働き方

2016/10/31

採用担当が見るのはココ!紹介予定派遣の「面接」対策って?

著者: パソナ キャリアコーチ

採用担当が見るのはココ!紹介予定派遣の「面接」対策って?

紹介予定派遣の選考の特徴は「履歴書・職務経歴書の提出」と「面接」があるということ。「企業の面接なんて久しぶりで緊張する」「きちんとした面接は初めて」という方も、しっかりコツを押さえて準備すれば恐れることはありません。そこで、面接の前に準備しておきたいポイントをまとめました。

面接では何を見られているの?

面接と聞くと、企業が応募者を一方的に評価するというイメージを持つ方もいるかもしれません。でも実は、応募者が会社を見極める場でもあるんです。面接官と自分は対等な関係 、自分も企業をジャッジするという気持ちを持って、積極的に質問をするなどのコミュニケーションを取っていきましょう。

【企業が見るポイント】応募書類だけではわからない部分

1. 経験・能力「今までの経験をどう活かし、弊社に貢献してくれるのだろうか?」
2. 意欲「本当にこの人は、弊社でこの仕事をやりたいのだろうか?」
3. 人間性・社会性「人柄や考え方はどうだろう?この人は弊社で既存の社員とうまくやっていけるだろうか?」

【応募者が見るポイント】求人票だけではわからない部分

1. 会社(仕事)のニーズに自分のアピールはマッチするか
2. 社風や働いている人の雰囲気は自分に合っているか

面接準備のポイント は?

面接成功のカギを握るのは、事前準備に他なりません。まずは応募する企業や仕事内容をしっかり理解したうえで、応募企業と自身の接点を見つけることが大切。自分の経験をどう活かして活躍できるのかイメージしましょう。また、相手の質問には簡潔に回答することが大切ですが、必ず「具体性」「根拠」を交えること。そうすることで、話に信ぴょう性が生まれ、相手にも納得してもらえますよ。以下、押さえておきたいポイントをご紹介します。

自分の経験・志向性を仕事にどう活かすか(自己理解)

  • 自己紹介は職歴を中心に簡潔にまとめる
  • 提出した履歴書や職務経歴書の内容を確認する
  • 転職理由は「○○したい」というポジティブな目的にする
  • 業務で活かせる長所と、短所をどう改善しているかを回答する
  • 志望動機は目的意識や具体的な理由、背景を用いる

応募企業で働く姿を具体的にイメージする(企業理解)

  • 会社概要やサービス内容、業務内容、福利厚生などの情報を把握する
  • 業務や企業に対する質問を準備する

「質問はありますか?」と聞かれて「特にありません。」と答えてしまうのは、もったいないですよね。どんなことでもいいので、必ず質問しましょう。そのためには、しっかりと企業研究を行うこと。実際に働く自分の姿を具体的に描けていると、業務や企業に対する興味や関心も深まります。

まとめ

面接は、書類だけではわからないあなたの魅力をプレゼンテーションする場。ただ応募書類の内容をそのまま棒読みするのではなく、伝える内容や伝え方に工夫することが必要です。パソナが実施しているキャリアコンサルティングでは、「面接の原稿づくりのアドバイスがほしい」「模擬面接をしてほしい」などというリクエストにもお応えします。ぜひ、気軽に担当者へご連絡くださいね 。

みんなの仕事ラボ(シゴ・ラボ)は、働くすべての方々に向けたキャリアアップ、スキルアップのためのお役立ちサイトです。
「仕事はずっと続けるつもりだけど、このままでいいの…?」「何かスキルを身に着けたいけど自分には何が向いているか分からない」「職場でこんなことがあったけど、これって普通?」など、お仕事をする上でのお悩みや困ったをお助けするヒントやちょっとしたアイデアをお届けします。