どもの成長による親子関係の変化は、仕事に活かせるマインドを育むチャンスとも言えます。「あなたはどう思うの？」と相手の意見をいったん受け止め、理解し尊重するという姿勢は、仕事にも子育てにも大切ですよね。
まとめ
あれだけ大変だった幼児期も、小学生になってみると懐かしく思ったり、中学生になると、学童のある小学生のときのほうがよかったなと思ったり…。大なり小なり、子育てと仕事の両立に関するワーキングマザーのお悩みは尽きませんね。でも、これから子どもはどんどん親の手を離れていきます。年齢に合わせたサポートを心掛けながら、これまで以上にママ自身の人生を大切に考えてみてもよいかもしれませんね。
また仕事復帰や子育てとの両立などに関するお悩みなら、プロに相談するのも一つの手です。経験豊富なキャリアカウンセラーのアドバイスや、働くママのサポート体制を上手に利用することで、理想のバランスを実現できるかもしれません。詳しい内容を知りたい方は、ぜひこちらもチェックしてみてくださいね。
